雑記 with α-Digital

メインは超望遠での動体撮影という
αデジタル使いの雑記帳です。

※写真はクリックで大きくなります。

~紅葉 北海道出張1~

2007-10-31 01:13:39 | Weblog
金曜の朝、8;00の便で千歳へ。
チケットの手配が遅かったのですが、なんとか窓際をおさえることができました。
しかし、家から羽田まではずっと雨だったのと、東北も曇りの予報が出ていたので、眺望は期待できそうにありません。
案の定、関東平野を北上する機の下には雲海が…。
しばらくは新聞に集中です。

奥羽山脈にさしかかると、雲の切れ目が出てきました。
どうやら、山形より北は晴れているようです。
冠雪した鳥海山、紅葉真っ盛りの八幡平を鑑賞しつつ、機内サービスのコーヒーをすすります。

青森からしばらくは雲の上。
そこから高度を落とし、苫小牧の海岸線から北海道上空へ進入すると、平地まで赤や黄に染まった美しい光景が広がっていました。

そこでまずは、真っ盛りの紅葉写真シリーズです。

札幌郊外、藻岩山のふもと

α-7D+SIGMA 12-24mmF4.5-5.6 EX DG (12mm)
北海道は基本的に『黄葉』です。
自生する木で葉が赤く色付くのは、ごく一部のカエデやナナカマド、ヤマブドウなど。
市街地ではサクラやツタ、園芸品種のモミジ類が加わるので、『紅葉』の占める度合いは増します。

黄葉の森の中

α-7D+SIGMA 12-24mmF4.5-5.6 EX DG (12mm)
「北海道開拓の村」での撮影。
北海道では、シラカバが平地に自生し、美しい『黄葉』を見せてくれます。

カエデも黄葉

α-7D+AF 85mmF1.4G(D)
羊ヶ丘展望台(クラーク像があるところ)での撮影。
あまり葉の切れ込みの大きくないのが特徴の、イタヤカエデです。

サクラも見事

α-7D+AF 85mmF1.4G(D)
種は不明。
本州ではあまり注目されませんが、北海道ではこの薄い赤がとても目立ちます。

数少ない『紅葉』

ナナカマド

α-7D+AF 50mmF1.4(N)

ツタ

α-7D+SIGMA 12-24mmF4.5-5.6 EX DG (12mm)

市街地の『紅葉』度を高めている2種。
ナナカマドは街路樹にもよく使われていて、市街地でもよく見かけます。

札幌でも初雪はもう観測されており、出張中もスタッドレスタイヤが装着されている車が目につきました。
もうそろそろ、北海道は本格的な冬に突入しそうです。


帰還2

2007-10-28 23:49:12 | Weblog
10/26から出張で札幌に行っておりました。
1ヶ月ほど前に続き、今期2度目の北海道上陸です。

α-7D+AF 50mmF1.4(N)

今回はスケジュールが厳しいこともあり、機材も幾分コンパクトに、
ボディ:α-7D
レンズ:AF 85mmF1.4G(D)
AF 50mmF1.4(N)
SIGMA 12-24mmF4.5-5.6 EX DG
でした。

少しずつアップしていきますので、またしばらく『北海道シリーズ』にお付き合いください。

α-7D退院

2007-10-21 23:34:56 | Weblog
9日に修理に出したα-7D+サンニッパですが、金曜になってもまったく音沙汰がありません。
今週末も間に合わなかったか…と落胆ぎみだったのですが、なんと、土曜に修理完了の連絡が。

そこで、引き取りついでに不忍池へ行ってまいりました。

上野駅の不忍口から、アメ横を横目で見つつ池のほとりへ。
ハスの葉がまだ青々と茂っています。
種もだいぶ熟してきました。

α-7D+HS AF APO TERE 300mmF2.8(N)
本当はもっとアップで撮りたかったのに…。
持ち去られているのでしょうか、手の届くところにはハスの実が全くありません。

そのハスの間に、黒っぽい鳥が見え隠れしています。
オオバン

α-7D+HS AF APO TERE 300mmF2.8(N)
この色ですから、飛ばさず潰さず、というわけにはいきませんね…。
そこで、額から嘴の白を飛ばす方に振りました。

すでにカモもやってきています。
留鳥(一年を通じて見られる鳥)のカルガモに加え、マガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモといったところが見られました。
ここのカモは人慣れしているので、とんでもなくアップで撮れます。

オナガガモ雌

α-7D+HS AF APO TERE 300mmF2.8(N)
以前にもコメントしましたが、カモの中では最もかわいい顔をしていると思います。

オナガガモ雄

α-7D+HS AF APO TERE 300mmF2.8(N)
後頭部がうっすら緑がかっている個体。
マガモとの交雑個体である可能性が高いです。

ハシビロガモ雌

α-7D+HS AF APO TERE 300mmF2.8(N)
オナガガモより警戒心が強いようで、驚くとすぐにハスの間へ逃げ込みます。

ハシビロガモ雄

α-7D+HS AF APO TERE 300mmF2.8(N)
露出に悩む色合いのカモ。
雌よりもさらに臆病で、滅多に岸に上がってきません…。

もうしばらくすると、カモの種類ももっと増えることでしょう。
12月に入ったら、本格的にカモを撮影しに来ようと思っています。

日本シリーズ進出!

2007-10-20 22:05:10 | Weblog
岩瀬が最後のバッター、木村拓也を直球で三振に!
この瞬間、中日ドラゴンズの2年連続の日本シリーズ進出が決定!!

今年はまさかここまでくるとは思いませんでした。
福留が故障で戦線離脱したのですから。
しかも、その穴を埋めていた英智も故障…。

ペナントレースでは2位でしたが、クライマックスシリーズでは1度も相手に主導権を譲らず、東西の両雄を叩きのめして、無傷の5連勝!

活躍してくれましたね~。

DiMAGE Xt

D党にとって悲願の日本一、今年こそはやってくれそうな気がします…。

α-7D入院

2007-10-15 22:37:51 | Weblog
ハヤブサを撮影して、気持ちよく帰宅。
PCにデータを取り込んでいる間に、いつものように機材の清掃を始めました。
三脚→雲台→ロクヨンと済ませて、最後にα-7D本体。
外して帰ってきた縦位置グリップとともに磨き上げ、装着状態で防湿ケースにしまおうと電池蓋を開けたところ、
『カラン』
小さな音がして、手の中に何かがこぼれ落ちてきました。
反射的に握りしめた手を開いてみると、小さなバネと黒い樹脂の棒。
慌ててボディ側を確認したところ、電池蓋がぷらんぷらん…。
壊れました!
まあ、こうなってしまったらどうしようもないので、翌日、秋葉原のサービスセンターに持ち込みました。
鏡胴にガタのきているサンニッパも、ついでにフルオーバーホール。

サンニッパはともかく、メインボディが帰ってくるまでは、サブ機を稼動させるしかありません。
まずはサービスセンターからの帰りに、α-9で街撮りしてきました。
つい、寄ってしまう場所

α-9+AF 28mmF2.8+FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO
ええ、新宿西口です(笑)。
αシステムの中古流通量もだいぶ増えましたね。
あいかわらず高値安定ではありますが…。

解読不能

α-9+AF 28mmF2.8+FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO(トリミング)
わずかに周囲を削りました。
何の目的で貼ってあるのでしょうか?謎です。



日曜は家の庭で、目につくものを撮ることにしました。
ホトトギス

αSweetD+AF APO TERE MACRO 200mmF4G
ひさしぶりにスーパーサブの出番。
基本的に画質はα-7Dと同等なので、使い勝手は最高ですね。

オニタビラコ

αSweetD+AF APO TERE MACRO 200mmF4G
除草を怠ると、すぐにこいつらが育ってきます。


今日になっても、まだα-7D退院のお知らせが来ません。
このままだと、週末もサブ機を稼動させることになる気配が濃厚です…。

大空の覇者

2007-10-11 23:08:52 | Weblog
連休2日目の日曜は、素晴らしい秋晴れ。
雲量が少ないとなれば、狙いはただひとつ。
そう、『猛禽』です。

ただ、前日に付き合いでアルコールを摂取したこともあって、起床したのは8時をまわったところ…。
渡りを観察しに行くには遅すぎます。
そこで、ロクヨン(600mmF4)を引っ提げ、新たなフィールドを開拓することにしました。

その場所は、相模川の河川敷を見下ろす高台で、私の通勤経路の途中にあります。
通勤の車内から頻繁に猛禽を目撃しているので、非常に期待の持てる場所です。

最寄りの駅から5分ほどで、その場所に到着。
機材をセットし、川の上空でトビがゆったりと舞っているのを眺めていると、背後の鉄塔に止まっていた十数羽のカラスが一斉に騒ぎはじめました。
猛禽の出現する雰囲気を感じ取り、その時に備えます。
そして…
ハヤブサが登場!

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G(トリミング)
飛翔する姿は、力強さと優美さを兼ね備えています。

先客のカラスを無視して鉄塔に止まりますが、カラスも黙ってはいません。
数にまかせたハシブトガラスの迎撃

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G(トリミング)
1羽のハヤブサを7~8羽が大騒ぎで追いかけます。

オオタカやトビ相手だと、姿が見えなくなるまで追いかけていくのですが、ハヤブサ相手だとあまり深追いはしないようです。
それでも、中には執拗に追いかける個体も。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G(トリミング)
高速で飛翔しているので、フレーミングが追いつかない場面がしばしば…。

あともう少しで追いつく…。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G(トリミング)
しかし、この間合いをハヤブサは待っていました。
カラスの嘴が背中に届く瞬間、左に身を翻してから急降下、カラスの視界から消えます。
その勢いで右旋回しながら上昇。
そこからひねりながらの左旋回で、カラスの背後をとると…
容赦のない一撃。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G(トリミング)
1対1では、明らかにハヤブサが優勢です。

このような攻防が断続的に2時間も…。
気がつくと、200枚ほど撮っていました。

トビが頻繁に姿を見せるので、ハヤブサがいなくなっても被写体には困りません。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G(トリミング)
ハヤブサを追いつつ、背後のトビと絡めて撮ってみました。
大きさの違いは歴然です。
トビの飛翔する姿も、こう見ると貫禄がありますね。

おまけにチョウゲンボウまで見ることができました。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G(トリミング)
ハヤブサより小さく、茶色がかった羽色。
尾が長いので、慣れるとすぐに見分けられます。


猛禽のオンパレードだったうえ、『空中戦』で獲物の鳥を仕留めるハヤブサならではの、素晴らしい飛翔を長時間にわたって見ることができた、幸運な一日でした。

巡り合わせ

2007-10-09 23:07:38 | Weblog
3連休の初日である先週の土曜は、出勤がかかるかもしれないということで、『待機』。
連絡がすぐにとれ、ただちに出社できる場所にいろ!ということです。
それを逆手にとり、社から車で5分ほどのところにある、自然公園へ。
携帯の電波も入りますし、自宅よりはるかに近いですし…。
もちろん、機材も一緒です。

今回はα-9の試写が一番の目的です。
そこで、レンズはサンニッパ(300mmF2.8)を選択。

今年多くのヒナが育ったので、池はカルガモでいっぱい。
そのヒナたちが一斉に水浴びや羽づくろいを始めると、なんとも壮観です。

α-9+HS AF APO TELE 300mmF2.8(N)+KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
水滴が飛び散る様が美しかったので、何枚も撮ってしまいました。

カワセミも大盤振舞い。

α-9+HS AF APO TELE 300mmF2.8(N)+KONICAMINOLTA CENTURIA SUPER 400
数秒にわたってホバリングしていましたので、AFでも撮ることができました。

この日はα-7Dも持参しましたが、シャッターチャンスはいつもα-9装着時…。
まあ、そのおかげで、α-9の機能をいろいろ試すことができました。
次の機会には、リバーサルでも装填してみましょうかね…。

翔禽 ~70-200mm散策4~

2007-10-04 22:35:20 | Weblog
今度の連休はフィールドに出られそうです。
新作はもう少しお待ちください。

旭山動物園シリーズ第4段は、鳥たちです。
動物たちに比べ、鳥の檻は目が細かいので、テレ端開放でも存在を隠すのは難しいです。
それでも動物園という状況を活かし、フィールドで撮るのは難しい画を狙ってみました。

檻に入っていない鳥なら、シャッターチャンスを吟味できます。
フラミンゴ

α-7D+AF APO TELE ZOOM 70-200mmF2.8G(D)SSM(200mm)
羽づくろいをしている個体の後ろにもう一羽。
ピンクの羽色なので、ハートをイメージして撮ってみました。

フィールドでは、こんな撮りやすいところにはめったにいません。
エゾフクロウ

α-7D+AF APO TELE ZOOM 70-200mmF2.8G(D)SSM(135mm)
ぎりぎりまで接近して、金網をなんとかうまく消せました。

デジスコなら可能かもしれませんが…。
タンチョウ

α-7D+AF APO TELE ZOOM 70-200mmF2.8G(D)SSM(200mm)
フィールドでこの画を撮るには、ロクヨン(600mmF4)装備でも難しいと思います。

時々カラスが警戒の声をあげるので、その都度注意して空を見まわしていたら…。
トビ

α-7D+AF APO TELE ZOOM 70-200mmF2.8G(D)SSM(200mm)
旭川の市街地を背景に飛翔しているところ。
動物園近辺ではトビを5羽確認したのですが、他の猛禽も見たかったですね。


そんなこんなで、まともに食事もとらず、旭山動物園を1日かけてうろうろ。
遅い昼食は、案の定、旭川ラーメンとなりました…。