雑記 with α-Digital

メインは超望遠での動体撮影という
αデジタル使いの雑記帳です。

※写真はクリックで大きくなります。

年越しの儀式

2007-12-31 11:01:46 | Weblog
昨日は新年を迎えるための買出しに奔走しておりました。
もちろん今年も、夜明け前から…。

築地に到着したのは7時前でしたが、例年を上回る盛況ぶり。
年末になると情報番組で特集を組むのですから、致し方ないことなのかもしれませんが…。

DiMAGE Xt
かなり旧式ではありますが、まだまだ現役。
レンズの性能のおかげか、階調がきっちり出てくれます。

そして今年も購入。

DiMAGE Xt
氷見に揚がったブリが少なかったので、今年は壱岐に揚がったものからチョイス。
おかげで昨年よりも更に安価におさまりました。

他にも各所で買出しを敢行して、帰宅は午後7時をまわったところ。
でも、これで新年を迎える準備ができました。

季節感皆無

2007-12-29 15:59:02 | Weblog
最近、年末の忙しさのおかげで全くブログを更新できませんでした…。
楽しみにしてくださっていた方々、申し訳ありません。

おかげをもちまして、昨日、めでたく仕事納めを迎えることができました。
はぁ~、疲れたぁ…。

写真ネタがない時は、やはり近所の緑地帯です。

α-7D+AF MACRO 50mmF2.8(D)

だいぶ前の在庫…ではありません。

α-7D+AF MACRO 50mmF2.8(D)
背景の黄色はいったい?

先週日曜の写真です。

α-7D+AF MACRO 50mmF2.8(D)
正解は黄葉したイチョウの木でした。

今年は県内のあちこちから『冬にヒマワリが咲いている』という情報が入ってきています。
夏の終わりに落ちた種から出た芽を摘み取らずにそのまま育ててみたところ、この時期の開花となったようですね。
確かに、一昨年の異常な寒さと比べると、去年、今年はたいした寒さではありません。
まあ、今のところではありますが…。


警鐘

2007-12-18 01:05:13 | Weblog
土曜日の出勤は昼までということが決まっていました。
そのため、途中にある自然公園に寄って写真を撮ろうと思い立ちました。

機材を準備している時、目に留まったのが100-300APO。
青流さんも(D)タイプを愛用しています。
使うのは久しぶりですね。

最近、あちこちで見かけるようになった非常に丈の高いダリア

α-7D+AF APO TELE ZOOM 100-300mmF4.5-5.6(300mm)
ダイオウダリアと呼ばれ、草丈3m以上に成長します。
その天辺に花を咲かせるので、望遠でないと太刀打ちできません。
絞り開放(F5.6)で撮ってみたのですが、点光源の口径食は避けられませんね…。

この自然公園には非常にカルガモが多いです。
ざっと数えて30羽ほど…。

α-7D+AF APO TELE ZOOM 100-300mmF4.5-5.6(300mm)
これは♀ですが、♂も色が少し濃いだけで、ほとんど同じ体色です。

他にはマガモが6羽いるだけのように見えましたが、よく観察してみると、カルガモの群れの中にこんな個体が…。

α-7D+AF APO TELE ZOOM 100-300mmF4.5-5.6(300mm)

同じ姿勢のカルガモと比較すると、違いがよく分かります。

α-7D+AF APO TELE ZOOM 100-300mmF4.5-5.6(300mm)

胸から上の色が赤茶色っぽく、首にはぼんやりとしたリングがあります。
実はこの個体、マガモとカルガモの交雑個体(♂)なのです…。

不忍池などでも問題になっていますが、近年、夏になっても北に渡らない(餌付けによる肥満で飛べず、渡れない)カモが増えているそうです。
そのような個体が渡りをしないカルガモと番になることで、交雑個体が生まれます。
こうして誕生した交雑個体がさらにカルガモと交雑し、この連鎖によって純粋なカルガモが減少しているといった可能性を示唆するレポートもあります。
さらに、放鳥されたアヒルやアイガモとの交雑も指摘されています。

交雑カルガモが我々に教えてくれるのは、『渡りによる地理的な繁殖隔離』がつくりあげた、カルガモという種が消えつつある現状なのかもしれませんね…。

奮闘

2007-12-12 00:23:04 | Weblog
今回は水鳥を躍動的に捉えてみました。

ヒドリガモの羽づくろい。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
これくらいの動きならどうということはありません。

首をすくめながら背中に水を回しているカモに狙いを定め、一枚入魂!
キンクロハジロの水浴び

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G

マガモの水浴び

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
撮れた画像を見ていると、レリーズタイムラグが体に染み付いているんだなあ、と感じますね。


集団で一斉に水浴びしているように見えても、実は…
マガモの求愛ディスプレイ

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
手前が♂で、奥が♀。
♂の水浴びからやや遅れて、同じように水浴びを♀がすることで、求愛を受け入れたことになるようです。

オオバンの水浴び。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
水浴びをするオオバンをこれまであまり目にする機会がありませんでしたが、カモに劣らず豪快な浴び方です。

連写速度は3コマ/秒。
JPEG・エクストラファインでの連続撮影は約10コマ。
AFセンサーがクロスになっているのは中央のみ。
そんなα-7Dですが、こういう写真が撮れないわけではありません。
ホシハジロの飛翔

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
結局、頑張ったのは私の左手でしたが(笑)。
α700のプロモーションビデオに『こちらに向かってくるハクチョウにもAFで合焦する』というのがあったので、対抗してみましたが、ちょっとα-7Dには荷が重かったようですね…。

そろそろロクヨンも一度、オーバーホールしておいたほうがよさそう。
週末に持ち込んでしまうか、年明け早々に延期するか、悩んでおります。

小春日和に…

2007-12-11 01:26:31 | Weblog
9日の日曜は、近所の自然公園でロクヨン(600mmF4)を振り回してきました。

前日が忘年会だったこともあり、駐車場に到着したのは10時ごろ。
良い天気なのに、駐車場はがらがら…。
機材をセットしてポイントに向かいます。

今年の撮り納め…かな?

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
ボケが大きすぎると背景がよくわからなくなってしまうので、2段ほど絞りました。

カワセミポイントには砲列ができはじめていました。
その中に加わって、待つことしばし…

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
残念ながら、目の前で餌を捕ってはくれませんでした。

池のほとりで、カモをチェック。
例年通り、カルガモ、マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモといった連中が目立ちます。
去年よりオナガガモが少なく、ヒドリガモが多いかな…。

今年もやってきたヨシガモくん

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
でもたった一羽で寂しそう。
今年こそお相手がやってきてくれるといいのですが…。

ヒドリガモの中に、こんな個体が!

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
頭の白さが際立っていて、目の周りの緑がはっきりしています。
アメリカヒドリの遺伝子を受け継いだ個体かもしれません。


ひととおり撮り終えてから、飛翔シーン他の動体を撮影することに。
まあ、α-7Dにとって難関なのは分かり切っているのですがね…。
その結果は、次回のアップで。

ぶらり秋葉原

2007-12-06 21:39:09 | Weblog
2日の日曜は、レンズの点検・清掃を依頼するためにSONY秋葉原SSへ。
今回持ち込んだのは
・24mmF2.8
・100mmF2
・135mmF2.8
という、ディスコンになって久しいレンズ達です。
受け付けてもらえるかどうかが気掛かりでしたが、大丈夫でした。
(翌々日にTELで『SONYとしての保証は付けられないが作業します』との解答をいただきました)

その後は、α-7Dに17-35Gを装着して秋葉原の街をうろうろ。
まずは定番のカット

α-7D+AF 17-35mmF3.5G(17mm)
9月に新しく建ったソフマップ本館を加えてみました。

急速に変貌を遂げている秋葉原ですが、新しいものができると言うことは、旧いものがなくなっていくということでもあります。

ラオックスのザ・コンピューター館

α-7D+AF 17-35mmF3.5G(17mm)
通称『ザ・コン』。
けっこうお世話になりました…。

アキハバラデパート

α-7D+AF 17-35mmF3.5G(17mm)
歩行者が多かったので、トリミングしてあります。


α-7D+AF 17-35mmF3.5G(17mm)
どのような駅ビルに生まれ変わるのか、楽しみです。

ガード下のパーツ屋は健在。

α-7D+AF 17-35mmF3.5G(35mm)
私の利用機会はぐっと減りましたが、まだまだ活気のある場所です。

使い勝手のいい画角と一級品の描写。
街撮りに、出張のお供に…。
使用頻度がますます増えそうですね。

掘り出し物2

2007-12-03 23:58:44 | Weblog
だいぶハイペースで構築されてきている、私のレンズシステム。
単焦点望遠を多用する撮影スタイルなので、Gレンズが中心になり、だいぶ投資しましたが…。

それでもまだ大きく欠けている部分があります。
それは
・大口径標準ズーム(28-70mmF2.8)
・大口径広角ズーム(17-35mmF3.5)
といったグループ。
多様な被写体を撮るようになり、必要性を感じはじめました。
でも残念ながら、SONY現行ラインナップにはありません。
一応、『開発中らしい』との噂はありますけどね。

今回購入したもう一本のレンズは、まさにその部分。
店頭で試写しただけでも分かる描写のキレに魅せられ、購入を決めました。
先週末はそのテスト。

紅葉前線が関東地方の平野部まで達しているので、自然公園に行けば、被写体には事欠きません。
 
α-7D+AF 17-35mmF3.5G(35mm)
広角αレンズと言えば「あっさり描写」というイメージがあります。
でも、こいつはそんな感覚を一掃してくれました。

さらに遠景。

α-7D+AF 17-35mmF3.5G(17mm)


α-7D+AF 17-35mmF3.5G(17mm)

広角ズームとは思えない、立体感のある描写。
画像チェックをしていると、鳥肌が立つほどです。

階調の描写も申し分ありません。

α-7D+AF 17-35mmF3.5G(17mm)


α-7D+AF 17-35mmF3.5G(35mm)

開放では周辺部に光量落ちがわずかに認められますが、1段絞れば目立たなくなりました。
レンズの『味』として積極的に活用してもいいかもしれませんね。



次回のアップは、17-35Gでの街頭スナップです。