昨年7月、PCL86シングルアンプを作成しました。シングルアンプらしからぬ太い低音が特徴で、大変気に入り現在も使用しています。
お手本とした作成例が載ったHP、「JK1EYP真空管アンプの自作」には、PCL86超三結も紹介されていました。
このアンプもどんな音がするのだろうと思い作ってみました。
カメラは全てRICOH GR DIGITAL 28mm相当。
↓今回は回路が簡単なのでタカチ製のYM-200のケースを使用しました。このようにケース内の配置を考えます。やっぱり窮屈でギリギリか。両ラグがアンプ本体基板、4mmピッチの基板は電源です。
↓配線すると。きたない半田付けと配線でお恥ずかしい。
VRは普段アルプス電気のRK27を使用しますが、今回、マルツで売っているR1610G-QB1を使用しました。またツマミはサトーパーツのものより安いマルツのものを使用しました。
↓できあがり。真空管は、おなじみ秋葉原のサンエイ電機で1本¥450で買った旧ユーゴスラビア製のPCL-86です。いい加減な配線ですがハム音はなく、低音~高音までスッキリとした音です。高音域はPLC86シングルよりいいかも。
回路図はこちら。PCL86超三結歪率の改善 ただし電源部分はFETリップルフィルタ回路を使用しています。PCL86 ぺるけ式ミニワッターアンプの製作 を参考にしました。