「１年間毎日通った」 “お札”でさい銭盗む、無職男を逮捕 札幌市

　札幌・西署は、お札のような道具を使って神社の賽銭（さいせん）を盗んだとして、窃盗の現行犯で、札幌市西区、無職、有路容疑者（４７）を逮捕した。「昨年秋ごろから毎日のようにやっていた。罰当たりなことをしてしまった」と供述しているという。
　西署によると、道具は縦約２２センチ、横約１０センチの厚紙で、先端部分に粘着テープを貼り付けていた。さい銭箱の中に入れ、手前に引っ掛かっている紙幣や、袋に入った硬貨などをくっつけて取り出す手口だった。
　逮捕容疑は２１日午後０時４０分ごろ、札幌市中央区宮ケ丘の北海道神宮本殿前に設置された、さい銭箱から現金約２千円を盗んだ疑い。今月中旬、参拝者から「賽銭を盗んでいる男がいる」と神社に連絡があり、西署が調べていた。

2011年11月24日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111124/crm11112419180033-n1.htm