お疲れ様です。
浅草隅田川沿いに歌舞伎座が出来ました。
最近は震災の影響もあり何かと暗いニュースが多いですが、「中村座」いいですね。
今回の平成中村座は11月から半年間のロングラン公演。開演を知らせる“一番太鼓”が、浅草に響き渡りました。
江戸時代、芝居の始まる前に打たれた太鼓を「一番太鼓」と呼び、江戸の芝居小屋を再現した平成中村座ならではの催しとして、毎回初日に行われている。劇場前で、中村勘三郎から田中傳次郎へと「バチ渡し」が行われ、儀式開始。初日を祝うような晴れやかな秋空に太鼓の音が鳴り響くと、「中村屋!」という掛け声があちこちから掛かった。
この日は昼の部『お祭り』もマスコミに公開され、勘三郎の元気な姿に満員の客席も多いに沸いた。
今回の中村座のロケーションは、近年の浅草寺裏ではなく、第一回目と同様の隅田河畔。ここから完成間近のスカイツリーがばっちり見えることを受け、勘三郎は「中村座の方が先にここにありましたから」と笑いを誘った。舞台奥を開き、スカイツリーを背景にというぜいたくな演出もあるので帽子をかぶり、ぜひぜひ、観光気分でお出掛けをして下さい。
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