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特別養護老人ホームやすらぎの里川部苑

入居者さんと行う行事や日常生活などの様子、介護現場で感じる入居者さんの暮らしぶりについてお伝えします。

事故報告書で『次』の事故を防ぐ

2020-09-01 15:35:14 | 日記
今日は、自分の不注意で入居者さんに怪我を負わせてしまったことのある職員さんと一緒に入浴介助を行いましたが、気を付けるべき部分では、目視・声出し・触れて、の確認をされ、事故を防ぐ努力がみられたので感心しました。
事故報告書は、『次の事故を防ぐため』にという考え方もあると思います。私も部署を管理する立場上、注意・指導は行いますが、不用意な叱責は決してしないように心掛けています。委縮して事故報告をしない、事故につながる行為を見て見ぬふりをされては、元も子もないからです。
事故を起こして辛いのは入居者さんですが、「しまった」と思うのは介護職員です。その「しまった」が、「また叱られる」という思いであれば、事故を隠す・事故をしなければよいという思いになり、次の事故を防ぐことはあまり期待できません。しかし、「入居者さんに辛い思いをさせてしまった」という心の痛みであれば、次の事故を防ごうと内発的動機付けにつながります。
自分がかかわった事故で次の事故を防ぐというのも、介護職員の大切な心掛けかなと思います。
※事故報告書は、個人情報のため載せれませんが、フォーマットだけ見て頂ければと思います。
    
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