宗教法人と収益事業

宗教法人は一般の会社と違い、利益を追求するものではない。
よって、いわゆる税金というのは払わなくてよい。
ただし宗教法人でも税法上の「収益事業」を営む場合は
法人税、固有資産税等を支払わなければなりません。

また寺院で勤務する役僧に対して支払う給与については同様に所得税がかかります。
収益事業は税法で34業種あり、これのいずれかに該当すればそれに対する納税を義務づけられます。

34業種を全て列挙するのは他のサイト等ですでにやっているので
寺院が運営しているよく聞く例を挙げますと

不動産貸付業
物品販売業(一般的なローソクや線香等の販売)
旅館業(宿坊)
駐車場業
技芸教授業(幼稚園運営)
でしょうか。
こちらで３４業種と結びつけたので間違いがあるかもしれません。

宗教法人の税務の勉強前に

ジャンルは適当になっています。

修行中に師匠や先生に様々なことを学ばさせてもらいました。
その中で特によく仰っていたこと
・修行が終わっても、僧侶は絶えず精進してこそ僧侶である。土地によって環境によって必要なことは
　変わるだろうが一生精進することを忘れてはいけない

それを実行すべくアプリ開発の勉強を始めたり、継続させるために始めたこのブログですが
あくまで一僧侶、そちらの勉強も忘れてはいけません。

自房(自分もしくは家族が管理させてもらってる寺院のこと)に戻り、そこにある本棚を覗いていたら
問答式宗教法人の税務
を見つけた。

修行中の合間に
Ｑ＆Ａ宗教法人をめぐる法律実務
を読んで少し宗教法人法を勉強してまして、
同じ表装に興味があり勉強してみることにしました。

じっくり時間をかけていこうと思います。
サイトだと全2冊と書いていますが、家にあるのは1冊です。
祖母が持ってたのか、叔父が持ってたのかとにかく古いものなので。

それではまた次回。