ノア家のお家事情

バルダー鯖のノア一家の平凡な毎日を綴った日記ですよ~♪
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純白の風 2

2007年06月02日 17時34分36秒 | ノア家全体
C1内回り

シュパァァア
ゴゥアァァァ

ミューゲン:
ほーら、アルベルトー。C1じゃR33は息苦しいだろー。
アルベルト:
それは確かに事実だ。だが、負けられない。


ミューゲン:
C1みたいな狭くてコーナリングが多いようなとこは低速・中速の立ち上がりが強い車が有利ってもんよ。
あとあまりにもデカいボディも回頭性の悪さも、C1じゃあ不利すぎるぜ。
まぁ頑張ってついてきなぁ!
アルベルト:
1コーナー1コーナーごとに先に行かれる;明らかに立ち上がりの早さが違う。
落ち着け、点と点を線で結ぶ感覚をしっかり持つんだ。
ミューゲン:
さすがRというだけはあるな、そのパワーだけは段違いだ。
だがここはC1内回り、コーナーへの侵入速度も立ち上がりも上のランエボには勝てんよ。
悪いね、性能の差なんよー。
アルベルト:
性能の差か。認めたくないが、そうなのかもな…
『個性』、その一言で片付けるのはあまりにも横暴だが、長所も短所もすべて含めて『個性』だと思いたい…
だが、自分はRのせいだなんて思いたくはないんだ…

ミューゲン:
んー?調子に乗ってかっ飛ばしすぎたかな?
アルベルト、よくついてきたよ。このC1でさぁ…
お前も同じエボだったら、負けてたかもな…
でもお前はそのR33で行くんだな…また相手になってやるよ。

純白の風 1

2007年06月02日 00時00分32秒 | ノア家全体
トコロン:
まぁ、こんなとこかな…だいぶ変わったと思うが、これはまだステップの一つに過ぎない。でもまずはこれで慣れてくれ。

キャドルセル:
少しずつ、段階的に?

トコロン:
そうだ。最後はアルベルトのR33やミューゲンのエボ8くらいまで持ってってやるつもりだ。
いいかキャドルセル、無茶はするなよ。まだ練習だ、感覚を掴むくらいでいいんだ。
このクルマを、このシルビアを理解するんだ。どんな動きをするか、どれくらいの大きさか。
クルマを知ることはクルマを扱うことに繋がっていくはずだ。
いいかキャドルセル、お前はいい子だ、無茶はするなよ。

キャドルセル:
ボクもう子供じゃないよー; とりあえず早速動かしてみるね。


深夜 C1外

ヒュバァァァア…

キャドルセル:
Egの音が前とは全く違う…明らかにパワー感が違う;
でもアルベルトのお兄ちゃんのGT-Rとは違う。軽く小さいけど、そこから力がこんこんと湧くようなカンジ…
ダメだ、以前と同じ走り方では走れない!壁が飛び込んでくるようだ;お兄ちゃんたちはこんな世界を駆け巡ってるの…
掴むんだ、このクルマの感覚を掴むんだ。このシルビアをものにするんだ…