純白の風 ３

Ｃ１外　深夜

ゴフゥワァァァァ！

トコロン：
さらに段階的に、さぁどんなもんかねぇ。とりあえず今日は助手席で見てろよ。
キャドルセル：
わかる…確実に力強く、速くなっていくのが。


トコロン：
このシルビアはなんかいいのかもなぁ。なんか、いいもの持ってる気がするな。
キャドルセル：
そうなの？自分じゃよくわからないけど。
トコロン：
まぁ自分もロータリーメインだから深くは知らんけどよー、まぁなんとなくわかるんだよ。そういう当たり外れがさぁ。
キャドルセル：
でも自分、このシルビアでもっと走りたくなってきたや。軽い挙動、抜けるような高いＥｇ音…
お兄ちゃんたちのＧＴ－Ｒとはもちろん違うけど、自分はこの車がいいなぁ、って思って…
トコロン：
任せろ、自分が行けるとこまで持ってってやるから、アルベルトやクアドルを追い掛けられるようによぉ。
（にしてもこのシルビアはいいぞ、いや、良すぎる…
…さぁ、どこまで行くんだろうなぁ、このシルビアはよぉ。