
焼き芋みたいな
エッセイ・シリーズ⑭
『 駅前食堂 』
ある方のブログを読んでいたら
「駅前食堂」の写真と記述があって、
なるほどなぁと思いながら読んでいる内に、親戚の伯父が営んでいた
「たぬき食堂」を思い出した。
店は北海道、深川駅の目の前にあったから、まさに「駅前食堂」だったわけだけど、
その食堂の座敷の席で、初めて絵を描いた時の記憶がふと蘇って来た。
おそらくその時が、僕が初めて絵らしい絵を描いた瞬間だったと思う。
(たぶん)えんぴつで、白い紙の上に、丸い輪郭と小さな二つの丸い目をなぞった。
記憶というのは不思議なものだ。
一旦思い出すとその時の周りの様子までが蘇る。
光の射した窓、座敷テーブルと白い紙、父と母と、かっぽう着の叔母、店内の様子・・
その時僕は2,3歳くらいのはず?おそらく。

それにしても最近、やたらと2,3歳頃の記憶が突然蘇る。なんだろ?この現象は。
もしかして大脳皮質が老化で縮んできて、
脳の奥底にインプットされていた最初の頃の記憶が外に出て来たとか。
んなわけ、いんや、あるかも知れん。むはは。
久しぶりに鉛筆で顔を描いてみた。

むぷっ、全然上達してない。(^^;ホントだ。
星空Cafe、それじゃまた。
皆さん、お元気で!
ピカソ的進化!!
言葉ですね
色のコントラストが素晴らしい
この後も色々な事を思い出しました。
本当に駅のすぐ目の前(ロータリーの右端)に構えていた食堂で、昼間は駅職員さん達とかで混んでいました。当時は今の様な旅行客などほとんどいなかったと思います。
小学生になってからもよく食堂に遊びに行ってました。夜、店を閉めた後に、伯父さんが酔っ払って暴れていて、叔母さんが叱っていた事まで思い出しましたよ。笑
「駅前食堂」風情が香る良い言葉です。
2~3歳頃の記憶 小さい頃・・・優しいまなざしに囲まれて幸せだった事 思い出すだけで暖かくなりますね~
最近何故か無性に、今日まで関わって来た人や、
周りの様々な人々、暮らし、出来事、
そこでこんな風に生きていたんだ、あったんだというものを残したくて、
筆が(否、キーボードが・笑)止まりません。
以前の最稿も書き直したり、溢れだす様々な想いです。笑 相変わらず拙いながら、エイヤっ!と構わず書いています。
りりさん、ありがとうございます!。