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時の関守

たましいの力 (3)

この世のはじまりに、神とともに、人間創造の瞬間に立ち会ったものが、たましいなのだと私は思っております。
私が出会った神話では、そう語られています。

そのとき、たましいの一部は、人間創造における、とても重要で、大きな役割をにないます。
人間の親、人間を形づくるもの。
人間の生き死にをつかさどるもの。循環に関するもの。

これらは、言葉を変えれば、親の愛。神の愛というものを代弁(だいべん)しています。
私たちはたましいを通じて、親の愛を知ることができるのです。
それは、つまり、どういうことなのでしょうか?
人は、人を通して神を知ることができるのだ、ということなのだと思います。

私は以前に書いたように、人の心は、二層構造と考えるとわかりやすいと思っております。
私たちの心は、ひとすじではありません。
天使と悪魔が混在しているぐらいに考えたほうが、無難(ぶなん)だし、実情に合っています。

別の言葉になおせば、人は人間の悪の部分にであったとき、この世が地獄となり、苦の世界となります。
逆に、人の善なる部分に出会ったとき、この世界が神の世界であり、神の光に満ちあふれていたことに気づきます。

どちらの部分を見るかによって、180度変わってしまうかもしれませんね。
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