救急病院・絶滅する判例ですね

新小児科医のつぶやきさまの
救急の黄昏より

・・そうなると救急病院の担当医は救急専門医であろうが無かろうが、
　　救急専門医と同等の能力が必須条件とされ、
　　救急専門医が救える可能性のあるものを今回の事件のように
　　救えなかったならば、これは犯罪的行為であるとなります。
判例
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/5DC0E6DAEC784F5649256DD70029B153.pdf

　・・・・日本の救命率下がります。
　　　　　絶対、下がります。

　　　　　救急専門医のいる病院だけじゃ救急は足りないです。
　　　　　（すべての都道府県にいると思えない）
　　　　　ましてや、本来は救急の診察する義務がない「当直医」が
　　　　　今後、そこまでのリスクを負うでしょうか？
　　
参考
asahi.com：急患妊婦１割県外へ - マイタウン神奈川より
　県内に約１３０床あるＮＩＣＵが常に満杯状態に近く、
　空きがないからだ。都内だけでなく、
　千葉や静岡の病院まで運ばれることも多く、
　なかには８時間以上かかって搬送先にたどりついた事例も報告されている。

　産婦人科不足・施設不足で物理的に受け入れられないところも多いし・・
　神奈川県は、堀病院でさらに産婦人科不足ですし
　
　　asahi.com：横浜市、堀病院を立ち入り検査　無資格内診事件より
　・・年間出産数が国内有数の約３０００人に及ぶ
　　　横浜市瀬谷区の堀病院が准看護師らに助産行為を
　　　させていたとされる事件


レジデント初期研修用資料 救急当番日
日本の救急車 - Wikipedia
GHDNet Information in Japaneseのよきサマリア人の法
　みたいな医師の善意のボランティアに対する法的保障がないと
　自分の専門以外診療しない・出来なくなる。
　→専門・大学病院などのセンターに患者集中する
　　→センターの業務・処理能力がパンクする
　　　（ここでしか診れない患者さんの行き先がなくなる）
　　　→患者たらい回し
　　　　→・・・・。

追加予定あり
まとまらない・・

救急医療について調べたいなぁ