~桜は、誓い~

2007年司法書士(法律)合格を目指す元・看護師の日々つっこみ

看護基準のトリック

2005年02月13日 | 医療×法・・闇? 
余裕がない看護職員
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ansin/an070701.htm

  病院のパンフを見ていると、疑問に思うことがある。

 「 看護基準 」という、患者さん1人あたりの看護師の人数である

これは、ちゃんと基準を守らないと診療報酬を減額されるので病院側としては、
必死で守ろうとする。
(医療機関によって基準は異なる)

さて本題です。

患者:看護=2:1
(一般病棟 患者:看護=40:20くらいが多いのでは?)

見た目上は、患者さん2人あたり、
看護師(看護助手さんも含んだ看護医療者の場合もあり)1人がいるんだ~

手厚い看護なんだと思われるかもしれないが、


それは、トリックです(^_^;)

24時間勤務なので、まず、
・3勤(日勤、準夜、深夜+早出、遅出)
・休日
・研修や会議に出席しているスタッフ

も入れて2:1なのです。


つまり、日中は、看護師ひとりあたり患者さん8~10人看ている。
(例外として、24時間監視などの重症のかたを
看ているひとはもうちょっと少ない)

深夜は、患者さん40人(重症含む)を看護師2人で看ている
(ひぃ~~)
深夜なんて、入院や急変が起きたら大変!

深夜のひとは、患者さん把握のため、日勤でて、深夜に入ります
(日勤 朝8:30~17:30だが残業で・・・深夜 0時~翌9時まで)

仕事の優先度つけてやらざる負えないのです。
(さびしいから、ずっと側にいては出来ないかな)

もっと人増やして欲しいです。

けど、医療費値上げにつながるから、
難しいでしょうね(はぁー)