やっつけ仕事

EverQuest2に登場する"本"を勝手に集めた場所。一部日記有り。08/06/20更新終了。管理は続行

スケルトン

2006年01月12日 | EQ2 本
★スケルトン
スケルトンはここノーラスではとてもメジャーなモンスターです。
ですから、スケルトンの研究なんてかなりの時間の無駄だと言えます。
ただ、とにかく山ほどいるので調査が楽、というのが彼らの良いところじゃないでしょうか。

『スケルトン』  Trinni Mellosius ――スケルトンを細かくばらして、またひとつにまとめてみると
スケルトンは、墓地があるところにならどこにでもいます。
ただ、問題はそれがどの種類か、ということ。
ある墓地で一体どの種類のスケルトンに出くわすかを前もって知るには、その地域にどんな生き物がいるかを見ればいいんです。
だって彼らは死んだ生き物がまた生き返ったものなのだから。
だから彼らは「アンデッド」って呼ばれているんです。
ゴーストやグール、ゾンビなんかと一緒に。

骨は、ほとんどすべての生物が持っています。
でもスケルトンのいいところは、一目見ただけでこちらにすべてが見えてしまうところ。
だってスケルトンが武器を後ろに隠し持ったりなんてできるでしょうか? 骨ばかりで皮がなければ、体の後ろに何かを隠すのは相当難しいでしょう。

例として、オークスケルトンについて見てみましょう。
スケルトンの方に詳しくなっておけば、生きているオークについても同時に詳しくなれるんです。
スケルトンを徹底的に知り尽くすことで、戦闘はだいぶ有利になります。
だって生きているオークの弱点が、すでにわかっているわけですから。

まず、オークスケルトンの頭蓋骨を見てみましょう。
こめかみや後頭部に比べて額の部分が厚くなっています。
これはつまり、殴って意識を失わせるためには、できれば横側からの攻撃が効果的、ということです。
……ただ、殴られるまでもなくアンデッドにはもとから意識がないんじゃないか、という話もありますけど。

スケルトンの首はとても細く、斬撃攻撃にはかなり弱いと言えます。
ただ、これは生きている方については一概には言えません。
柔らかい肉や鋲付きの首輪やコイフが首を守っているかもしれませんからね。
初心者の人は、次のことに気をつけるといいと思います。
――攻撃する前に、まずよく見ること。
もし首が何かに覆われていたら、他に露出しているところを探して、そちらを攻撃すること。

たいていのスケルトンは、生前に装備していた武器をそのまま持っています。
それに、もしも魔法を使ってきたら、そのスケルトンはかつては魔法使いの骨だった、ということになります。
とにかく、スケルトンの攻撃方法を知るには、生きているモンスターについてよく知っておくのが一番手っ取り早いのです。

スケルトンはたいていかなり孤独な存在です。
とはいっても、そんな彼らもときには仲間と徒党を組んで一区画ずつ区切られた埋葬地を抜け出し、彼らを生へと呼び起こした秘術にしたがってさまようのです。
……それとも、アンデッドへと呼び起こす、と言うべきかしら? 明らかに生きてはいないのに、必ずしも死んでるわけじゃないし、一体なんて呼べばいいのかしら!
ときには、墓地以外でスケルトンに出会うこともあります。
自分が生前にいた場所に出没するスケルトンも多く、たとえばストームホールドのような場所ではたくさんのスケルトンに出くわすことでしょう。
こういったスケルトンたちは生きていたときの自分の記憶の中にある最後の場所に縛りつけられているらしく、ちゃんと死ぬためにはもう一度殺される必要があるのです。
ただ、彼らはもう死んでいるわけで、そうすると彼らを殺すことはできない、……ううん、ややこしい。
まあ、とにかくそういうわけです。

もしもみなさんがスケルトンに出くわしてしまい、そのスケルトンが生前何のモンスターだったのかわからないときは、頭の中で彼らにちょっと肉付けをしてみましょう。
私たちはしばしばスケルトンのあまりの痩せっぽちぶりに目を奪われるあまり、たとえばジャイアントのようなモンスターは骨も大きいけれど、皮や脂肪で覆われていた分のぶ厚さは失われているのだ、という事実を忘れがちです。
それから、すべての生き物がスケルトンになるとは限らない、ということも覚えておいた方がいいでしょう。
コールドウィンド・オクトパスのスケルトンと戦ったことがある、なんて口にしたら、他の人にバカにされてしまいますものね。

私がスケルトンについて知っていることは、これで全部です。
この情報がお役にたてばいいけど。
もしこんなの役に立たない、っていうのなら、ご自分でスケルトンのことを研究してみればいいと思います。
きっと簡単だわ。
だってそこら中にいるんですもの!


最新の画像もっと見る