ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

2016.08.12   ユニ石狩岳~音更山~石狩岳

2016-08-15 | 山行日記
12日からお盆休み。
天気も良さそうなので、やっと来た「ジムニー ランドベンチャー」で石狩連邦へ。

「待ってたよ!君がいなけりゃ林道走れませんから!」

さっそく、新車で林道へ。



十六の沢林道との分岐を曲がり6km走ると登山口。



まずはユニ石狩岳へ出発

すぐに倒木。






水場から本格的登山道になるが、ようやく青空が見えだした。



雲がかかっているが二ぺが見える。テンションが上がり十石峠を目指す。ここで見えた二ぺがこの日1番良かったことにここでは気づかない・・・


十石峠からユニ石狩岳

ここは十勝国と石狩国の境界だったそうだが、開けた丘の上という感じだ。

まずは今日1つめのピーク、「ユニ石狩岳 1756m」を目指す。

十石峠から少し降りると標識


ユニ石狩岳の登りの途中で先行者に会う。なにやらピーク付近で東方面に熊を確認したらしい。登山道に猫の死骸があるという?なんかへんな話だが、ピークで長居はしない方がいいと忠告を受ける。

ザックから熊鈴を取り外し、手に持ってこれでもかというほど鈴を鳴らしながらピークに立った。




表大雪


オッパイ山


忠告通り撮るもの撮ってすぐ下山。
登山道にあったのは、やはり猫ではなく、ウサギの片足しかない死骸だった。
しばらくは鈴を手で鳴らしながら降りた。

これから向かう、音更山、石狩岳。
石狩岳に雲がかかる。
「マジで遠いな~ 俺、大丈夫か?」


今年初めて見た



十石峠まで降りて、次のピーク「音更山 1932m」に向かう。
ここからは稜線歩きだが、どうにも二ぺはきれいに見えない、起伏を2つ越えて「ブヨ沼」に降りる。
キャンプ指定地だが、その名の通り虫が多くてどうなんだろう?




ブヨ沼から急な起伏を越え、1度下りダケカンバのいい感じの尾根を進むと、高度差250mの音更山への登りの開始だ。



周りが見えない登りは、一層辛いものになり、ここが今回の1番の核心部分か?
辛い登りが終わると台地状になり、その奥に広々としたピークがある。






ここで長めの休憩をとった。
この時点でヘロヘロなら石狩岳を諦めて、シュナイダーから降りるつもりだったが、「大丈夫!行けそうだ!」

これから向かう「石狩岳 1967m」


「さぁ、行くぜよ! ウッチャン!」

音更山からの下りは岩れき地帯だ。振り返ると音更山は穏やかな岩の山であった。
それに比べ石狩岳は迫力のある荒々しい山であった。

シュナイダーコース分岐より




ハイマツ帯をぬけると、岩場の狭い稜線を行く。迫力のあるピークが見えてくる。


ピーク到着!




せっかくなので最高地点まで足を延ばす。

ケルンがあるだけ


最高地点より先


最高地点から振り返る

辿ってきた稜線を振り返る

ずいぶんと長い距離を歩いてきたもんだ。

「さぁ~帰ろう!」
まだまだ先は長い・・・



シュナイダーコース分岐

ここから降ります。





聞きしに勝る急斜度、手を足をすべてを使い、時には後ろ向きで降りた。






気の早い方も





渡渉場所


シュナイダーコース 登山口

かなり広いスペース

さぁここから、ユニ石狩岳登山口まで約2kmの林道をとぼとぼと帰る。


やっと着いた!



この日は夏山2年生の中間試験みたいなものと考えていた。
20kmを越える歩きに耐えられるのか?
自分との戦いと考えていた。
他人に抜かされてもいい、とにかく焦らない、意図的にゆっくり、ゆっくりと歩いてきた。
完歩が目標である。

これで少し自信ができた。

行動時間 10時間41分(休憩 43分)

移動距離 22.2km


それでは







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張ったねえ! (Amigo)
2016-08-17 21:20:24
なかなか体力あるじゃん!
夏山も登ってみればいいもんだろ?
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Re:頑張ったねえ! (ウッチャン)
2016-08-18 06:51:57
いや~まだまだです。
ちょっとずつ慣れてきました。
なんとなく夏もはまりそうです。
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