受験体験記(4)
全4回に渡ってお伝えしてきました「クロちゃんさんの受験体験記」もいよいよ
最終回です。
受験勉強の方法を転換した結果が明らかになります。
注 ここに記載します「受験体験記」は、ご本人のお書きになった原文を
そのまま記載しましたが、使用された書籍名やその出版社名につきま
しては、特定の書籍を公に 当受験クラブとして推薦するものでは、
有りませんので伏字とさせて頂きました。
そして8月7日受験当日、くろちゃんのカバンの中には、
1.第2期「TOITAの航空通受験クラブ」全プリントアウトA4ファイル1冊
2.自作の航空通受験ノート1冊
3.第一回から作成していた要点確認用の単語帳1冊(60枚程 クイズ形式でまと
めた)が「お守り」として入ってました。会場では到着後15分程ありましたが、
結局1度も開けませんでした。くろちゃんの気持ちは固まってました、もう迷い
ません「合格」への道。
ぼくの横にはTOITAさんも座って応援しているように思えました(プリントファ
イルです!)90分間最後まで諦めず、時間終了にて最後に退出したくろちゃ
んでした。
帰宅後、自己採点。61点!おどろきのくろちゃんです。 今回は計算問題らしき
問題が無く、過去問の繰り返しになってましたが、やはり「理解」があったから
答えを導く事ができました。
そして待つこと1ヶ月、「合格通知書」を受け取りました。「受験をふりかえっ
て」合格まで1年を費やしましたが、結論は「理解」は暗記よりも最大の「近道」
であり、実際の運用においても絶対的に重要なのです。空はすばらしいし、
Airman Spiritは素敵です! ぼくの教官はヨーロッパ人です。ある時、彼は言い
ました「空はいいぞ、地上の自動車ドライバーが些細な事でトラブルやののしり
あったりするようなことは聞かない。
一度離陸したら着陸するまであきらめない。困っている他機に遭遇したら出来る
限りの援助をする。その時の為にみんな真剣に訓練するんだ。。。」暗記では助
けることができません、「理解」が重要です。また、受験勉強をするにあたり、
この分野の学習ができる機会や場所が実に限られている事も知りました。皆、独
学か、営利団体の受験セミナー(大変高価でどこまで親身になってくれるかわか
りません)、あるいは養成課程2週間で取得(時間と費用がまとまって必要です
ね)くらいでしょうか。そんな中、TOITAさんという現役の技術者さんにインタ
ーネットで知り合うことができて、この様な機会に恵まれたことはくろちゃんに
とって大変幸せでした。TOITAさん、これからもたくさんの人たちに「理解」す
ることを通じて「無線工学」のおもしろさを伝えて下さい。
全4回に渡ってお伝えして参りました「クロちゃんさんの受験体験記」は、今回
で最終回です。近日、私のグライダー関連のホーム・ページで一挙公開いたしま
す。
なお、次回より通常の講座に戻ります。当講座は、会員制です。会員以外の方は、
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グライダーのHPは、「toita の Glider Port」
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