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将棋界で一番長い日

2021-02-26 07:18:37 | 将棋

おはようございます。

必ず行政書士と司法書士事務所を開設する千葉県茂原市茂原市在住の山本 徹です。

今日は、将棋界で一番長い日と言われる「A級順位戦の一斉最終局日」です。なぜこう呼ばれるのでしょう。

 まずは、持ち時間がストップ方式の各自の持ち時間が6時間であることから、終局が日付またぎになることが多いこと、また、例年、この最終局で、4月から始まる名人戦への挑戦者が決まること、また成績下位者にとってA級に残留できるか、はたまた、B級1組に降級となるのかの降級争いも熾烈を極まることなど、そのときの棋界のトップ棋士10名が築いてきた歴史があるからでしょう。

 今年のA級順位戦の最終局の組合せと8局終了時の成績を以下に示します。

 ①豊島将之竜王(5勝3敗)  VS  広瀬章人八段(6勝2敗)

 ②羽生善治九段(3勝5敗)  VS  三浦弘行九段(1勝7敗)

 ③糸谷哲郎八段(4勝4敗)  VS  稲葉 陽八段(2勝6敗)

 ④佐藤康光九段(4勝4敗)  VS  菅井竜也八段(4勝4敗)

 ⑤佐藤天彦九段(4勝4敗)  VS  斎藤慎太郎八段(7勝1敗)

 降級争いですが、今年は既に、稲葉 陽八段と三浦弘行九段に決定しております。羽生九段と稲葉陽八段は今日の結果で、3勝6敗で星数では並ぶ可能性がありますが、順位の差で5位の羽生九段が8位の稲葉八段で、A級残留となりました。

 もし、羽生九段がA級から降級となれば、世間的にも大きく取り上げられたほどのニュースバリューがありますので、将棋ファンならs、ほっとした人が多いと思います。

 さて、名人挑戦者争いですが、斎藤慎太郎八段と広瀬章人八段の二人にに絞られました。斎藤慎太郎八段が勝てば、すんなり決定。斎藤慎太郎八段が敗れ、広瀬章人八段が勝てば、挑戦者決定のためのプレーオフが行われます。



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