東北大学柔道部-部ログ

部内での出来事を徒然なるままに

本当にありがとうございました。

2020年08月25日 | 日記

町田です

 

本来は引退試合であった七大戦、その代替試合の中止が決まり、自分の引退も決まったので、同期に続いて最後の挨拶をさせていただきます。

 

はじめに、柔道部の活動をするにあたってご協力・応援いただいた、OBOG・後援会の方々、富士男師範・大久先生・周監督をはじめとした指導陣の皆さん、本当にありがとうございました。

 

僕はマネージャーとして、この4年間柔道部に関わってきました。
あくまで「マネージャー」であり少し離れた第三者的立場だったので、選手それぞれがどんな思いで、どれほど練習が辛いのかは分かりませんでした。ただ、日に日に体重が増えていったり、幹事会で報告されるマックス測定の結果だったり、着実に成長していたことは間違い無かったんだなと、つくづく思っていました。

 

そんなチームを作り上げていった同期選手陣の力にも驚いていました。そして、その成長したチームの力を発揮する機会を失ってしまったのは、言わずもがな選手達の方が相当辛かったと思います。

 

一方で、僕は最悪の場合も想定していたので、ぶっちゃけた話、それほど悲観的にならなかったです。それより、「完全に収束することがないコロナ禍」を前提としたとき、”withコロナ”や”afterコロナ”という環境下において「以前と同じレベルで練習するにはどうするべきか」を考えていました。柔道、特に寝技に特化した七帝柔道という競技の性質上、感染防止対策の影響を特に強く受けるのは不可避だと思っているからです。

 

直近では「香港において再感染が確認された」など全く収束の兆しすらなく、一方でコロナワクチンの本格的な実用化もまだまだかと思います。言い換えれば、直近数年間の幹部の代は「コロナ」という存在の前提抜きに部の運営をしていくのは難しく、今まで以上に大変な代になるということです。前例がないので仕方がありません。

 

その中で問題になるのは「選手のメンタル」だと思います。「七大戦を想定して練習をしたい」という理想、「コロナの影響で七大戦ができるか分からない」という現実の間に生まれるギャップが日に日に大きくなるでしょう。五里霧中のまま過ぎていくであろう時間に対して、何もできない無力感に襲われるかもしれません。

 

そんな考えを勝手に主張しておいて恐縮ですが、その具体的な解決策について僕は全く分かりません。菅原が言っていたように「練習やトレーニング」を楽しむでもいいかもしれませんし、(とんでもないことを言っていることは重々理解していますが)七大戦優勝という目的をいったん端に置き、この環境下でできる「新しい目的を立てる」というのでもいいかもしれません。

 

当事者は現役部員なので、僕はこれ以上勝手な主張はしません。こんな勝手な問題提起もスルーして構わないです。

 

ただ、これからも選手にとっては非常に辛い期間が続くのは確かです。そんな中でも「柔道部に入って良かった」と思える日々にしてもらえればなと思います。

 

最後に後輩と影山さん、同期に向けてメッセージを残して終わりにしたいと思います。

 

 

笠原へ

高校時代から始めたとは思えない卓越した運動神経で、これからのチームを引っ張っていってください。
課題でバタバタして部活が疎かにならないようにしてください。笑

 

小金丸へ

新歓時期に他の部活と迷っていて、でも最終的に柔道部を選んでくれたこと本当に嬉しかった!
超が付くほどの努力家だからこそ辛いこともあるかもしれないけど、この1年間を不完全燃焼感無くやり切ってください。

 

花川へ

個人的に体重増加で一番驚いたのが花川でした。笑
選手に加えての会計業務は大変かもしれないけど、いつでもサポートするので困ったら連絡ください。

 

福山へ

入学式の花道で「俺、柔道部入ります!」と言っていた時のことを鮮明に覚えています。笑

勉強との両立は大変かもしれないけど、福山ならできると信じています。

 

 

小笠原へ

負けず嫌いなところは成長に直結するので、すごい強みだと思います。

法学部の授業、大変だったら頼ってください。笑

 

千葉へ

初心者スタートでも必死に同期や先輩に食らいつく姿が印象的でした。

隠れムードメーカーとして部を盛り上げてください。笑

 

津田へ

練習前後と練習中の切り替えの凄さに驚くばかりでした。笑
勉強への切り替えもしっかりして、単位取得も頑張ってください。

 

二階堂へ

さすが菅原の後輩だなぁと、日々の練習を見ていて思いました。笑

選手と兼任の代表委員、大変かもしれないけど頑張ってください。

 

吉永へ

初心者&途中入部ができた程、七大戦でも発揮できる強いメンタルを持っていると信じています。

周りの部員に必死に食らいついて着実に成長していると思うので、これからも頑張って!

 

 

1年生へ

こんなご時世で全く新歓活動ができなかったけれど、それでも柔道部を選んでくれて本当にありがとう!

先輩に付いていくのは大変だけれど、しっかり付いて行けばそれだけ強くなると思うので頑張ってください。

 

 

影山さんへ
お忙しい中、いつも練習に来てくださってありがとうございました!

いつもマネージャーを気遣ってくださったのが、本当に嬉しかったです。

 

 

同期へ

気が付いたら本当に自分勝手な行動をしはじめて、最終的には「オンラインでマネージャーをする」なんて言い始めて(結局、そうなる前に引退になったけれど)。本当に自分勝手で申し訳なかったです。ただ、それでも受け入れてくれて、部活とボランティアを両立させてくれたみんなには感謝しかありません。最高の同期でした。本当にありがとう。

 

 

おわり

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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-08-31 03:24:27
四年間お疲れ様でした。
ホームページ作成や動画作成など、普通の人が出来ない様な事を難なくこなす、スゴイ後輩でした。
様々な分野での活躍を期待してます!!
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Unknown (Unknown)
2020-09-01 13:03:40
マネージャーの仕事がどのように成果に現れるか、なかなか分かりにくく悩むことも多かったと思います。そんな中でも町田自身いろいろ考え、自分の信念を持ち、4年間やり通したことは立派だと思います。様々な面で柔道部を支えてくれました。柔道部を続けてくれてありがとう。
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Unknown (Unknown)
2020-09-04 21:19:51
マネージャーという立場上もどかしく思うことも沢山あったと思うけど、自分なりの向き合い方で最後まで柔道部をやり通してくれてありがとう。4年間お疲れ様でした。
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