星を追い求め、
高いところまで登り詰めたけれど
未だにこの手に星を手に入れる事は出来ていない
高き場所、尊きモノばかり見上げていたこの肉体は疲れはて、
いつの間にか下ばかり見ていた
つまずかないように、転ばないように
一歩一歩確実に高みを目指して、
頭上にある星ばかり気にしながら
常に足元ばかり見ていた
いつかは!、未来は!
そう意気込んでもやってることは足元の心配(笑)
ふと気がつけば、星を手に入れたいわけではなかったんだ
綺麗なもの、輝かしいものに憧れて、
ここまで来たけれど、足りないものを求めて輝けるわけはない
あれほど追い求めていた星は雲に隠れ、
眼下に広がるは、色彩豊かなこの星の豊かさと光輝く美しさ
すでに持っていたことに気づかされた瞬間だ!