北極星にはなれないかもしれない
君がどれだけ道に迷っても
僕は君の進む道を指し示すことは出来ない
空に輝く北極星のように頼りにされることはないだろう
その他の星たちのように輝くこともないだろう
でも、遠い空のあの星たちには出来ないことを僕には出来るんだ
それは、君が不安や悲しみの闇に足を取られないように
君の足元を照らす小さな、小さな灯りにはなれる
激しい閃光にはなれないけれど、穏やかな灯火にはなれる
夜の闇が君に襲い掛かってこようとも、僕を見て安心させれることが出来る
だから僕は常に上を向くんだ
ロウが溶けて火が消えてしまっても
君の心が少しでも安らぐなら
それもいいかもって笑って消えてみせる