愛と死のアラビア
原作ローズマリー・サトクリフ
脚本・演出 谷 正純
十九世紀初頭 エジプトとの戦争で負傷し
捕虜となったイギリス軍兵士 トマス・キーン(実在人物)が
彼らの言葉を学び信仰を学ぶうちにイスラムの世界を知る
アラブの戦士としてその生涯閉じたトマス・キーンの物語
トマスの台詞に
「知らないから敵を恐れ銃を向けられる
人を知り理解すれば この世から戦いは無くなるかも知れない」
平和を願う原作者。演出家の心が伝わる
真飛 聖の 東京お披露目公演
凛々しく・優しく・美しい 真飛にぴったり の役処
台詞が丁寧で聞きやすい 大きく成長して
しっかりトップの役割を果たしている
「脚本」も佳く真飛も素晴らしいのに いま一つ なのは 何故?
[ Red Hot Sea]
作・演出 草野 旦
振り付け 羽山紀世美・若央りさ・麻咲梨乃・御織ゆみ乃
海をテーマーした「もうひとつの地球」
「海から生まれた弱弱しい命が悠久の時を越えて 人類にたどり
つきました、まるで奇跡です」と草野氏がプログラムに書いているが
私にはまるで伝わって来ない
衣装も どれも重そうで・・フィナーレのジーンズ??
だから!宝塚って言われそう・・
初日明けてから、もうしばらく経ったら良くなるのかなあ
娘役との絡み少なかったですね!
ショーは はちゃめちゃな色彩で疲れた・・
フィナーレ??ジーンズに羽
マトブ可哀想
それが花組に組替えとなり、花組カラーに合わせると魅力あった毒気を抜かれてしまい、おまけにtopになるとニンではない白い役を演じる機会が多くなる訳で、そうなると役者としての魅力がより薄まるのではないでしょうか?
今回の作品、男性3人の友情だけ描いている前半はとても面白いと思いました
組替えしてきたユウヒが上級生の男役芸で流石な芝居をしているし、壮も弟キャラを巧く出している
しかし、宝塚だから仕方がありませんが、いつからそんなに好きになったの? のアノウド・桜乃との恋愛を無理矢理からめたり、後半、パタパタと店じまいするかのように結末へと急ぎ辻褄合わせをする辺りから急につまらなくなってきました
演出の谷先生は世界平和の政治思想や、女は結婚して子供を産んでこそ幸せという男尊女卑や処女性賛美の思想を作品で強く主張する傾向にあるので、あまり好きではありません
今回の作品はその色は未だ薄めでしたが・・・
ショーはダンス場面が多く、一瞬、ナーちゃん時代の”ダンスの花組”に戻ったような感じを受けましたが、何かが違う・・・
そう・・・ ダンサーがいないのです
個人的にはホリゾント一杯に3組が踊る”ひき潮”の景が好みでしたが、ノラさんはどう思われましたか?
デニムのフィナーレは斬新で良いという方と、宝塚らしくないという方の賛否両論ですね
でも、パレードで大階段を下りながらも、グループになり芝居をしたり、バラバラの方向に引っ込んだりという演出は面白く思いました
ノラさん この組での注目株は、朝夏まなと君と望海風斗君、野乃すみ花ちゃんと、月野姫花ちゃんですよ
覚えて下さいね?
幕が開いてから日々精進するのは組です!
組は初日と千秋楽ずいぶん変わりますね!
東京公演は客席が成長させますね
客席も(自我自賛)目が高い!
かなかな様
パーレードの大階段
夏美ようさん グループは羽を付けていません
組長さんのセンスですネ
くみこさん!
有り難う もう一度観るのでしっかりチェックして来ます
野乃すみか 私も期待しています
ユウヒにはもう少し役を掘り下げて欲しかった
組なら・・・なんて思って観ちゃ駄目よね
ショーのカモメの衣装 重く見えませんでした?
そういう意味ではトマスはニンではないでしょ~~
しかし芸達者なトウコの力技で、絶対、魅力的な役に仕上げるでしょうが・・・
ユウヒの役は誰が演るのですか? レオン君? 益々不釣り合いでしょ~~
あ月組のアサコと霧矢ならピッタリですね?
きっと巧いですよ~~
カモメ・・・ そうですね
確かに、重かった
あの衣装、羽根のついた被りものとか、星組の蘭の星の時の使い回しですよね?
お芝居もショーも、この暑い夏
暑苦しい衣装を生徒さんに着せ、ダンスばかりで体力を消耗させ、観客にも黒塗りで暑苦しい印象を与え、それが季節に合って、いいんだか悪いんだか
ひき潮の3組の内、2&3の娘役さんがすみ花ちゃんと姫花ちゃんですから、よ~くご覧になってきて下さいね