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飛ばない鳥

夢から覚めた

一年

2006-09-01 14:28:55 | Weblog
ふと気がついた。

ブログを書き始めて一年が経っていた。

振り返ると長いようで短かった一年、そんな使い古された言葉がピッタリはまる。


「失ったものは小さく、得たものは大きい。」

少しだけ自信がある、そんな充実した一年。


横浜小旅行

2006-08-22 21:13:59 | Weblog
ふらりと横浜に行ってきた。

初日は横浜をぶらぶらして、二日目は関東圏の友達とぶらぶらしたあと終電で帰宅。友人にはあまりアポを取っていなかったが、どうせみんな暇だろうな、なんて勝手な推測のもと新幹線に乗ることにした。

初日に訪れた横浜といえば中華街。悪天候と予想されていたにもかかわらず、30℃を超す猛暑。強い日差しの中、昼食を求めて汗を流した。

旅行で好きなのは「アウェイ感覚」。恥はかき捨てとまではいかないものの、どうせ知っている人などそうそういないし、すれ違う人には一生会わない。そんな感覚が気持ちを大きくさせる。

暑さのため体は疲弊しても、自然と心は躍っていた。


何食べようかなー、おそらくそんなことを考えていただろう。その刹那、気を抜いていた僕の両肩に衝撃が走る。ズッシリと重みのある双肩の感覚以外、状況が全く把握できない。「dokuちゃん!!」その聞き覚えのある声と、正面で僕に手を伸ばす不敵な笑みを見て、がっくり肩を落とした。

悪魔の笑みを自在に操るのはRopponとKasu。

繰り返すが、旅行で好きなのはアウェイ感。ラーメンとボーリングに青春を注いでいた友人たちはまさしくホーム。繰り返すが、旅行で好きなのはアウェイ感。

横浜にいて地元を彷彿させる彼らとの出会いは偶然か必然か。ウザくもあり、どこか嬉しくもあった。

適当に横浜を堪能し、二日目に予定するは関東の大学に進学した友人との再会。とりあえず、一人だけしかアポを取っていなかったので何人かに電話をかける。

今日遊ばない?という誘いに「無理。」という返事がこだまする。どう考えても悪いのは自分。みんな忙しいわけだし、連絡の一つくらい入れるべきだったな。結局全滅。唯一誘うことのできた友人とサシで飲んだ。


旅行であっても「ホーム感覚」は少し欲しいかも、そう思いながら新幹線に揺られていた。


予知夢

2006-08-17 14:54:36 | Weblog
地震に襲われる夢を見た。

目が覚めて30分後に地震が来た。


単位を全部落としている夢を見た。

明日大学に行って確認したいと思う。

 

花火

2006-08-07 02:56:49 | Weblog
地元では割と有名な花火大会。

夏といえば花火は欠かせない。大学最後の夏休みを謳歌するためには、花火を見ることが必要条件だった。

おそらく10年近く行っていない花火大会。前回見たときは夜空に咲き乱れる花火にただただ驚くばかりだった。そんな過去が記憶を支配しているものだから、嫌でも期待してしまう。

絶景ポイントは分からずとも、「おそらくここ」と地元の勘を働かせ、腰を下ろす。「たぶんこっちの方にあがるんだろうね。」そんな会話をしていたのに、実際は全く違う方角で花開くわけだから驚いた。

最初の数発は、綺麗、なんて単語が脳内を駆け巡る。
数刻後には、切ない、なんて感情が体を支配する。

口をつく言葉もなくなり、終始ほぼ無言でぼんやりと眺めていた。

花火を見て涙が出そうになったのは初めて。でも、実際には出ないから余計感情がこもって渦をまく。


一瞬で消えるから切ないとかではないんだよなー。
何なんだろあの感情。


愚痴

2006-08-01 01:35:38 | Weblog
耳を凝らせば、世の中、不平不満が行き交っているようだ。

人が語る愚痴にはあまり興味が無い。いや、これでは語弊があるかもしれない。正確には人が語る『悪口』にはあまり興味が無い。

「アイツがアイツが。」
よく聞く単語だ。その場の言葉を鵜呑みにすれば、ほとんどの場合100%相手に非がある。

目を凝らせば現実は真逆であることもある。

文句を言う行為を否定しているわけではない。それが是か非かなんてことはどうでもいい。正直分からないし、おそらく答えもないのではないかと考える。

しかし、自分では何も動かないくせに相手の非だけを攻める姿を見て気持ちが萎えた。集団で共通認識の標的を攻撃しているのには吐き気を覚えた。こういう人たちには陰でなんか言われているんだろうな、そう嘆いた。


口を凝らしてみる。どうやら僕の口からも愚痴が出てきているようだ。

なんともくだらない世の中だ。


浮気

2006-07-22 18:28:04 | Weblog
気がつくと女子高生をナンパしていた。

顔は芸能人で言えば長澤まさみ似。まだまだあどけなさの残る彼女はどこか可愛らしい感じ。ナンパに成功し、数分も経たないうちに意気投合した二人は彼女に家に行くことに。まさしく『逆お持ち帰り状態』でなんとも情けないが仕方ない。

お邪魔します、と足を踏み入れると目前の異様な空間支配に圧倒された。部屋の壁が全てガラスで作られているその家は、玄関のドアを開ければ全室が覗ける仕様。唖然とし、多少の違和感を覚えながらも彼女の部屋に上がった。

透明なガラスで区切られた部屋に最初は戸惑ったものの、慣れてくると嫌な気はしない。むしろ開放感があり、部屋が広く感じる。気持ちもどこか雄大になりがなら他愛もない話をしていたと思う。

まったりとしていると、彼女がふっと一言つぶやいた。

「今日は親がいないの。」

本能の箍が外れるとはよく言ったものだ。

よく覚えていないが滞りなく一通りの準備を終え、いざ尋常に!、と身構えたところで玄関の鍵穴で金属同士が重なり合う音がする。帰ってくるはずのない親がそこにいた。慌てた僕はとりあえず布団で身を隠し、親が居間に足を運ぶのを見計らって玄関から逃亡した。

布団で身を包んではいるが中は裸の状態で走っていると、突然携帯電話がけたたましく鳴り響く。どこからか白い携帯電話を取り出して一番初めに目に付いたのは、外面に貼っている彼女と思われる女性と仲良く寄り添っているプリクラ。電話の相手も直感で彼女だと分かった。

電話の電子音で一気に理性を取り戻すと、言葉では表現することのできない感情の呵責に苛まれた。

心の中で「これは夢だ、これは夢だ!」と幾度となく連呼し、意味不明な理論で自己を正当化することでしか正気を保つことができなかった。


「これは夢だ!」と声にならない声で叫び、布団に包まりながら隣に目を落とすと、そこには長澤まさみではなく、髭が雄々しく生えた自称22歳の友人が布団を剥ぎ取られて小さく寝ていた。

プリクラなど貼っていない白い携帯電話を取り出し、鳴り響く目覚ましを止める。

寝ぼけた頭で必死に現状を把握し、やっと胸をなで下ろしてまた寝た。


盗作

2006-07-22 17:47:55 | Weblog


「ハウルの動く城を見たい」とKohが漏らす。ラーメンを食べに行く時間を早めてまで見ることにした。何が楽しくて男と二人でジブリを見るのだろうと思ったが、大人だからそこは言わないでおく。

荒地の魔女が実年齢にさせられてから「なんだか妙にかわいいおばあちゃんになったね。」と微笑んでいたのに、Kohが「こういうの漫☆画太郎先生の作品に出てこねー?」と言うものだから絶句した。

しかし納得。

見れば見るほど『漫☆画太郎のキャラ』が脳裏を駆け巡るものだから、後半のストーリー展開はただでさえ意味不明だと思うのに、全く頭に入ってこなくなった。Kohを恨み、そして感謝した。

駿が漫☆画太郎氏から何らかの影響を受けていることはほぼ間違いなく、一時の感情で過ちを犯してしまった可能性は否めないと思う。しかし、仮に漫☆画太郎が盗作で駿を訴えたとしても負けるんだろうな、きっと。

思考放棄

2006-07-19 23:30:21 | Weblog
きっと何も考えないからいけないんだな。


調子に乗ってバイトのシフトを出しまくったら全部採用されて、心の底から後悔した。
咳だけだと思って病院に行かなかった過去の自分に、心の底から叱咤した。

夜型生活で疲れているのに、朝まで苦しくて眠れない。変な薬を飲まされて少しは楽になるけど、なんだか気だるい。予定で埋められた予定を想像するだけでため息が出る。

あぁ、なんだか疲れているな。

そんな弱気になるのは就活中か腸をやられたとき以来か。

思考も良い感じに梅雨入りしたところで手帳にぽっかりと空白ができた。生憎の雨雲に覆われた天気でも、家の中でゴロゴロしているのはもったいない。ぶらりと外に出かけた。

車や原付での移動をやめ、自分の足で歩くことに。歩くのは早い方ではないけれど、普段よりもゆっくり歩いてみる。

「それはもう喧騒の中で生活する現代人には決して触れることのできない絶景に心が洗われてリフレッシュできました。たまには文明を使わないで歩くのもいいもんですね(笑)」のようにぶりっ子的発想なことは全く無い。

ただただ余計なことは何も考えないで、ぼけーっと歩いていただけ。ゆっくりと歩いていたし、途中で休憩したり飯食ったりしていたからあまり疲れない。気がつけば合計5時間くらい歩いていた。

結構な時間を費やしたけど、かなりスッキリした。

そういえば、プールに毎回行く理由は水が好きなのもあるけど、クタクタになって思考が停止する時間が来るから。真っ白な世界が気持ちいいんだよね。


きっと何も考えないからいいんだな。

咳2

2006-07-10 12:58:20 | Weblog
やはり咳がおさまらない。
あの薬は効かない、と言われて以来飲んでいない。

遅い朝食の前にまた咳き込んだ。
ティッシュの上にはまたしても赤いものが見える。


あれ、おかしいな。まだニンジン食べてないのに。


今日は病院に行こうと思う。


2006-07-05 14:24:45 | Weblog
2時までバイト。

即行で家に帰り、ゆっくり湯ぶねにつかって布団に入ったのが3時前。

しかし、咳がひどくて結局6時ごろまで眠れなかった。

目が覚めると13時。

遅い朝食をとりながら薬を飲む。薬を飲んでも咳は出るし、タンはからむ。タンを吐き出したとき、赤いものが見えた。


きっとさっき食べたニンジンだよ、間違いない。
そう言い聞かせて、また一つ咳き込んだ。


はやくも

2006-07-02 13:47:13 | Weblog
辞めたい。
辞めないけどさ。

昨日は新しいバイト二日目。土曜日ということもあり店は大繁盛。先輩方が「あー、忙しい忙しい。」と言っても、通常の業務レベルを把握していない僕にとっては忙しいかどうか分からない。それでも、まぁ言えることはやっぱり忙しかったということと、大量に汗をかいたということだ。

この日は予約がニ組。

<予約①:合コン>
4対4で合コンが催されていた。ビックリしたことは女の子がカワイイという事実。いやいやいや、いったいどういうことだよ。合コンとは微妙な女が来る場所じゃないの?世の中不公平だ。男の視線から判断しても
・カワイイ(75点)
・カワイイ(75点)
・普通(60点)
・ドラム缶(10点)
俺こんな合コンだったら超テンション上がるのにな。ばかやろー。

<予約②:ゴスロリ集会>
ゴスな服装をした方々が来襲した。自分たち浮きまくり。自分たち写真撮りまくり。集団に属するからできる服装といきがりようなんだなと思った。なるべく見ないように見た。


さてさて、二日目にしてバーのレシピをもらった。次回まで覚えてこいとのこと。三ヶ月位ホールでガツンと接客を楽しんだあとバーマンにも挑戦したいな、と考えていたがそんな淡い期待は崩れるかもしれない。困った。接客業を経験したいがために働き始めたのに。


俺が優秀なのか、人が足りないのか。
明らかに人員不足。

遊びにきたら不味い酒でおもてなししますよ。


地獄天国地獄

2006-06-30 01:33:55 | Weblog
<地獄>
事故った。交通事故。

事故現場は交差点。詳細はめんどくさいので省くが、トラックと接触。しかし被害は最小で、サイドミラー損傷のみ。サイドミラーが通常の可動域を大きく超え、本来ならば決して曲がるはずのない方向に曲がっていた。

とりあえず初事故なのでどうしていいか分からなかったが、意外と冷静な自分。携帯電話で初めて110をダイアル。状況を説明し警官が来ることに。実況検分みたいなことをやっているが、どうやら物損の場合は保険屋に任せるのが一番らしい。特に何も解決しないまま警官は去っていき、不毛な時間だけが過ぎていた。


<天国>
映画を見に行った。「タイヨウのうた」。YUIの歌が聞きたかった。映画には結構あっさり感情移入できた。ベタベタな感じも個人的には○。そして歌。映画館だからも知れないけど鳥肌が立って圧倒された。一緒に見に行った人はお疲れのようで「眠かった。」と言っていた。受け取り方は人それぞれだから期待はしないほうがいい。


<地獄>
気持ち良く映画を見て、車に戻ったらサイドミラーが曲がっていた。妖精さんが直してくれていると思ったのに。それでも帰りは幾分気持ちよく運転していたのに、鳥の糞が落ちてきた。ちょ、僕何か悪いことしましたか。ムードとかそんなもんあるはずもない。


保険屋に電話するのとかめんどくさいなー。


初心

2006-06-28 21:00:07 | Weblog
新しくバイトを始めた。

今までバイト経験はあるが、飲食業は初めて。

まぁ、大学4年で22歳ともなると精神的にもある程度落ち着いてくるもの。ちょっとやそっとのことではあまり動揺しない。風邪と思われる節々の痛みとダルさも、仕事となれば消えてしまうもの。

今回は初回ということで、勤務時間は1時間程度と言われていた。6時から先輩方の動きを見て勉強。盗めるところはどんどん盗もうと目を光らせていた。まだ何もできないのに、客は余裕で呼んでくる。たしかにそうだ。客は新人だろうが何も関係ない。頭が真っ白になりながら注文を聞いていた。

バタバタと動き、気がつくと時間は8時。先輩に呼び出され、「あぁ、今日はこれで帰れるのね。しんどかった。」と胸をなで下ろしていたら『休憩は30分だから。』と奇想天外なお言葉に何度も耳を疑った。

同期の子と一緒にタメ息をつきながら休憩し、30分後には業務再開。注文が飛び交う中、分からないことは先輩に聞き、至らないところは注意を受けながら仕事をした。

閉店間際にもなれば徐々に慣れてくるもの。『お兄さん誰かに似てるんだよねー。誰だっけかー。』「名倉ですか?」『そうそうそうっ!!』「あはは、よく言われるんですよ。」なんて酔っ払いの相手もできるほど幾ばくかの余裕も生まれた。

結局閉店まで勤務し、店を出たのは25:30。これでも早い方らしいので困ったものだ。


久々に<新人>と呼ばれる立場に立ったわけだが、大変だね、新人って。大学1年生の頃はこんなに緊張しながらバイトしていたんだな、なんて懐かしく思い出した。