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飛ばない鳥

夢から覚めた

退職願

2007-01-08 02:24:54 | Weblog
バイトを辞めてきた。働くのは今月まで。
いよいよニートで紐生活も現実味を帯びてきた。

自分の意思とタイミングでアルバイトを辞めるのは初めて。今まで経験してきたアルバイトは(山崎絶望工場を除いて)「満期まで働いたうえでの定年退職」的なものが主だった。

アルバイトもそうだが、途中でやめた経験があまりないのでどのタイミングで店長に言いだせばいいのか頭を悩ませた。意を決して「今月いっぱいでお仕事を辞めさせていただきたいと考えています。」と、案外口にしたらスラスラ出てくるものだと感心した。

約半年前から始めたアルバイトは今まで経験したことのない仕事。働くことに対して多少慢心していた自分にとって、非常に良いリセットができたと思っている。例えば、今でこそ職場の掃除は「あたりまえ」だと思うが、昔はあまり思わなかったしね。

知り合いが一人もいない空間で、すべてが一からのスタートとなり、過去の経験があまり使えない状況というは本当の意味で初心に戻れた気がした。初心が大事だとは言うが、長年何かに従事すると初心に戻ることは不可能だと思う。頭では初心に戻った気でいても自然と体が動いてしまうし、経験によって広げられて視野を狭めるということはできないと思うよ、俺は。

半年という短い時間で得たものは、初心にかえれたということだけかな。時間の差って思っている以上にでかくて、半年位じゃ別の次元に目を向けることができなかった。まぁ、感覚的にそう感じているだけだけど。分かるんだ、なんとなく。


あぁ、本当に辞めるんだと思う、情はそれほどわかないが、それでも感慨深くなるもので。

本当にどうしよう。

生活するお金がない・・・。

卒論 終章

2007-01-05 17:00:00 | Weblog
出してきた。

卒論は教務に出す前に教授に見せ、OKをもらってから教務に提出するらしい。
他のゼミ生がそんなことを言っていた。

教授に見せるのはめんどくさいから、そのまま教務に出すよ。
僕のゼミ生がそんなことを言っていた。

たしかに教授に出すのはめんどくさいから、そのまま教務に出した。
卒業できる・・・よね?

よろこんぶ

2007-01-04 18:04:05 | Weblog
「お節にある昆布はよろこんぶ(喜ぶ)でかけているんだよ。」なんて意味不明なことをRopponとKohが言うものだから、新年早々クソつまらないことを言うなとがっくり肩を落とした。さっそく初スベリですかと相手にするのを止める。適当にあしらっていると「本当だよ、本当!」としつこい。彼らには幾度となく騙されているのでそう易々と信じることはできない。

この日は車を走らせて初詣へ。俺は一回行ったから詣。氏も誘おうと電話をしていたのだが、車中でこんな会話が繰りひろげられるものだから、電話をしながら頭の中はお節でいっぱいだった。

実家に帰っていた氏に「お節が食べたい。」と告げると、「用意するので来ていいって祖母が言っています。どうしますか?」と予想外の返答が帰ってきた。「えー、無理ですよー。お参りだけ行きましょう。」的なノリを期待していただけに、ちょっと取り乱した。

彼女が今いるのは実家である。正月から実家に行っているってことはご両親、祖父祖母もセットだろう。夜も更けている。電話越しに「いやいや、さすがにこの時間は失礼だし・・・。」とちょっと逃げ腰になると社会人Ropponが「dokuちゃん、そんなんじゃ営業失格だよ。片足突っ込んだらガンガン攻めないと。」と背中を押してくる。「なるほど、新年から逃げたら一年間逃げてしまうな。」と納得したので攻めの姿勢をとることにした。

予想外の展開に興奮する僕とRopponを乗せた車は、一人冷静なKohの巧みな運転にしたがって氏の「実家」へと運んでくれた。

車を降りると斜め前に人影が見える。氏の実家付近にいることは間違いないが、詳細は知らないのでKohが電話していた。僕とRopponは二人で「月が綺麗だね。」なんて話しながら、待つこと3分。氏が玄関からやってきた。どうやら見えていた不振な人影は氏の父。「突然すみません。」と一礼し敷居をまたがせてもらった。

一家総出で出迎えてもらい、食卓にはおいしそうなお節が一面に広がっている。


後は想像に任せたい。
後輩の実家にまで押し寄せてまで食べたお節は正月を感じた。

新年早々、「青天の霹靂とはまさにこのことだ」といった感じだったが、面白かったからいいや。
傍観するのがね。自分は嫌。

大吉

2007-01-01 20:49:03 | Weblog

「初日の出を見に行こう。」と高校時代の友人と約束したので、起床は4:00。睡眠時間2時間での強行突破だったが、きちんと目覚ましに反応。まだ暗い中を遅刻ギリギリのためすっ飛ばし、集合場所まで駆けていったがまだ一人しか集まっていない惨劇は高校時代を彷彿させる。半刻もすると全員が集合し、一路向かう先は松島。「初日の出という厳かな気分を高めるためにも、日本三景の一端を担う松島で拝むのは至極当然の行為である。」と主催者は考えていたのだろうと考える。本音は「地元+海+有名所=松島」の法則があったのだろう。

電車に揺られ松島に着いたのが6:00時前後。2年前にも見たという絶景ポイントに辿り着いたのが日の出の10分前。絶景ポイントにはすでに10数人がスタンバっていた。

それにしても多いのがカップル。二人の世界にどっぷりつかり、神聖なる元日に乳繰り合っている輩を見ると「日の出見ないでベッドで寝てろ。」なんて悪態をつきたくもなるが、男五人で「日の出まだかよ。どうせいつ見ても変わらねーんだからいっそ『アラレちゃん』みたいに「おっはよー」って言いながらシュポンって出ればいいのにね。」なんて愚言で笑いを誘うよりは100倍マシかもしれない。

そんな焦る気持ちを抑えきれない僕たちを尻目に、雄大な太陽はジリジリと焦らしながら攻めてくる。

やがて雲を光が赤く染め、徐々に太陽が顔を出す。日の出が出たら拍手をして先駆者になろうと考えていたが、「うん、よし!」と呼ぶにはほど遠い頃合いにどこの馬の骨とも分からないキチガイが拍手をしたものだから、皆「えぇぇ」と思いつつも釣られて数人が拍手をしてしまった。「空気嫁よ!」と滑る某に失望するも、偉大な太陽はそれすらも忘れさせるほど輝いていた。

太陽に今年一年のお願い事を託し、初詣に向かうことにした。

初詣は昨年と同じ塩釜神社。昨年はお参りのあとのおみくじで「吉・小吉・末吉」7連という苦汁を飲まされた。リベンジを心に誓い、全身全霊の力をもって引いたおみくじは「吉」。「吉は大吉の次に良い。」と博識っぽいが意外と嘘つきな友人が言うのだから今年の運勢はそこそこだろう。

5人一斉に引いて「大吉抜け」の勝負をしていたが、1回戦は「大吉0」という結果に終わる。自分達は大吉が出ずに落胆の色を隠すことはできないが、抜き出るものがいなくて安堵の表情を浮かべる。おそらく元旦だから大吉が多いだろうと予想する中での大吉0だから、今年本厄なのもうなずける。

100円がきれたため、綺麗な巫女さんに両替を頼み、尋常なるは2回戦。無欲の勝利を装うも大いなる野心を抱いて手を引き抜く。

静かに、それでも気分は高揚して開いたおみくじは「大吉」。

来た。正直、これ来た。

「吉→大吉」という抜群の安定感は、今年一年の揺るぎない恵まれた環境への道しるべであろう。と信じて止まない。

まぁ、大吉を引いたからってすべてが順風満帆になるのか言えば、そんなに人生甘くないことはなんとなく分かる。俺は何か突飛する出来事を経験すると、すぐに調子に乗って良い方向にも悪い方向にもコロッと擦れてしまう傾向がある。本来の自分の軸さえ侵しかねないという性格も知っている。

そこで今年の抱負は「擦れない」にした。擦れるという言葉には慣れるという意味も含まれている。慣れるということは個人的には非常に正であるととらえているが、俺は負の意味で擦れすぎてしまう。調子に乗ってきたら抱負を反芻しながら、首尾よく大なり小なりの経験を吸収していきたいものである。

まぁ、あとはすべてとは言わないまでも、大半のことは笑って楽しめば「今年も良い一年だった!」と振り返れることだろう。


初日の出に大吉スタートの一年をどう築くのか、今から楽しみである。

同窓会

2006-12-31 10:00:22 | Weblog
中学時代の生徒会長が「同窓会したいね。」と言ってから実現した今回の同窓会。成人式のときにも数人で集まって飲みに行ったが、わざわざ連絡を取り合って開催するのは初めて。

中学校を卒業して何年になるのか。中学時代の思い出なんて剣道部に所属していたことと、好きだった子の名前くらいしか思い出せない。そんなことはないが、なかなかに記憶は姿を消し、参加者の名前をみて「え、誰だっけ・・・。」と頭を悩ませた。同じように僕の名前を見て「え、誰だっけ・・・。」と悩む人がいるのかと思うと、同窓会とは社交辞令の塊なのだなとその本質を垣間見る。

先駆者の生徒会長は忙しすぎて来れないという残念な結果になってしまったが、それにもかかわらず連絡等に心力を注いでくれたことに感謝しつつ乾杯が始まる。

飲み会自体はそれなりに盛り上がり、二次会もそれなりに盛り上がった。なんとなくお互いに探り合っている感じが7、8年の歳月を感じさせるのだなと感慨深くなりながら杯を傾ける。

中学時代の恩師と呼べるのか、お世話になった先生に会えたのは非常に感動した。普通のおっさんになっていて、パチンコ帰りを想起させるその姿は未婚者としては非常に危険な香りがしたがそこは空気を読んでおいた。

さてさて、多少なりとも期待していたことが実はある。同窓会といえばよく耳にするのが「男女の情事」だろう。中学時代はお互いに興味がない男子と女子でも、年齢と共に山あり谷ありの道を進み、いっちょ前に成長したのならば何があるのか分からないのが男と女の世界であろう。

今は恋愛に興味がないが、何かはないものかと幾ばくの期待を胸に忍ばせたハンカチでたたんだ。

結論から言うと何もない。ベタな展開というのは「中学時代には可愛くてなかなか話しかけることもできず、卒業式に放課後の教室で告白しようとしたけど目が合ったとたん教室から逃げるように飛び出してしまった。」といった経験が前提として必要十分条件らしく、中学時代に興味のなかった子に対しては今でも興味が湧かないものらしい。中学時代は100㎏近くあって超芋みたいな女の子が、今ではモデル級のスタイルにタレント級の美貌を引っさげて登場みたいな、そんな劇的に変わる子とかまずいない。実に興ざめで、また一歩大人の階段上ったなとしみじみしながら一人心の中で吸えない煙草をふかした。

次は同級生全員集合とか面白いな。

空気嫁

2006-12-29 17:04:58 | Weblog
バイト先にMasakiとKohが来るといっていた。

バイト先にきてもサービスとかは何もできないからなかなか心苦しいのだけれども、友人がおいしそうにお酒をクイッと飲む姿を見るだけで「あぁ、俺も飲みてー。」と胸を掻き毟りそうになる。なかなか困ったものだが、楽しく仕事ができるので意外と好きなのだ。

しかし、今日は日が悪い。

彼女も友人と来るというのだ。

「え?Kohくんと、横浜で会った背がでかい変態も来るって言ってたよ。」
「え?じゃ、行かない。」

そんな冷めた楽しい会話を交わすが、最悪遭遇してしまうのだ。

席が近ければMasakiなんかは話しかけてしまうこと必至。
席は離れていてもMasakiは声がでかいし、Kohは笑い声がでかいから空気が読めない余計な発言で空気が凍ってしまう可能性大。
お酒なんか入ったら危険極まりない。

平和に年を越したい。

いろいろなリスクは考えられるが、どうやら僕は考えすぎてしまうようなので「杞憂、杞憂」と心を落ち着けることにした。

悟空じゃないからワクワクできない。

鼻炎か癌

2006-12-26 19:47:39 | Weblog
鼻水だと思って鼻をかみ続ける。

ティシューを開けば、そこは真っ赤な血の海。

鼻水だと思っていたのは、実は鼻血でしたとさ。

そんなクリスマスのお話。

今年の漢字

2006-12-22 21:51:36 | Weblog
世の中「命」。僕は「病」。

春:就職活動で不安な日々
  原因不明の急性腸炎で血便&*喪失
  
夏:感染性肺炎か喘息(病名、原因共に不明)

秋:風邪
  内定ブルー

冬:感染性腸炎(ノロさん?)

今:喉の痛みと悪寒で嫌な感じ
  健康保険証紛失→病院行けない

病に倒れるたびに、「健康が一番大事」だと再認識し続けた一年。
来年は健康でありますように。

卒論 第二章

2006-12-20 12:45:35 | Weblog
昨日、ゼミの教授が「卒論に新しい概念を取り込むこと自体無理だ。」と言っていた。

「卒論=持論」をどこかで「卒論=新発見」と取り違えていたので、非常に苦労していたところであった。

これで思う存分コピーとペーストが使える。

現在「7000/12000字」

コピペで2000字は埋めたい。

侠客立ち

2006-12-18 22:44:27 | Weblog
最近「美学」について考えるようになった。
 
分野はなんでもいい。

「自分の美学」を持った行動はあまりに輝いてる。

「自分の美学」を持たない行動は実に陳腐だ。


理想の「美学」は「花山薫」です。