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ごたく通信 vol.5
グレンファークラスはゲール語で「緑の生い茂る谷間」と言う意味だそうです。
今回選んだ一本はグレンファークラスの105です。この105はアルコールの度数を表し、単位はプルーフ(PLOOF) です。日本のみならずパーセント表記が一般化されているかと思いますが、古くから親しまれている単位は中々修正されませんね(…日本でも升や合などの単位は根強く残っていますね)。
このプルーフ表記は少々曲者で、アメリカを始めとした諸国は105PLOOF=52.5%ですが、スコッチ(ブリティッシュ)に関しては105PLOOF=60%と計算されます。
鉄の女とも呼ばれたサッチャー元英国首相はこのグレンファークラスの105を好んで飲まれていたとか…肝臓の方も鉄の物をお持ちだったようです。
Glenfarclas 105 グレンファークラス
Spyside Single Malt Whisky
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ラベルが変わりましたね。
丁度タイミングよく(?)オールドボトルのグレンファークラス105と、本品を飲み比べることができました。
オールドボトルはアルコールの強さをストレートに感じましたが、ニューボトルの方は甘みが増し、とても60度もあるようには感じませんでした。
味が変わることは一長一短あるかもしれませんが、今回のこのボトルについて、私にとっては好くなりました。