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TMD BLOG

1986年創業のTMDのブログです。

新製品 BIMA

2015-10-09 18:06:29 | NEW

N・H作の新製品、BIMAが登場しました。

このBIMAはN・H作品の中でボーカル・ソースを聞く上で、飛び抜けた製品です。GND側5Way、HOT側3Wayのセンタースタビライザー構造です。このBIMAはこれまでのN・ H作品(N-SOUND)の中でも特に声の再現性に優れます。例えばクラプトン喉の声帯のザラ付いた感じがリアルに再現されます。彼のボイスはハスキーでもありますが、その辺りがもう堪りません。ザラつきに実在感があるという感じです。クリアーなだけではない人間の声の持つ様々な生々しさをBIMAは持っているのです。

ここで→詳細が見れます。

 


特売日

2015-10-08 20:52:14 | NEW

SALEマークに続いて「特売日」というのも作りました。

これは"その日に限り"特に安いという設定です。

ある意味Sale品よりもお得な感覚が強いです。

いつ、これが出るかわかりませんから...

注意深く観察していてくださいね(笑)


お得なHPの探索

2015-10-02 20:39:20 | NEW

はい、今日はTMDサイトのお得な探し方について記します。

まず、のマークを探してみてください。

そのマークの付いている商品が現在、SALE期間中の商品という訳です。

これからはSALEというまとまった物を開催するよりも週替わり、日替わりで

SALE品が出没するようにしようかなと思っています。それの方が見る楽しみが増えるから

です。でもSALEマークが付いていない商品にももの凄くお得な商品があるのです..実は。

それは比較的に低価格で初めから出している商品で最近ではN・H作のmeegなのてのがそ

れに当たります。これは価格破壊もいいところで早く材料を使い切って終わって欲しいです

(笑)・・という事はまだ作れるらしいですね..。

まぁ、それはともかくのマークの品は要チェックです。

毎日、TMDサイトを見に来てくれている有難い方々への

吉報と言えますね❤️

 

 


遂にホームページが完全リニューアルされました!

2015-09-28 23:52:52 | NEW

遂にホームページが完全リニューアルされました!

ホームページ製作は私が担当なのですが・・ここ10年くらいを

振り返ってみると相当に色々トライしました。

その結果、最もシンプルな表紙とターゲット(1クリックで飛ぶ)ページだけの

構成に至りました。

これまでは何かとメニュー、階層、メニュー・・と

どうしても大量の情報を扱うと、そのようなパターンに

10年以上はハマっていたような気がします。

今回、BIND8といういつも使っているソフトの最新バージョンに

したのを切っ掛けに、思い切ってサイト全体を改装しました。

多分、見やすく使いやすくなったと思います。

イメージとしては、新聞です。

え? 新聞と思うかもしれませんが

新聞って結構、大量の情報をうまくまとめているんですよ。

今回のリニューアルしたTOPページが丁度その新聞に

相当します。

このTOPから目的のページにワンクリックで行ける。

途中、一切の「間のページ」を介することなく・・

これが今回やりたかった事です。

だから、よくあるメニューがありません。

メニュー、MENU、INDEX、リンク・・・・・と

延々とクリックしなければならない

これまでのサイト構造を一気にシンプルにしました。

やっと作りたかったサイトを作れた気がしています。

10年以上はかかってしまいました..。

皆様、今後ともよろしくお願い致します。

HP





またまた美味しいブリアンプがっ(1)

2015-09-14 02:30:00 | NEW

またまた美味しいプリアンプが登場です。

名前はバーサテリウス

ローマの皇帝のような名前ですが

プリアンプの名前です。

このVersatelius、とにかく格好いいし、可愛い

サイズは幅315mmとなかなかに可愛い・・・

可愛いが中身は恐竜です。

なにしろ事実、あのテラノザウルスのプリ部と同一ですから。

テラノザウルスと言えば一時期、寺島さんが愛用していた

TMDのプリメインです。

寺島さんは、あの時期、一回上がってしまったのです。

つまりテラノザウルスとアバンギャルドTRIO+TMD各種ケーブル

の組み合わせで気に入った音が出てしまって(本にも書いてありますね)

もうやる事がなくなってしまった..。

普通の人ならココからが幸せの始まりなのですが・・

彼は敢えて「良い音ができたセット」をわざわざ崩し

一からまた苦労を始める事にしたのです。

その時のアバンギャルドTRIOは実は私の所に来たのです。


さてその時の幸福のセットの中核を担っていたのが

何を隠そうテラノザウルスなのです。

自分で言うのも何ですが

ソーラー電源でプリ部を動かした時の

テラノはすっごいです。

ここはブログなのでズバリ言いますが・・

終れます(笑)

オーディオはケーブルやスピーカーも重要だけど

隠れた音の中核今も昔もプリアンプ

オーディオ歴の長い、賢い人なら知ってます。

つまり「幸福の中核」はプリアンプなのです。

でも世界には様々なプリアンプが自分こそが最高と

謳っています。TMDのVersateliusが最高な理由は

ここ

に書いてありますので暇がある時にじっくりお読み下さい。

まぁ、みんな最高って言うんですよ(笑)

さて、このVersatelius バーサテリウス

まずルックスがかっこいいです。(2に続く)


 

 

 

 

 


またまた美味しいブリアンプがっ(2)

2015-09-14 01:28:51 | NEW

さて、このVersatelius バーサテリウス
まずルックスがかっこいいです。

__________



特にまん丸いアルミ削りだしのツマミとリジットな削りだしのフロント・パネルとがベスト・マッチしてます。あんまりにもこの仕上げが綺麗なので
文字とか入れたくないと思ったのです。
だから敢えて一切の文字入れはしませんでした。
ツマミの二つはLとRのGAIN(音量...実は増幅度調整)です。
その中央に光る(画像ではLEDは消しています)のは電源LEDです。
超シンプルです。
後ろはこんな感じです。

中央に外部電源を入れる端子が見えますね。
ここには二種類の電源を入れられます。
それの詳細はここ
とにかくシンプルで賢いプリアンプに行き着くのです。
シンプルが良いのは余計な音質劣化の要素を加えない所です。
賢いとは・・何が音の良さに直結するかを知っている事です。
世の中には様々な俗説がありますが
ストレートに音質の良さを追求して行くと余分なアクセサリー回路は
外し、音質劣化の要素を持つスイッチ類、リレー、撚り線の使用
一点アース以外のアース処理、弊害のある普通のボリューム回路は
使用しなくなります。

ぐるりぐるぐる回って辿り着くのはVersateliusのような
シンプルで賢いプリアンプなのです。
この音をブログでお聴かせできれば早いのですが・・・
自宅試聴は可能です。

TMDには41Preampというプリアンプもありますが
「空中直線抵抗」は流石に使っていません。
                                             ※ 空中直線抵抗についてはここ
あの41Preにはクラロスタットのポットを使ってました。
Versateliusにはテラノでも途中から採用したテスラを使っています。
こちらは巻き線です。
とにかくVersateliusに使われる抵抗はTMDだけの抵抗です。
実はプリアンプの音の品位は抵抗で決まります。
これだけはいくら技術者が唸ってみてもどうしようもありません。
実際、回路と配線構造が決まったら後は部品頼りなのです、皆さん。
究極まで部品と部品の繋ぎ方をTMDは煮詰めました。
その結果がテラノや、このVersateliusなのです。
なのでTMDとしては今後プリを何種か出したとしても
同じような事をやるしか方法は無いのです。
せいぜい配線材の組み合わせに凝るぐらいしか
やる事は残っていません。
このプリは遍歴を終らせる為に作っています。
買い替えの楽しさはわかりますが
その都度の出費と、どうどう巡りは賢くありません。
貴方がプリを今後、二度と買い替える必要が無いものをと
願うならばVersateliusをチェックする必要があります。

確信犯的な根拠をもってお薦め致します。

                                                                      あと.. 蛇足ですが このレベルの海外製プリは一桁高いです。
 画像を追加しました。
Versatelius

 


とんでもないコストパーフォーマンス

2015-09-12 12:38:11 | NEW

とんでもないコストパーフォーマンスです。

名前はmeeg(ミーグ)

N・Hデザインです。

価格はなんと15,000円

ジャ○ネット タカ○ではありませんが・・

声が裏返ってしまいます(笑)

これは材料的にも一切の手抜き無し、そして音ときたら

呆れてしまう程の完成度!

完成度だけで言ったらN・Hデザインの中では断トツです。

しかもノーマルケーブルではトップと言って良い程の完璧な

定位再現性を持ちます。

なのに・・この値段、、、いいのかっ?

掟破りなこの商品、見逃す方は  大変申し訳ないですが・・


たいへんにもうしわけないですが

残念っ!

リンク


WIRE→→→→→→→→CABLE

2015-09-02 19:39:10 | NEW

WIREがCABLEになるには何が必要でしょう


この場合のCABLEとは勿論、完成品のオーディオケーブルの事です。

ご承知のようにオーディオ信号には最低「行き」と「帰り」の2本の

WIRE(導体)が必要です。

これを交流信号といいます。

交流信号と言う言葉を聞き慣れない人が居ると思います。

例えば電柱の電線に流れている電気が交流信号です。

発電所の巨大ダイナモ(交流発電機)から各家庭へは幾つかのトランス置き場(変電所)

を経て交流電気が流れてきます。

このような便利な仕組みは始めは無かったのですね。

その頃は電気以外のエネルギーでご飯を炊いたり、明かりをとっていたわけです。

日本でも最初は「電灯線」と言ってズバリ、電灯のソケットに二股ソケットを

つけて電気炊飯器などを使っていたのです。

 

当時はまだまだ「壁コン」が普及していないので

全て電灯線にタコ足配線で電気を取っていたのです。


その後、漸く壁コンセントが各部屋に標準装備されるようになりました。

 


その家庭用の電灯線も交流です。だから最低2本の線が必要です。

オーディオ用の信号も交流です。だから最低2本の線が必要なのです。


そうです!   だからWIREを使ってケーブルを作るには

最低2本のワイヤーが必要なのですね。


klangfilm

2015-08-26 18:04:35 | NEW

klangfilmのWIREを使ってケーブルを作る事にしました。

klangfilm(クラングフィルム)と言えばアメリカのWestern Electricと並び立つドイツの有名なブランドです。

私もこの会社の物作りには敬意を持っています。

所謂、プロ機のブランドなのですが音響や映画が

絶頂な頃にWEとklangfilmは共に世界の2 TOPでした。

________________

WEの朗々としたアメリカンサウンドも素晴らしいのですが・・

klangfilmの厳格な深い美意識にも捨て難い魅力を感じます。


klangfilmの古いワイヤーなどの良いものはなかなか出ません。

WEなどに較べれば100分の1以下しか出ません。


今回のWIREは1952年と言う事でVINTAGEの中では

まぁまぁな古さですが50年代前半という事でそれ以後の物より

やはり良いのです。


勿論、単線です。オーディオはやはり単線が基本です。

ギターなどの楽器の一部としての使用では撚り線も

それなりに意味があると思いますが

AUDIOではやはり単線がいいです。


さて、このワイヤーを使ったケーブルがこれです!

HPの方にアップしました。ここ


音がよいって、何の事

2015-08-23 18:27:01 | NEW

今回のテーマ「音がよいって、何の事」ですが..

よく考えてみると、これほど難しい問題は

ありません。

でもよい音が出た時は不思議とわかるものです。

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よい音もランクがあるようで

今日感じた良い音も馴れて来ると次第に特によい音とは

意識しなくなってしまうものです。

それゆえに「よい音を求める事」に

終わりはないようにも感じます。

_______________________

オーディオの趣味はこのように

新たな良い音を求める原動力によって続いて行きます。

 

このような方が居ます。ある程度いい音が出たので

今度はCDやレコードの蒐集に耽る、・・とか

ただただ、よい音に浸った毎日を送る、・・とかいうものです。

 

しかし、これも長い目で見ると必ず馴れと飽きが来ますので

やはり模様替えならぬ装置の買い替え衝動が起こる可能性が高いのです。

 

その受け皿としてオーディオ販売店やメーカーがある事になります。(一見、逆のようですが)

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車は実用性と趣味性の両方がありますが・・

オーディオは100%趣味でできています。

 

だから、趣味にかけるお金と言う物の基準は

その人の思い入れや経済力にかかってきます。

 

スピーカーを中心とするオーディオ世代は

今や高齢化の時代に入っています。

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若い方達は本格的なオーディオの趣味を殆ど知らない状況に

あります。この場合のオーディオとはスピーカーを中心とした

かなり場所をとるオーディオシステム全体をさします。

 

今の若い人達の感覚は携帯型オーディオ..

それはMP3プレーヤー(スマホ含む)とインイアーモニターと呼ばれる

イアフォーンの組み合わせ、多くはそれを選択しています。

 

ある人はガラケーからスマホに移行したように

スピーカーオーディオ(大きくて部屋に置けない)も

イアフォンオーディオにシフトした。

と言ってましたが・・

ある面は当たっていると思います。

 

戦後、今の中年から老年の人達の中でクラフト意識が

あった人はラジオを自作したり真空管アンプを自作して

楽しんでいました。

 

その後1960年代後半、日本でのエレキブームの後ぐらいから

楽器を買って演奏してバンドを組んだりする事も流行り出しました。

 

他ならぬ私も中学生の頃からテープレコーダーを2台使って

音を重ねて音楽を作るという変わった趣味を持ってまして

それが段々と高じて1976年に日本コロムビアから

ソロアルバムを出すと言う事に繋がるのです・・

それは全部、一人(※唯一の例外は一曲だけBASSを弾いてもらった)

で多重録音して作ったアルバムです。

 

今では全く当たり前の事ですが、私がそのような事を

やりだした頃はまだまだ、それらの可能性(MTRやパソコンを

利用して一人で音楽を創る)を追求している人は内外共に希少でした。

まぁ、その時代に合わせた趣味が流行ると言う事ですね。

 

さてガラケーからスマホにシフトしたように

時代はどんどん進んでいますが・・

お題の「よい音」を追求する人達はオーディオマニア以外にも

います。それはミュージシャンであったり録音エンジニア、

プロデューサーだったりします。彼等は音源を作る側ですね。

ライブでのPAをやる人や音楽ホールを創る人も該当します。

 

それぞれがそれぞれの「よい音」を追求しています。

「良い音」と書かずに「「よい音」と表記するのは

元々音自体に良し悪しは無いからです。ですから、どちらかと言うと「心地よい音」という

意味で「よい音」と表現しています。

 

このよい音、TMDも色々と追求しています。勿論、普遍的なよい音というものが

あるのか無いのかはわかりませんから、とりあえず自分の思うよい音を追求しています。

ですから、このよい音の好みが合った方と共感し合える事になります。

 

この共感し合える人の数が多いと嬉しい事になります。

 

 


TMDケーブル試聴会 at オーディオユニオンお茶の水店 4階 アクセサリー館

2015-08-20 14:40:54 | NEW

     2015年8月29日(土曜日)           14時00分~16時

 @ オーディオユニオンお茶の水店 4階 アクセサリー館

___________________________________

6月のメグに引き続き、オーディオユニオンお茶の水店にて

またまたTMDのイベントをやります。

ご都合の合う方は是非、来て下さい。

オーディオユニオンお茶の水店の地図を載せます。

 

オーディオユニオン お茶の水店 提携駐車場サービスあり

 

  • 〒101-0062 東京都千代田区 神田駿河台2-2-1 1F
  • 電話 03-3294-6766
  • 営業時間
    11:00~20:00 (日・祝日は19:00まで)
  • _____________________________________________________

イベントの内容ですが、

最新のTMD各種RCAケーブルを中心とした試聴となります。

【主なイベント内容】

1.中堅クラスのgenioz とgeniozLONDONの試聴


2.比較的 ローコストのRCA CABLEの試聴


3.新製品の ハイエンドクラスの試聴


     「Tettro」 「Artmen」RCA CABLEの紹介と試聴

___________________________________________

以上です。



ドラムの話(2)

2015-08-18 19:46:07 | NEW

ドラムは原始的な楽器なところがいいのです。

体で演奏する楽器とも言えます。

古くは木をくりぬいて動物の皮を張った

アフリカのタイコが源流の一つなのかも知れませんね。

最近では{脳で叩く}系の人達もいますが、ドラムは

あんまり脳を使わなくても楽しめる所が画期的です。

_____________________

よく「足と手を別々によく動かせるな」と言う人が

おりますが、あんなものは馴れです。馴れ。

自転車が乗れるようになるのと一緒です。

私などはオルガンを弾く人が驚異に見えます。

特に足でベース鍵盤を同時に弾く辺りが驚きですが・・

______________________

話を戻すと、今はもう持っていませんが一時期、古いドラムを

蒐集していました。

たとえば・・

これなどは、相当に古いもので牛の皮が張られています。

チューニングは下のネジを回すと高くなっていきます。

こちらは金属の胴のものです。これもカーフスキンですね。

これらは「スネアドラム」と称する物で

下側に「ひびき線」というものが張られています。

タイコの上の皮をスティック等で叩くとその振動が下の皮に伝わり

ひびき線がノイジーな音を付け加えるのです。

言葉で言うと「タ」が「ダ」になるかんじです。

これって誰が考案したんでしょうね?


AUDIOは何かというと歪みを敵と見なして一斉排除する動きがある

世界なのですが・・・

このスネアに付いている「ひびき線」(※別名スナッピーとも言う)は

ノイズ源です。これが無いとドラムの世界はかなり別の音になってしまいます。

よく軍隊の行進で使われるスネアのダッ、ダダダ・・ダッ、ダダダ・・なども

響き線が無いと迫力が無くなります。

つまりタッ タタタタ タッ タタタタてな間の抜けた音になってしまうのです。


ROCKの世界ではわざと音を歪ませるのが一般的です。

AUDIOが道徳であるとするとギター用エフェクターのFUZZなどは

反道徳的なシロモノです。

なにせシャラ~ンと鳴っている素の音を、これを通して

ジャガーン、ジャギーン、ギュオーン、ズザーンなどなどの濁点の付く

音世界にしてしまうのですからオーディオ的には御法度なものなのです。

この物体がその世界では有名なイギリス製のFUZZマシン、FUZZ FACEです。

なんか、のんびりした顔つきですが・・その音は

かのジミ・ヘンドリックスがウッドストックで披露したあの轟音、爆音を

産み出しているのです。


話がめちゃくちゃ飛びましたが

ドラムは騒音なのか、歪んだギターは必要なのか・・色々と議論はあろうかと

思いますが・・


いや~ 楽器って ほんと  いいもんですねぇ~


ドラムの話

2015-08-18 19:17:59 | NEW

ドラムの音は凄いうるさいのですよ..  実際。

CDなどで聴くドラムの音は聞きやすい音に整音してあるから

うるさくありませんが、実際の音はかなり騒音です。

勿論よい音なんですが・・  叩いている本人からすれば。

私がドラムに接したのは小学校6年の頃、兄が

ドラムセットを買ってもらった事で、

家にドラムがやってきたのです。

そこからの付き合いです。

私は何故かエレキを買ってもらったのです。

13000円のグヤトーンのエレキでした。

しかしエレキは弾くのが難しく

隣の部屋のドラム(隣の部屋が兄の部屋)の方に

なんだか興味が惹かれます。

____________________

最初は嫌がる兄にねだって叩かせてもらいました。

そのうちにシンバルを磨くから・・とかの条件が

ついて許可がおりました。


ある時、突然に幸福が訪れました。

兄がドラムセットを一式、お前にやるよ、と言うのです。

なんて豪勢なプレゼントをしてくれるんだ! と私は歓喜しました。

_____________________

ほどなく

新品のヤマハのドラムセット一式が兄の部屋に届きました。

・・つづく・・





原音

2015-08-16 22:05:38 | NEW

原音についてはまことに謎が深いのです。

その理由は音と言う物は様々な理由により

聴く人によって異なるからです。

私はかつてドラマーだったのですが、ドラムの椅子に

腰掛け、ドラムを叩いている時に私が聴いている音と・・

横でそれを聴いている人のドラムの音とでは

かなり違うのです。

既にここから原音と互いが呼び合う物

相対的である事が始まっています。

一般にはスタジオでの録音中の音やマスタリング時の

スタジオの音が原音とされていますが・・

それはスタジオでのオーディオシステムの固有の音なのです。

だからスタジオの音が原音だと言う人は、ある特定の

オーディオシステムの音を原音と呼んでいる事になるのです。

これはおかしな話です。

またスタジオにあるどんな高級なマイクと言えど

必ず固有のキャラクターがあるので

厳密に言うと原音は決して録れません。

ましてスタジオにかつてあったアナログ・コンソールなどは

高級オーディオプリアンプよりも音質が落ちるので

あんまり原音うんぬんと言えません..。

まして彼等は容易にEQ(イコライザー)のツマミを

回しますから、あんまりオーディオ的に云々言うのは

ある意味、筋違いです。

無響室というのがあります。

そこは四方を響かないようにしている環境です。

ここで音を出して何かを計ったりしますが

そこでの音も原音ではないのです。


こうして考えると原音とは幸福の青い鳥の如く

掴めそうで掴めないシロモノである事が理解されます。


でもオーディオ関係者は安易に原音再生という言葉を

使います。

私は原音というものを、元音を取り巻くあらゆる冗長度

を許容した範囲で考えています。

"元音を取り巻くあらゆる冗長度"とは個々人の音の記憶能力

や個々人の耳の周波数特性から始まり

部屋や環境での反射音や残響、音源から離れた時の周波数特性の

変化、これはステレオ装置の場合、座る位置は大変に重要で

ある事も含みます。

そしてCOLOR(色=個性)を必ず持ったありとあらゆる

音響パーツ、録音物を再生するにはこのパーツが沢山

使われている音響機器を通さざるを得ません。

これら全てが冗長度に含まれます。


こんなにも変化する物を沢山通している割には

なかなかいい音がするじゃないか!?


これが現在のAUDIOの実態だと思うのですが

皆さんはどう思いますか?


一本の線

2015-08-16 04:11:43 | NEW

一本の線、この線の音を単体で聴く事はなかなか難しいです。

聞くには何らかのオーディオシステムが要り、必ずその音を

聴くからです。つまりトータルの音。

オーディオがなかなか完成しないのも同じ理由なのかも知れません。

例えば何かを変える、アンプでもスピーカーでも。

当然に音は変わります。しかしそれは単体で出ている音ではなく

全体の中の一部を変えた時の「全体の音」という事になります。

それゆえに、ある意味では一部の音「だけ」を正確に知ると言うのは

かなり困難な事になります。

電源ケーブルを変える... 音が激変した! そうなると誰でも、その

電源ケーブルがすごいぞ!と思いますよね。しかしちょっと考えると

その電源ケーブルを差し込んだ機器の音が変貌した、もしくは真価が

発揮されたのかも知れないのです。

いや、それでもいい、とにかくこの電源ケーブルは凄い.. と思う

でしょう。しかし・・やがて別の機器を購入して該当の電源ケーブルを

期待を持って繋いでみたら・・・あれっ?  何か違うぞ?

いつもの音がしないぞ?   こんな事も起こります。

機器と電源ケーブルはどっちが主役なんでしょう?

そりゃ機器さ、ケーブルは「従」だよ。と皆さん思いますよね。

しかしその機器を作っている肝心のメーカーさんでも

何らかの「個性を持つ電源ケーブル」を使ってその機器を

動かしている訳で・・・

その時点で「電源ケーブル無しの」その機器の音を聴けている訳では

無いのですね。

これがオーディオが本来抱える悩ましい問題なのだと私は思うのです。

様々なオーディオ機器を買い込み、複数のケーブルが必要なので

それを購入し家庭用壁コンセントに差し込み発電所からのエネルギー

を利用してCDに刻まれているデータを何とか空気の振動に変換して

オーディオを楽しむ訳ですが、更に自分の家の音をもっと

良くしようとか、自分の気に入った方向に持って行きたいなどと

思うと、結構大変なのですが、その理由はソコにあるのですね。

単体の音は聞けない

これです。

聞く所によると部品メーカーなどは自分の所で作っているパーツの

音を聞く為にある装置を使っているようです。

それは万力のようなものの間に部品を挟む構造みたいです。


むむむむ・・なるほど と私は思いました。

しかし次の瞬間、「万力の音がしないか?」と疑問を持ちました。

でも「マイナス・ワン検証」の考え方ではこれでもいいのかもと

思い直しました。

「マイナス・ワン検証」とは便宜的に今、作った言葉ですが

つまり、何か新しい物を買ってきて、その音を聴こうとした場合

他の全てをとりあえずFIX(固定)して、考え 深く考えず・・

その部分だけを交換して結果を検証するやり方です。

はい、そうです。皆さんが日常やっている事です。

部品メーカーの万力方式も

万力環境を良くわかった上での検証方法なのだと思います。



それもこれも「単体の音は聴けない」という現実での

仕方のない選択です。


たった一本のワイヤーの音を聴くという事をTMDは日頃行って

います。これが全ての基本となるからです。