発泡酒な毎日

 30代を迎えたサラリーマンの平凡な暮らしを綴っています。

もう少し あと少し

2006-02-21 00:43:41 | ブログ
 まぁ、毎年の事ながら2月は忙しい。自分とこの会社の決算が2月ということも、取引先が例え3月決算だったとしても「今期のうちに。。。」といった感じで何かと引き合いも多い。学生の頃、年度末の無意味な道路工事に疑問を感じたけれど、社会人になってから余った予算を使いきろうという考え方には賛成である。あ、もちろんうちの取引先の大半は一般企業だけれど。。。

 だけれど、そんな日々の合間をぬっては息抜きもしている。昨日は久しぶりに映画館に行った。本当は「男たちの大和/YAMATO」を見たかったのだけれど時間の都合とかもあって「THE 有頂天ホテル」を見た。これは結果論ではあるけれどこっちで良かったと思った。何かたくさん笑えて何となく元気になれた気もしたし。

 僕はたまに恋人にも友人にも家族にも、もちろん会社の人にも話さない悩みを抱えることがある。話したくてもうまく話せない、何を悩んでいるのかもよくわからない、でも心の晴れない時がある。ここ最近、忙しさも手伝ってかいろんな事を考えていた。もっと言えば自分一人で抱え込んでいた気がする。いつからかは覚えていないけれど、僕は人に「心を開かない人だよね」と言われる人間になっていた。きっとその性格は今もまだ治っていないのだろう。

 人と仲良くしたい。何でも話したい。でもその人に裏切られたくない。何度と無く人を裏切り裏切られた人生だったのかもしれない。思い出すだけでも悔しいし、それに悔しさを感じる自分もまた悔しくて。でもそのすべては過去であり、その積み重ねの上に今の僕がいるわけである。毎日笑っているわけにはいられないけれど、でも笑えない事があるから笑える時もあるんだろう。

 「やめる事はいつでもできるからもう少し頑張ってみれば?」昨日見た映画の中のワンシーンである。僕の悩みに誰か気がついてくれるのだろうか?その日までは僕はまだ頑張ってみようと思います。

 

この時期によくある光景

2006-02-06 02:40:00 | ブログ
 この時期って結構別れの季節である。学生時代で言えば卒業、進学なのだけれど、今の僕がよく目にするのは転勤、転職である。特に4月に向けて新たに自分の居場所を求めて会社を辞めていく取引先の人が結構多い。

 今年に入ってから4.5人そういう人を見た。事前にやめる事を言ってくれている人もいれば突然その日に言う人もいて、でも最後に挨拶がてらにに電話をくれたりしたら、例えその人が畑違いな世界に行ったとしても、もし何かの縁で再び出会ってもやっぱり今まで通りに接したいと思えるし。

 だけれど逆にこっちは結構その人に対して思い入れがあったけれど、何も言わずさらっとそこを去っていく人とかがいると結構ショックである。僕もつい最近、電話でだけだったけれどいつもいろいろ話した大阪の取引先の人が気がつけばそこを去っていたというのがあった。

 でも、それは僕が勝手に思うだけのことで、向こうからすれば、この先にもう一生話す事の無い取引先の僕より、春から始まる新しい暮らしの方が大切なんだろう、そう思うことにした。そう考えると、今までの時間はただの仕事上の割り切った時間だったのかと、何か後味の悪い印象しか残らない気がする。

 だからせめて自分が今の場所を去るときには、お世話になった人にはキチンと挨拶をしよう。でも、全員には無理だから特にお世話になった人だけにしよう。。。

 


 きっと僕はその人にとって「特にお世話になった人」では無かったんだな・・・と、これを書きながらふと思いました。