THE KUROSAKIC RADICAL

こちらは『闇の末裔』の黒崎密を幸せにするサイトでしたが、サーバー廃業により、ブログで密を愛することにしました。

おおかみかくし

2010-02-26 05:39:11 | 冬菊観察日記
アニメのおおかみかくし、実は見てます。ゲームしてないし、見てない回もあるので、いまいち内容を理解していない部分もあるんですが。
今夜は、衝撃の展開に思わず一言。時間がなくて急いで書いたので、変なところがあったらごめんなさい。

眠ちゃん、いわくつきの旧家のお嬢様なのに、見た目はとても賢そうなのに、強くて優しくて可愛いのに、あまり頭は良くないんですね…。一般家庭のお嬢さんでしたら、まだ高校生だから仕方ないで済まされるでしょうけれど…。ただの裕福なお嬢様でしたら、世間知らずで済ませて問題ないでしょうけれど…。
拉致発覚でまずやることは、本人への安否確認でしてよ。バトルの時も、今まで無敵でしたから、油断されたのでしょうか。
ところで、予告を見ると、強い蜜とはフェロモンだと理解すればいいのでしょうか。
ともかく、眠ちゃん、好きです。冷たそうな一族の中で、どうして他人への思いやりを持つ心優しいお嬢様に育ったのか、これが一番の謎かもしれません。
それにしても、4年前も本当に眠ちゃんが狩人様だったんでしょうか。中学生って若すぎません?あ、戦う中学生って王道ですか?そうですよね、小学生の魔法少女だって沢山居ますもんね。

都密小説『st.mulakitan's day』前編

2010-02-14 13:33:07 | 小説
!前書き!
2006年2月14日にアップしたバレンタイン小説を少々修正しました。
チョコレートを手作りする健気な密の都密ですが、ひと味違います。いえ、ひと味どころじゃないって怒られそうです(汗;)これを読むと、アフタヌーンティーを食べに行きたくなりますよ♪いえ、それは私だけかもしれません(汗;;)



『st.mulakitan's day』前編

(やっぱり……)
可愛さはそのまま、頭がフリーズした顔をされ、都筑は自分の淡い期待が間違っていることを知った。
バレンタインデーの夜に密の家に招かれたからといって、何かあるかもしれないとウキウキしていた自分は、やっぱり馬鹿だ。イベント物に興味を示さない密が、バレンタインデーだからといって、チョコレートをくれたりするわけがない。
「あの、これ、今日はバレンタインデーだから」
密にチューリップを差し出した腕は、そのままフリーズしている。都筑にとっては長い時間が経ってから、密はふいっと顔を背け、それでも花束を受け取り、キッチンへと向かった。
馬鹿と言って馬鹿にしないのは、馬鹿に何を言っても言うだけ馬鹿だと思っているのだろう……。
「そこ、座っていいから」
そして目の前の、密が出してくれたステーキに、都筑は目を丸くした。
「……俺、こんなにおっきくて分厚いステーキ、初めて見たよ」
密は何も言わず、都筑のグラスになみなみと赤ワインを注いだ。
「あれ?密のも赤ワイン?」
密のグラスには、あらかじめ赤い飲み物が入っていたが、自分のグラスのものとは色見が違っていた。
「いや、ブラッドオレンジジュース」
「色、合わせてくれたんだ」
「別に。似たようなもんだから」
素直じゃない答えに、でもその内容に、都筑はウキウキしてグラスを掲げた。
「今夜はお招きありがとう。乾杯♪」
濃厚でどろどろとした舌触りのワインを、都筑は一気に飲み干した。
「美味しい~♪密、飲まないのによくこんな珍しいの見つけたね。どこの?」
「悪い。昨日、燃えるゴミの日だったから、ラベル剥がして捨てちまった」
困った顔をした密に、都筑はにっこり笑った。
「ううん。美味しければいいよ。お肉も美味しいし、密って料理上手だね」
びっくりした顔をして、密はそのまま黙ってしまった。
「照れちゃった?」
顔を背けた密が可愛くて、自然と頬が緩んでしまう。
こんなにもてなしてくれるなら、今夜は密からチョコレートをもらえるかもしれない。ゴミに出した淡い期待が、このワインのように濃いものになってくる。
「とっても美味しいよ」
尻尾を振ると、密は俯いたままグラスにワインを注ぎ足してくれた。
料理を堪能した後、密が躊躇いがちに口を開いた。
「あの、デザートが………」
「うん、食べるよ!!!!」
きっとチョコだチョコに違いない14年経ってようやく密は自分を眼中に入れてくれてようやくチョコがもらえるんだ、そう思い都筑はちぎれんばかりに尻尾を振った。
密が冷蔵庫から出してきたのは、レースをすっぽり被った縦長のものだった。丁度アフタヌーンティーセットの大きさで、ボリュームのありそうなそれに、都筑は涎を零しそうになった。
「今日、バレンタインデーだから」
恥ずかしそうに小声で言った密に、都筑の心臓は口から飛び出しそうなくらい躍り上がった。
テーブルに置いて密がレースを取り払うと、そこに現れたのは、予想通りアフタヌーンティーセットだった。
その三段の皿に乗っていたものは、これからの長い生涯、忘れようとしても忘れられないに違いない、それほど衝撃的なものだった。

(中編へ続きます)

黒執事カリーパン妄想Ver.

2010-02-14 01:27:24 | 冬菊観察日記
↓先日アップしたのが長すぎたかと反省したので、分割しましたm(_ _)m


黒執事カリーパンを買った時、「温めますか?」と聞かれました。
とりあえず断った後で、とあることに気付きました。
温めるって、つまり、かまどの火(今で言えば電子レンジ)で、セバスチャンをあぶる……?
それ、完全に拷問ですよね。
そりゃ、シエルなら、顔色一つ変えずに、「抵抗はするな」と命じるでしょうけど……。
セバスチャンも、「イエス、マイ・ロード」と答えてるでしょうけど……。
私、拷問の腕には自信があるんですが、ただ、怨みのある人間じゃないと、拷問できないんですよぉ~~。
「甘いですね」って、バカにされちゃいますね。これでは、悪魔にも天使にも、お近づきになれません(いえ、その方が幸せです)。

それで思い出したんですけど、シエルが脱獄する際、きっと以下のやりとりがあったんだろなぁ~と、妄想しました↓

アバーライン「君の執事も助けるからね」
シエル「その必要はない」
アバーライン「………」
シエル「アバーライン!何をしている!」


ちなみに、二期って、つまり別物ってことですよね…。
美味なる魂を探しあぐねて、20世紀をさ迷い歩き、今は坊ちゃんのような方が居ないと溜息をつくセバスチャンをやって欲しかったんですけど。
シエルの命日には、そのお墓にレクイエムを弾きに来て、薔薇を供えてくれたら素敵です。あれ?お墓???
あ、命日の度に屋敷跡に来て、シエルの部屋の跡で一人レクイエムを弾き、薔薇を飾り、癖で紅茶を入れてしまう、という感じですかね。
さらに、もういないシエルに話しかけ、まるで死んだ事に気付かない亡霊のように、執事として屋敷跡を優雅に独り言を言いながら歩き回ってくれたら、キュンときます。
……そういうキャラではないでしょうけれど。
それで、きっとグレルは、シエルが居なくては用がないので、セバスチャンにこれ以上ないくらい、冷たくされるんでしょうね。


ところで、このパンの袋が捨てられません;
でも、セバスチャンが家に居ると、ドキドキして困ってしまいます。
「行ってらっしゃいませ、お嬢様。馬車のご用意も整ってございます」
今朝だって、こんな声がしました、私の脳内から(笑)

黒執事カリーパン

2010-02-07 16:41:31 | 冬菊観察日記
いい年してすごく恥ずかしかったんですが、黒執事カリーパンを買いました!近くにスリーエフが無いので、ちょっと足を伸ばしました。しかも、発売日に行ったら売り切れてたので、リベンジです。
150円で、レシートにもしっかり『クロシツジカリーパン』の印字、きゃ★チョコレートの味はしませんでしたが、マジでチョコレート入りです。

黒執事は、アニメを途中から見ていただけなんですが、好きなんですvカレーパンはあまり好きじゃないのに、黒執事カリーパンを買うくらいに(笑)
なんてったって、シエルが可愛いv←ショタ好き。
セバスチャンがカッコ良いv
もぅ最高でした。
シエルを見て、両親から深く愛された人間は強いなぁ…とつくづく思いました。不幸なのは密と同じでも、密には愛された過去も、幸せな記憶も無い……(泣)

でも、コミック買えません。
理由の一つに、好き過ぎて、買ったら社会生活ができなくなりそうなんです。例えば、興奮しすぎて寝不足から体調崩して、遅刻したり早退したり欠勤したりしそうです;
はまる自分が怖くて手を出せないんです;
その証拠に、カリーパンだけで舞い上がって、このブログの下書きに、つまり妄想に何時間も費やし、昨夜は4時間しか寝てません(やばい)
アニメが終わってもうじき1年になるのに、まだまだこんなに好きだなんて、重症でしょうか……。いつの間にこんなに好きになっていたのか、自分でも驚きです。
私のヲタクとしての幸せを考えたら、失望してばかりの闇末より、シエルの菩提を弔うべきですよねえ、絶対。
……8年間、密を愛し続けてきた私が、こんなことを考え始めるなんて、悪魔に魅入られたんでしょうねえ(笑)
二つめの理由は、アニメがすごくきれいな終り方で、さらに話の流れも良くて完成度が高かったので、無いと思いますけど万が一コミックを読んで後悔したらどうしよう…、という不安があるんです;
一緒にしちゃいけないのは、よ~くよ~く分かってるんですけど、闇末ファンのYさんのことが頭を掠めるんです。
もう何年も前のことなんですが、原作しか読んでなかったYさんが、アニメの結末を聞いて、「私の求めていた世界はアニメにあった!!!」と、感激の悲鳴を上げたんです、私の目の前で。
もしこれが、『こうなってくれたらいいのに』で出来たアニメを先に見て、『こんなことになるなんて酷い』で出来た原作を後に読んだら、どうなると思います?
原作を読んで激しく後悔するに決まってますよね。
私だって、もし闇末のアニメしか知らなかったら、今よりは幸福な闇末ファンでいられたかもしれないと思ってしまいます。アニメで密が幸せになったわけではないんですが、でも密としては、幸せを噛み締めて幕を閉じたはずです、多分(ごめんなさい、少なくともアニメを見たのは7、8年も前なんで、記憶があやふやです(汗))
いやマジで、一緒にしちゃいけないのは、よくよくよく分かってるんですけどね(滝汗;;)
最後の理由は、これが1番のネックだと思うんですが、私の中では、もうシエルとセバスチャンの契約は完了しているんです。
永遠のお別れをした後で、私はどんな顔をしてシエルに会えばいいのか、分からないのです………。