新・非色の研究

NEW STUDY IN HIIRO

「募金」のマクロ的考察

2006年08月27日 | Weblog
 たまには真面目な話をしようかと・・。
 夏の風物詩? 「募金を集める番組」の話題です。

 番組HPによると、1回目は1978年。その時は11億9011万円の募金が寄せられたそうです。
 そして28回目の昨年は、10億34万円だったそうです。

 で、ここからがマクロの話。
 内閣府によると、1978年度の名目国内総生産(GDP)は約208兆円。2005年度の名目GDPは505兆円で、日本の経済規模はおよそ2・4倍に拡大しています。
 
 ということは、持続可能性の観点から募金額をマクロスライドで考えると28億円強ないといけないのに、逆にデフレに陥っているというのはどう考えるべきなのでしょうか?

 「社会貢献への効果」という見方からすると、番組開始から半減しているとも言わざるを得ないでしょう。

 その・・番組を批判するつもり(徒歩〈時速4キロ〉でも、24時間歩けば100キロぐらい到達するぞ、とか)はないのですが、「何かおかしいな」と感じた今日このごろです。 
 
 
 

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1 コメント

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Unknown (マヨネーズ)
2006-08-30 06:48:08
募金は格差のある社会に根付きやすいように思いますが。日本は募金が盛んな西洋と比較すると格差が少ないように思いますね。
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