Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

0泊3日! 弾丸で那智大滝を目指す!⑤

2023年09月16日 | 2023夏 那智勝浦
(ようやく、続きの更新です。)

しばらく滝に見とれていましたが、そろそろ帰るかと思い、飛瀧神社のお守りや記念品をみて、欲しいなと思っていた八咫烏の置物付き御籤や、文字が烏の絵になっているお札をいただきました。
特に、このお札は那智三社で若干、レイアウトが違うようです。そうなんだ! 何とも収集欲が高まる...笑

たまたまだと思いますが、このときお金(=初穂料)を支払ったときの神社の職員の方(白い装束、普段着?)とのやり取りが、ふと気になる。
「これと、これと... えーっと、何円ですね~」「何円のお釣りです。ありがとうございました~」

このやり取りだけ聞くと、お守りを普通にコンビニで買ってるような感覚。いやー、スピリチュアルな世界も、だいぶ資本主義ですね。(当然といえば当然)
ただ、実はこのとき対応してくれた方、正直、こちらがいろんなお守りを見ているときに、他の職員さんとプライベートな話をしているのが聞こえてきてしまい、「そんなに喋ってていいのかな~?」と心の中で思ってしまったんです。
非常勤(=パート? アルバイト?)の職員さんだったんですかね? にしても... これも資本主義?笑

どうやらどこかの神社仏閣では、pay payでお参りをできるということでもんね。
本心として、上記のやり取りになるのは当然としても、どこかせめて「初穂料〇円、おおさめいただきます」のような御言葉を、こんな場所では聞きたいかも、とちょっと欲が出た瞬間でした。

さて、神社から下山はバスを使いました。もう汗だくだったので... 帰りのバスは似たようなことを考える人が多く、結構、混雑。
だからこそ、汗だくになっている私は周囲からジロジロ見られ... あのとき乗車していた方々、すいませんでした。
今回は、那智駅で下車しました。ここに世界遺産センター兼温泉があったので、ちょっと休憩を目論みます。

その前に、周囲を散策。ひとつは、補陀洛山寺です。
渡海浄土を目指すために、ここから船を出していた... 熊野古道といい、渡海といい、信仰する心というのはすごいものです。




このすぐ裏には神社があります。ここは、神武天皇が八咫烏に道案内をされた場所? とされて石碑もたっています。


なので、那智駅の裏は、綺麗な海水浴場となっています。那智ブルービーチ。

風も気持ちよく、しばらく青い海を見ながら、ぼーっとしてました。癒し時間でした。

那智駅前には、中村覚之助顕彰碑もあります。日本にサッカーを伝えた? 広めた? 方のようです。

なるほど、だからサッカー日本代表のエンブレムは、ここからあやかって「八咫烏」だったのか。
そうやって考えると、今のカラスへの風当たりの強さ、人間のイメージが「他」へ働く力の強さというものは、あらためておそろしいものです。

ひととおり書いてきましたが、このあとは、もういちど紀伊勝浦駅前をぷらぷらして、再び夜行バスに乗り帰宅するという旅程です。
弾丸0泊3日。楽しかったけど、宿に泊まって寝るのも大事だと痛感した旅でした。
でも、ポイント絞っての旅だったので、これはこれで効率よかったかも? また行きたいです。 (了)



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