大して小説は読んでいないが、
山崎豊子さんの小説だけはほとんど読んだ。
タイトルを挙げたらほぼすべてになってしまうが、
「不毛地帯」のスケールの大きさに圧倒され、山崎さんのファンになった。
これまで多くの大作を書かれた山崎さんが、昨日未明に逝去された。
享年88歳。
現在週刊新潮で執筆されている「約束の海」が刊行されたらすぐに読もうと楽しみにしていたが・・。
日本が誇る小説家だった。
女性ながら圧倒的なスケールで私を含め多くの人を魅了してきた。
小説のための取材も相当苦労されたのだろう。
残念でならない。
しかし、山崎さんの遺した小説は霞むことはない。
たまたま、今朝部屋の本棚の「不毛地帯」「大地の子」を眺め、
「また読もうかな」と思ったのは何かの縁かな。
次に読もうと買った本「代表的日本人」(内村鑑三)が明日来るから、
それを読み終わったら、山崎さんの本を読むことにしよう・・。
ご冥福をお祈りします。
合掌