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hiroです。

新潟県糸魚川

2017-03-21 09:12:11 | went
19,20日の糸魚川。
「ドリアン助川と行く糸魚川ツアー」に参加して来ました。

初日の衣は、濃紺とアイボリーで雪どけの山になった気になり、
二日目は、ミルキーホワイトと織部色を纏ってみたのでございます。
パーカーとかだけど。
完全な普段着だけど。

麗しい奴奈川姫が住まわれる所。
地球のダイナミズムを体感できる場所。

コーディネートして下さった 方の柔らかく親切な解説や先導。
フォッサマグナミュージアム館長の解説に、一同は虜になりました。
翡翠の色の理由や、液状化することは、皆さん絶体に忘れないと思います。

雪が残る山と日本海がこの地の恵みなのです。
その恵みに育まれた人たちが生きている町なのです。
4月10日は奴奈川神社のお祭りです。
行くかも。お祭り。
ホントにまた行くかも。

大火災の恐怖や悲しさは、自然災害とは違う苦しさが残されていると思います。

それでも。
やっぱり夕となり、朝となり、変わってしまった日常という日が生まれます。
がんばれがんばれと、暖かい陽上ります。

二日間、一緒に笑って下さった糸魚川の方々も、楽しい時間だったと思ってくれたらいいな。
笑っているうちに、傷が少しずつ治るといいな。

春の海は滑らかなジェイド色でした。







二日間の充実と高揚は、今日の私を生かしてくれるのです。




タキタロウとマタギ

2016-05-30 20:32:29 | went
山形県鶴岡市大鳥地区で5/29に行われた、「タキタロウ祭」に行ってきました。
タキタロウとマタギのお話しを聞きたかったのです。

タキタロウって、


タ タロ♭ウ

って発音してたけど、

   ロ
タキタ ウ

らしい。

タキタロウは大鳥池に住んでいて、産卵期には池からさらに上流に向かって沢を上るそうです。
もう当事者であった方が居ない程の過去には、その時期に捕って食べたり保存していたそうです。
淡水魚だけど赤身で、表皮はぬめりがあると伝えられているそうです。

大鳥池は海なんだと考えました。
川に居る時は白身でも、海に出て戻って来ると赤身になるという、サクラマスのように赤身になるわけかぁと思ったのです。

大鳥池の下流には、落差約30メートルという滝があるそうです。
タキタロウは、最初から大鳥池で生まれたのかな。
地面の隆起/沈下で、そこに留められたのかな。

悠久の時間を漂う、刺激的なお話しを伺うことが出来ました。


続いてマタギのお話し。
マタギや忍のお話しは、もう、大好物なのです。
道具使いの人達はイカしてるんだってばよ‼

各ポジションの責任と連携の妙。
獲物の分配に関して、関西と東北の違い。
これ聞いたら、想像は阿弖流為を越え、縄文の意識世界まで行きますでしょ。

話し手の佐藤さんが、秋田の阿仁マタギの道具を見せて下さいました。
「阿仁又鬼」という銘があるのです。
「鬼」専門性のある業を持つ人。

昨日のワタシ、見た目は普段と変わらなかったかもですが、かなりテンション上がって聞いて来たのです。
興味深いお話しをありがとうございました。
ここに書いても伝わらないかもだけど、書くことで宇宙に委ねるのです。



高野山で大発見

2015-09-24 02:20:00 | went

高野山でお散歩していたら、美しいメタリックな瑠璃色に光る虫を見つけたのです。
とても綺麗なのでしばらく見ていました。

そこに男の子とご両親が通りかかったのです。
この美しい生き物を一人で見ているのがもったいなかったので、見て見て!と声をかけたのです。
男の子の名前はリュウ君。
賢そうな、可愛い子。

この虫を、リュウ君のパパが調べてくれて判明したのが「オオセンチコガネ」の仲間で「ルリセンチコガネ」という名前であること。
紀伊半島の固定種であること。
すごーい!

ルリセンチコガネの美しさに喜び、今思えば、不審者扱いされたかも知れないのに、一緒に見てくれたリュウ君ファミリーありがとうございました。
「気持ち悪い(汚い)から触っちゃダメ!」なんて言わないママが素晴らしいのです。

こんな風に、人間からの攻撃には全く無防備に、人間ではない生き物たちとも時間の共有が出来る日々を過ごしたいです。
テロや戦争に怯えることなく、虫や花たちの美しさ不思議さに感動することが奪われませんように。
こんな毎日が普通であるという、貴重な状態を守り楽しんでいけますように。
宗派問わずに神道も含めて敬意を払う高野山で、平和を深く感謝しました。
競い争うのではなく共生知をもって、これからの世も柔和に生きられますようにと、強く強く願います。

アートがいっぱいの喜多方

2014-03-05 08:25:37 | went

ふるさとの風景in喜多方:喜多方市美術館


高橋勤さんの「約束の地(Noah)」に惹かれました。

アララト山頂に乗った箱船の危うさ。
この箱船から、地上に現在するすべての生き物たちは始まっている。
箱船:地上の生き物=巣:たまご

水の中の生き物の存在感。
水の名残。
傷のような、故に命のような、断層にもマグマにも見える朱色。

壮大な物語。


3月23日まで。




2011年の大賞受賞者さんの絵に会えず残念でした。
金澤文利さんの絵から感じるエネルギーの向きは、見る側の皮膚を剥ぎ取るかのようです。
繊細な激しさが、痛みとして伝わってきます。



喜多方市美術館 の方へ。

今までの大賞受賞作品と招待作品の特別展を熱望します。

って、ホントに誰にお願いすればいいの?

福島県立博物館 ~ ポイント展 「土偶ちゃん(はーと)」

2013-08-14 22:59:25 | went





結髪土偶さん。
空を見る姿勢で、このお顔。

月に魅せられて、
「己」が無くなり宇宙と同化した時は、こういう顔になるように思います。



月に見つけてほしくて結い上げる髪。
祈りの容。
いにしえから、今もなお続いている願い。

月と水の支配を受けるかたちとしての命。
女性としての在り方。
争いからは離れた美しさがあると思います。







山形県酒田市 松山

2013-06-21 00:42:51 | went
大手門が残っている町

1384年に開かれた総光寺。






山門まで続くきのこ杉に囲まれて歩く不思議。
カサ(?)の裏を覗くともっと不思議。
脳の中はこんなかな と思います。




美しいイチョウ
秋には、燃え立つこの木に会いに行けるといいな。