CILIEGIO~桜

『桜』― 花言葉は“優れた美人”
   春に生まれた私は、桜のような女性になりたい―

忘れることのできない日…

2007年01月17日 | つぶやき。
あの日から12年も経ちました。
本当に早いですね。
そう、今日は「阪神・淡路大震災」のあった日。

今日もいつものバタバタな朝を迎え、少しだけニュースを見ました。
神戸の東遊園地の光景。たくさんの竹筒に入ったロウソクで「1.17」という文字が浮かび上がっている。何故だかわからないけど、この光景を見ただけで泣きそうになった。無意識に感じる何かがあるみたい。

一昨年はあの日起こった出来事を振り返って、去年は日常の忙しさにまみれあまり振り返っていなかった。今年は、とりあえず一昨年のあの日の出来事を読んでみた。(2005年1月のブログ参照)
読みながらあの時の光景を思い出す。
突然起こった大きな揺れ。薄暗い部屋の中で一人地震の恐怖を味わった。っといってもあの時は何が起こったのか理解出来てなかった。
家の中はぐちゃぐちゃ、外はホコリっぽく家が傾いてたり壊れていたり…あの時住んでたマンションの7階から見た光景は変わり果てた姿だった。すぐ目の前にある小学校には人が溢れ、体育館や教室の中にはたっくさんの人。思い出すどの光景も今ではなんだか夢のよう。。ドラマでも見ているかのような光景だ。
テレビで見たことのある、水や食料の配給があり、それをもらいにも行った。

あの時は本当に生きるっということしか考えていなかった。普段当たり前になっていることを全て忘れ、「今」を大切に生きていた。
私は今、一日一日を大切に生きているだろうか…。あの時中学1年生ながらも色々と感じとったことは忘れてはいないだろうか。。

今神戸市民の約3割が震災を体験していない人らしい。
私は7割の被災した人。忘れてはいけないことだし、どんなことがあっても絶対忘れることの出来ない出来事だ。

普段あの日の恐かった・必死だった思いや体験を思い出すことは少ない。
でも年に一度、この1.17には全てを鮮明に思い出す。

私にとって色んな意味で特別な日。忘れることの出来ない特別な日。