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ツーリングお知らせ板

ZX-6R インプレ 5000キロを走っての所感

先週末、スパルタツーリングで栃木~群馬の山々を爆走してきた。2日経った今でも全身が怠い。。。そして腿裏と首回りの筋肉痛で歩くのもちょっとしんどい(笑) そんな過酷なツーリング中にオドメーターが5000キロを超えたので区切りの感想ということで。

■車体

今回のスパルターツーリングは848のドカが先導で、990のデューク、1000のCBR-RRR、900のZ-RSと排気量が大きなバイクに囲まれた。これだけの排気量のバイクに囲まれるとZX-6Rは車体がコンパクトだな!と改めて思った。特にCBR-RRRにまたがるとタンクの縦方向の長さが違っていて、ZX-6Rは縦方向が短め。このため、ハンドルがスーパースポーツらしい位置にあっても、身体の自由度が高いので乗り方によってはハンドルの低さが気にならないなと感じましたかね。コンパクト&自由度の高いライディングポジションというところでしょう。ZX-6Rのライティングポジションは長身の方には少々窮屈なんだろうと思う。

■ハンドリング

峠なので上りも下りもワンサカ走って来ました。上りでも下りでも素直なハンドリングだなと再確認できたかな。特に下りは(走るラインも良かったと思うけど)アクセルを早めに開けられるくらい前後の荷重のバランスが良く、エンジンが勝ちすぎていない所が美点だなと。探るような倒し込みもできるし、スパッと切れ込む(自分自身の感想ですw)鋭いアプローチも可能。鋭くかつ安定したアプローチは先の様子が見えにくい峠道では大変なアドバンテージだと感じた。思い出してニヤニヤしてしまう。

■ブレーキ回り

ハードブレーキングも、フロントのグリップを探るような微調整するブレーキングでも、どちらも安心して行う事ができた。多少の凸凹でもABSは作動しないのでとても安心してブレーキングできる。ABSが作動してしまった場合でも空走距離は短い。とはいえ、路面状況をしっかり判断してブレーキはかけなくてはならないだろう。ブレーキフィーリングに関しては、下りでの突っ込みブレーキングの連続であっても最後までコントロールのフィーリングが変わらなかった。これ、ブレーキラインはゴムホースじゃなくてステンメッシュなんじゃないの?と思うくらい。びっくり。峠レベルの走りということもあるので、想定している使用レベルが遥か上なんだろう。いやいや、とても頼もしい。リアはハードブレーキング時の補助で時々かけたくらいだったので、リアについては印象はないのだが、こいつは黙々と仕事をこなしてくれる頼れるヤツだと思う。

■ステップ

ステップをすることは全くなかった。相当バンク角が深く設定されていて、サーキットレベルの走りが想定されているからなのだろうと感じた。それに、コーナリング中のバンプトラップも引っかからなかった事も幸いした。バックステップが欲しいと検討を続けていたのだが、その主な目的は、ライディングポジションの改善にあった(見た目もw)。タンクを膝にかけるように走りたいときは、超つま先立ちでのステップワークになっていたためであるが、そこまでつま先立ちにならなくても、親指の付け根周辺で良い感じでステップが踏めて、かつタンクにも程よく膝が当たる位置で走れることが分かった。シートへの着座位置もノーマルステップの方が、荷重の載せやすい良い所にある。バックステップにするとこれらのバランスが崩れてしまいそう、というか、今の位置関係が今回のツーリングでとても良かったのでステップも今のところはノーマルステップのままで良いやという気分になってしまった。しかし、バンク角は相当深いな。。。どちらかというとリーンウィズな走り方でもともとバンク角が深くなる傾向の自分であるが、地面とコンニチワしてしまいそうなアングルで走っていてもステップ、いやブーツのつま先さえ擦らない。これまでのライディング感覚からすると完全にどこかを擦っていると思う。

■エンジンとマフラー

全体的に静かなトーンのノーマルマフラーであるが、6千回転前後からアクセルを開けたときの加速する排気音の高揚感が気持ち良い。今回のツーリングではドカの排気音がかっこよくて、ドカの後ろについて走るとZX-6Rの排気音が全く聞こえないという(笑) 排気音はほぼ聞こえないが、アクセルのフィーリングが良くスピードの乗り(トルク感)もふくよかに感じられるため、自信をもってライディングできる。なんだかマフラーもノーマルのままで良いか~と、スリップオンマフラーへの交換も次第に気にならなくなってきた。しかし、ノーマルは見た目がイマイチなので見た目重視でマフラーを変えてしまう可能性があるとも感じる。排気デバイスはハーフスロットルに効くという(ほんと?)から、ハーフスロットルを多用する峠では排気デバイスを残しておきたい気分かな。エンジンの高回転の伸びは相変わらず冴えまくる。エンジンを回して峠を楽しめるバイクとしてとってもお勧めしたい。エンジンを高回転まで回さなくても、峠道で3速、4速が使用できる出力特性は特筆もの。

■フロントスクリーン

Puigのスモークスクリーンとフロントカウルの当たりが微妙で、排気音に混じってスクリーンの共振音が聞こえるエンジン回転域がある。共振音対策として、スクリーンとフロントカウルが当たる箇所にフェルトを貼っているが、これでも微妙な共振音がする。フェルト程度では応急処置だよなあ。スクリーンとフロントカウルのネジにシリコンワッシャかプラスチックワッシャか、柔らかいけど耐久性もあって振動を吸収し、スクリーンとフロントカウルが当たらないような隙間を作ってくれるパーツを入れて試すつもり。走行風に関しては、Puigのスクリーンの高さくらいでは走行風はまだまだ当たりまくる。ノーマルスクリーンでも充分カッコいいので、ノーマルスクリーンのままでいいんじゃないかなという感想。

■サスペンションセッティング

ZX-6R サスペンションセッティング9 - ツーリングお知らせ板 で決まったセッティングのままで走っていた。このセッティング決まりかな。あとは、キャンプやタンデム時は、リアサスペンションの伸びを硬めにするだけで良さそう。このセッティングだと、エンジン回転が 6千回転から1万回転 の辺りでリアサスペンションの動きが良い。自分の走行感覚にフィットする。街乗りでは少々固めに感じるシーンもあるが、峠を走る際に適したセッティングになったと思う。

 


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