目標ルートのRPをめざしていて、「師匠」などによく「気持ちの強さ」や「集中力」などを誉めていただく。そのことを自分で「内省」してみる。
「気持ちの強さ」や「集中力」の点で、自分が人より特に優れているとは思わないが、課題ルートにトライする時の「マインドコントロール」には、いくらかコツがあるように思う。
課題に向かっている時の気持ちには必ず「プラス面」と「マイナス面」がある。「登りたい!」「登れるはずだ!」という「積極的な思考」と「ダメかもしれない…」「ダメだったらどうしよう…」という「悲観的な思考」。
私の場合この「マイナス面」に対する気持ちをはっきり整理した上で、そちらに目を向けたり考えを向けてしまうことで、これがかえって大きく膨らまないように、割り切って「心の指向性」を「シャットアウト」するようにしている。
そもそも失敗したらまたやればいいだけの話だ。次週にまた来たっていい。できるまで何度でも来れるのだから、失敗したときのことはその時また考えるだけのハナシだ。そう割り切って「マイナス面」に「指向」する気持ちを「切り捨てる」。
トライ中に遠いホールドにデッドを飛ばす時などもそうだ。「届く!」という「プラスの気持ち」と「届かないかも知れない…」という「マイナスの気持ち」。
デッドを飛ばす瞬間「届かないかも…」の気持ちが心に残っていると全力が出せない。「届かなかった場合」に備えて構える身体の動きが、デッドを飛ばす力にブレーキをかけてしまう。「ああっ!」と踏み切る瞬間は「取れるはず!」だけを考える。「取れなかった時」のためにヌンチャクとロープがある。「考え」はいらない。
「岩場の混み具合」などは集中力を削ぐ一因になり得る。しかしみんなそれぞれの目標を持って、たまたま同じ岩場に居合わせたのだから仕方がないことだ。同じルートを目指している方とはできるだけ会話を交わして情報交換し、オープンに励まし合う関係を作るようにする。岩場が和やかになれば、自分のトライもリラックスして打ち込める。(もちろん「そっとしておいて欲しい」方の気持ちは尊重しましょう。)
そんな感じで「楽天的」に「集中」する状況を作ることが、私の場合の「メンタル面」での「コツ」でしょうか。あたりまえのことしか言っていないような気もしますが。
なんだかんだ言っても、それぞれ目指すグレードが違います。13を登ろう!という方は私より3つも4つもグレードが違うワケで「格」が違う。あるいは何の参考にもならないかも…と思いつつ。悩める仲間に「愛」を込めて。
「気持ちの強さ」や「集中力」の点で、自分が人より特に優れているとは思わないが、課題ルートにトライする時の「マインドコントロール」には、いくらかコツがあるように思う。
課題に向かっている時の気持ちには必ず「プラス面」と「マイナス面」がある。「登りたい!」「登れるはずだ!」という「積極的な思考」と「ダメかもしれない…」「ダメだったらどうしよう…」という「悲観的な思考」。
私の場合この「マイナス面」に対する気持ちをはっきり整理した上で、そちらに目を向けたり考えを向けてしまうことで、これがかえって大きく膨らまないように、割り切って「心の指向性」を「シャットアウト」するようにしている。
そもそも失敗したらまたやればいいだけの話だ。次週にまた来たっていい。できるまで何度でも来れるのだから、失敗したときのことはその時また考えるだけのハナシだ。そう割り切って「マイナス面」に「指向」する気持ちを「切り捨てる」。
トライ中に遠いホールドにデッドを飛ばす時などもそうだ。「届く!」という「プラスの気持ち」と「届かないかも知れない…」という「マイナスの気持ち」。
デッドを飛ばす瞬間「届かないかも…」の気持ちが心に残っていると全力が出せない。「届かなかった場合」に備えて構える身体の動きが、デッドを飛ばす力にブレーキをかけてしまう。「ああっ!」と踏み切る瞬間は「取れるはず!」だけを考える。「取れなかった時」のためにヌンチャクとロープがある。「考え」はいらない。
「岩場の混み具合」などは集中力を削ぐ一因になり得る。しかしみんなそれぞれの目標を持って、たまたま同じ岩場に居合わせたのだから仕方がないことだ。同じルートを目指している方とはできるだけ会話を交わして情報交換し、オープンに励まし合う関係を作るようにする。岩場が和やかになれば、自分のトライもリラックスして打ち込める。(もちろん「そっとしておいて欲しい」方の気持ちは尊重しましょう。)
そんな感じで「楽天的」に「集中」する状況を作ることが、私の場合の「メンタル面」での「コツ」でしょうか。あたりまえのことしか言っていないような気もしますが。
なんだかんだ言っても、それぞれ目指すグレードが違います。13を登ろう!という方は私より3つも4つもグレードが違うワケで「格」が違う。あるいは何の参考にもならないかも…と思いつつ。悩める仲間に「愛」を込めて。