久しぶりにサッカーの話。
もちろん自分も昨日は90分間試合を見てた。
そして今、居ても立っていられない気分で書いている。
『グラスゴーの奇跡』『世界王者に大金星』『無敵艦隊を撃破』『歴史的勝利』
翌日の新聞、ニュース、ネットではこれらの言葉で大賑わい。
9割9分が日本代表を称賛していた。
・・・・が、果たしてそれでいいのか????
もちろん自分も「日本が大きなことをやってのけた」と感じている。
しかし正直なところ、試合が終わった後の日本代表への感想は、
【 称賛5点 残念3点 不安2点 】(計10点満点)
と言ったところ。
称賛が5点というのは、ちょっと自分でも厳しいかな?とも思うが、
日本の良いところと悪いところははっきりしている試合だったことは確かだ。
それでは、まずは先に悪いところを述べようか。
これは長年の日本の課題。
サッカーをずっと見てきた人なら分かる「決定力不足」。
五輪代表のみならず、フル代表(以前よりマシになったが)でも言えること。
あんだけビッグチャンスにゴールが決められない試合は久しぶりに見た。
(試合を見ながら久しぶりにQBKを思い出したw)
スペインGKが20歳そこそこでマンチェスター・Uで試合に出てる超有望株なデ・ヘアとは言え、
あれはありえない!!
とくに清武にはガッカリしました。
パスミスも多かったし、よくあれでドイツに行けるな、この先不安・・・
なんてことまで考えてしまった。
(清武ファンの方はすんません、下の方で褒めてますからw)
永井も決定機を外しまくったが、彼はそれ以上にはっきりとした効果的な前線でのプレスとスピードで、
DFを退場に追い込み、90分間相手を混乱に陥れたことを考えると及第点の働きであった。
(試合終了まで走れるだけの体力の使い方が地味に良かったね)
後半の決定機逸脱は体力的なものもあったと思うが、
それでも決めないと今後、世界では活躍できないよね~
あと、スペイン代表のコンディションが良くなかったのと、若さに助けられた印象が強く残った。
ある程度、世界のサッカー大会を見てる人なら分かると思うが、
優勝候補筆頭と言われ、チームも金メダルを狙ってるスペインが、
初戦の日本戦にコンディションをトップに上げて挑むはずがない。
おおよそ世界大会で優勝カップを掲げきたチームというのは、
試合を重ねるたびに調子を上げてくるチームなのだ。
今回のスペインも先の直近の親善試合の結果から見れば、
まだまだトップギアに入れてないのが分かるのだが・・・・・
あと、日本のプレスによる混乱ぶりと、選手の苛立ちから「若さ」が見え見え。
要するに今回のスペイン五輪代表は、シャビやイニエスタがいるような
真の世界王者・欧州王者のフル代表とは違うチームなのは明らかなのである。
なのに新聞では「世界王者を撃破」とは・・・・意味が分からん。
ちなみに「無敵艦隊」って言葉も自分はあまり好きではない。
歴史を見れば、実際の無敵艦隊は英国に惨敗しちゃったじゃん(泣)
話は戻ってサッカーの話へ(笑)
次は日本の良いところ。
もちろん、昨日の日本の試合運びは良かったね!
あの組織だった守備、カウンターを90分通してやりきれたのは称賛に値する。
特にOA枠の吉田、徳永が入ったDFラインは、彼らがいなかった以前の五輪代表とは違い、
見事な落ち着きを持っていたし、
永井、東を筆頭に清武、大津も前線からしっかりプレスを掛けて続けていた。(ここで清武を褒めた!)
地味であまり注目されてなかったけど、ボランチの山口もやばいくらい効いてたしね。
アシストの扇原もイイ仕事した。
(スペイン側から見たら、やっちまった失点シーン。
よほど吉田を警戒してたと思えるw
いや、DF2,3人を引き付けた吉田を褒めるべきか)
酒井は戦術的にあまりオーバーラップできなかったが次戦以降に期待。
と、まぁ、重要なのは次戦以降で、あくまでも目標は予選突破。
しかし、ちょっと考えなければいけないのが、
この先、ほんとに大丈夫??
「マイアミの奇跡」のときよりは試合内容が格段上だが、
あのときだって結局2勝1敗で予選敗退。
そして中二日間隔で迎える本予選も残り2戦。
今やメディアは「メダルも狙える!」とおだてるが、
決勝トーナメントを考えるとさらに試合数が増える。
果たしてあのプレスを掛け続ける戦術は体力的に持つだろうか。
試合のない間にどれだけ回復するかが重要だろう。
さらに相手(モロッコ、ホンジュラス)も明らかに日本への対策はしてくる。
冷静に老獪なパス回しで日本のプレスが翻弄されたり、ゴリ押しのパワープレーでくるチームなら、
正直、今回のスペイン戦のようにはいかないかもしれない。。。。。。
この辺が先に述べた「不安2点」である。
さてさて、こんなこんなで述べたのだが、
所詮は今、「大事な初戦で勢いづく1勝をした」というだけのこと。
肝心なのはこれからである。
メディアや世間は今回の勝利を大げさにするが、
自分はこの先、関塚ジャパンは決勝トーナメント進出を最低限やってくれるだろうと期待し、
あわよくばメダルを!と願いながら、
応援する所存でありまする。
がんばれ、日本!!
では、最後に、、、、、、
「やっぱりサッカーっていろいろあっておもしろい」
以上です。
おわり
もちろん自分も昨日は90分間試合を見てた。
そして今、居ても立っていられない気分で書いている。
『グラスゴーの奇跡』『世界王者に大金星』『無敵艦隊を撃破』『歴史的勝利』
翌日の新聞、ニュース、ネットではこれらの言葉で大賑わい。
9割9分が日本代表を称賛していた。
・・・・が、果たしてそれでいいのか????
もちろん自分も「日本が大きなことをやってのけた」と感じている。
しかし正直なところ、試合が終わった後の日本代表への感想は、
【 称賛5点 残念3点 不安2点 】(計10点満点)
と言ったところ。
称賛が5点というのは、ちょっと自分でも厳しいかな?とも思うが、
日本の良いところと悪いところははっきりしている試合だったことは確かだ。
それでは、まずは先に悪いところを述べようか。
これは長年の日本の課題。
サッカーをずっと見てきた人なら分かる「決定力不足」。
五輪代表のみならず、フル代表(以前よりマシになったが)でも言えること。
あんだけビッグチャンスにゴールが決められない試合は久しぶりに見た。
(試合を見ながら久しぶりにQBKを思い出したw)
スペインGKが20歳そこそこでマンチェスター・Uで試合に出てる超有望株なデ・ヘアとは言え、
あれはありえない!!
とくに清武にはガッカリしました。
パスミスも多かったし、よくあれでドイツに行けるな、この先不安・・・
なんてことまで考えてしまった。
(清武ファンの方はすんません、下の方で褒めてますからw)
永井も決定機を外しまくったが、彼はそれ以上にはっきりとした効果的な前線でのプレスとスピードで、
DFを退場に追い込み、90分間相手を混乱に陥れたことを考えると及第点の働きであった。
(試合終了まで走れるだけの体力の使い方が地味に良かったね)
後半の決定機逸脱は体力的なものもあったと思うが、
それでも決めないと今後、世界では活躍できないよね~
あと、スペイン代表のコンディションが良くなかったのと、若さに助けられた印象が強く残った。
ある程度、世界のサッカー大会を見てる人なら分かると思うが、
優勝候補筆頭と言われ、チームも金メダルを狙ってるスペインが、
初戦の日本戦にコンディションをトップに上げて挑むはずがない。
おおよそ世界大会で優勝カップを掲げきたチームというのは、
試合を重ねるたびに調子を上げてくるチームなのだ。
今回のスペインも先の直近の親善試合の結果から見れば、
まだまだトップギアに入れてないのが分かるのだが・・・・・
あと、日本のプレスによる混乱ぶりと、選手の苛立ちから「若さ」が見え見え。
要するに今回のスペイン五輪代表は、シャビやイニエスタがいるような
真の世界王者・欧州王者のフル代表とは違うチームなのは明らかなのである。
なのに新聞では「世界王者を撃破」とは・・・・意味が分からん。
ちなみに「無敵艦隊」って言葉も自分はあまり好きではない。
歴史を見れば、実際の無敵艦隊は英国に惨敗しちゃったじゃん(泣)
話は戻ってサッカーの話へ(笑)
次は日本の良いところ。
もちろん、昨日の日本の試合運びは良かったね!
あの組織だった守備、カウンターを90分通してやりきれたのは称賛に値する。
特にOA枠の吉田、徳永が入ったDFラインは、彼らがいなかった以前の五輪代表とは違い、
見事な落ち着きを持っていたし、
永井、東を筆頭に清武、大津も前線からしっかりプレスを掛けて続けていた。(ここで清武を褒めた!)
地味であまり注目されてなかったけど、ボランチの山口もやばいくらい効いてたしね。
アシストの扇原もイイ仕事した。
(スペイン側から見たら、やっちまった失点シーン。
よほど吉田を警戒してたと思えるw
いや、DF2,3人を引き付けた吉田を褒めるべきか)
酒井は戦術的にあまりオーバーラップできなかったが次戦以降に期待。
と、まぁ、重要なのは次戦以降で、あくまでも目標は予選突破。
しかし、ちょっと考えなければいけないのが、
この先、ほんとに大丈夫??
「マイアミの奇跡」のときよりは試合内容が格段上だが、
あのときだって結局2勝1敗で予選敗退。
そして中二日間隔で迎える本予選も残り2戦。
今やメディアは「メダルも狙える!」とおだてるが、
決勝トーナメントを考えるとさらに試合数が増える。
果たしてあのプレスを掛け続ける戦術は体力的に持つだろうか。
試合のない間にどれだけ回復するかが重要だろう。
さらに相手(モロッコ、ホンジュラス)も明らかに日本への対策はしてくる。
冷静に老獪なパス回しで日本のプレスが翻弄されたり、ゴリ押しのパワープレーでくるチームなら、
正直、今回のスペイン戦のようにはいかないかもしれない。。。。。。
この辺が先に述べた「不安2点」である。
さてさて、こんなこんなで述べたのだが、
所詮は今、「大事な初戦で勢いづく1勝をした」というだけのこと。
肝心なのはこれからである。
メディアや世間は今回の勝利を大げさにするが、
自分はこの先、関塚ジャパンは決勝トーナメント進出を最低限やってくれるだろうと期待し、
あわよくばメダルを!と願いながら、
応援する所存でありまする。
がんばれ、日本!!
では、最後に、、、、、、
「やっぱりサッカーっていろいろあっておもしろい」
以上です。
おわり