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吉岡選手のペダリングを解析してみた

ペダリング解析シリーズ第二弾。(ちなみに第一弾はコチラ
去年の八方ヶ原ヒルクライムにゲストライダーとして参加くださった吉岡選手。前日の”夜クライム”ことお食事会から、レース前まで、とても親切丁寧にペダリング講座を開いてくださいました。私がペダリングについて深く考えるようになったのは、すべてはココから始まったのです。

八方ヶ原ヒルクライムから半年。ようやく吉岡選手のペダリングを解析ました。


エリート選手は水平方向への筋出力が一般選手より顕著に高い』と言いますが、吉岡選手のペダリングはまさにこの一言に尽きます。

ペダルに力を加えても実際にクランク軸を回転させる力は、クランク軸から外に向かって90°の方向、つまり接線方向に加えられた力だけ。常に接線方向へ力を加えて行くことはとても難しく(360度キレイに接線方向へ力を入れ続けることができたら、それはペダリング効率が100%だということだもの。)ペダリング中に大きな踏力が得られるのは、上から下に脚を踏み降ろす時、つまり上死点から下死点の間。エリート選手は意識すればペダリング効率60%を出せるらしいけど、それには上死点と下死点においても水平方向へ力を出すことが出来るということを意味します。

パイオニア(Pioneer) 左クランク用パワーメーター パワーセンサー SGY-PW510A80GL サイクルコンピューター対応
Pioneer(パイオニア)
Pioneer(パイオニア)


吉岡選手の場合、1時の時点で既に接線方向へ力を加えはじめていました。


そこから、一見するとカカトを落とすぎにもに見えるペダリングで3時まで踏み込み


4時で足とスネのはさみ角を90度にさせてペダルから抜重がはじまり、


5時まで、そのはさみ角を維持しつつ、ペダルを踏む力を逆足に移動させ、


引き足の際も、かかとを上げすぎないから


11時から踏み込む体勢に入ることが出来ると。


このペダリングを実現するには、カカトの柔軟性が必要ですね。
体が硬い私にはとても無理そうだ・・・。


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