「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

妄想家

2011年10月11日 08時00分28秒 | その他

にしても、やはり一門による閉鎖感が半端ない。
私設会話時代みたいに「人減ってきたから他にお邪魔しよう」と
気軽に移動出来ないのが最大の癌。
野良が減って、新たな知り合いが増えにくいのも厳しい。

 

ダラダラinするぐらいなら別のゲームに逃げ出したりする所だけど、
ふと生活リズムを変えようかと読書の時間を作ってみた


なんだろう、本ってこんなに面白いものだっけ?w
活字はあまり好きでは無かったと思ったのだけれど
読み始めると意外と止まらなくなったりします。
自分でブログを書いたりしているのと何か関係あったりするのかな?
まぁ当たり外れはあるので、面白くない本は途中で投げ出したくなるけど...


ネットは、必要な情報を手に入れるのには便利だが
それ以外の情報が入ってくる事は少ない。と言うか自分から進んでは見ない。

TVは、無駄な情報が多すぎる気がする。
まぁ周囲の人と共通の話題作りと言う点では良いと思うけど
人の心理を巧みに利用している商売の場になっている気がしないでもない。

新聞は、どっちかと言うとネットに近い気がする
興味のある記事は読むが、そうでも無い記事は見出し程度しか見ない。

は、購入する時は必要な情報だと思って購入するが
読んでいると「ん?」と考えさせられる内容が結構出てくる。
想像力をかきたてられるのが心地よいのだろうか?
しかし、当たり外れが大きく目的の物に辿りつくまで結構お金がかかる...

読んでるのは何処にでもある「ベストセラー!」「○○万部突破!」
みたいなビジネス書が多いです。
売れると言う事は読みやすく書かれているか、内容に引き込まれると言う事なので
内容はともかく、「無難な選択」な気がします。
そして最近は、単に読んで納得したり批判したりでは無く著者の意図を考えるのが面白い。


例えば「こうすれば、お金持ちになれる!」みたいな本があったとしよう。(そんなベタな本は無いがw)

著者が物凄く人の良い方で、多くの人に知ってもらいたい!
と思っているだけなら、別にネットで配信すれば良いだけだ。
ほぼ全ての人は「本を書く=印税などの収入が目当」だと思う。
これは出版社の意向が大きいだろうが当たり前の様に
巻末に他の本の宣伝もちゃっかりしている。
また、「コレを使って儲けた」「コレを参考にして儲けた」と書いていれば
読者は「コレ」を手に入れようとしないだろうか。

「こうすれば、お金持ちになれる!」と言う本は、自分が思うに
それは著者が現在本を書いて儲けている事や
本の中に書かれている事で、著者になんらかの利益がある事が重要であり、
本の内容は「人を納得させるだけの説得力があれば良いだけ」
と言う事を指しているのではなかろうか。

その本の内容の通りすれば儲かるのでは無く、
本の内容に出てくる様な、奇天烈な体験をしたり成功例に遭遇する事で
「話に真実味が沸き”説得力”が生まれる」
その説得力を基に本を書くことで、読んだ人はその話に引き込まれ
共感したり納得したりして「この本は面白い!」となり
それはネットであったり口コミであったりで話題になり大ヒットして、
初めて儲かる仕組みになっている気がしないでもない。

結局はエライ遠回りをさせられている気もするが「本を書けば儲かるよ」と、
自分が儲けている方法ストレートに書いても「説得力は生まれない」

ネットの世界でも似たようなホームページやブログが沢山ある。
「儲かる方法教えます!無料!」
誰でも分かるだろうがタダほど高い物は無い。
自分は騙されない大丈夫だ。と思っているかも知れないが
その無料の記事やメールマガジンの中に「説得力のある文章が埋め込まれていたら?」
全員が全員手を出さなくても、数人が説得されてしまう事があるかもしれない。
それが、”無料が有料に変わる”瞬間ではないだろうか?
当然それは人数が増えれば増えるほど、収入が増える事に繋がる。

そしてそこに集まってくる人は、言わば「口車に乗せられやすい人」となり
色々な勧誘を受け易い人として業者のターゲットにされてしまわないだろうか?
つまり、無料をうたう場所には「口車に乗せられやすい人」を
狙った業者が集まって来易いと考える。
はたして、そんな中に本当に必要な情報があるか
また、本当に正確な情報があるのか甚だ疑問に感じる。

TVも同じ原理だと考えてみると
CMは多くの人があまり意識していないのにも関わらず
タレントが「○○が大人気!」とか言うだけでバカ売れしたりする。
しかし、数年後もそれは良い物と思えるだろうか?

例えば、本当に自分が好きなアーティストの曲であったり、好きなゲームは
何年後かに再び聞いたりプレイした時「やっぱり良いなぁ~」と思えるはず。
TV番組の中で組まれた音楽ユニット等で、今でも人気ある人達って居るだろうか?
番組終了しても人気ある人っているだろうか?

つまりTVは「周りの皆が...」と言う集団心理を利用し
TV側の人々に有利な情報を発信しているだけかもしれない。
まぁ、これはその情報によって目標が出来たり、楽しめたりするし
また需要と供給があり経済が回るのであれば、一概に悪い事とは言えないが...

最近多いのが「続きは映画で!!」商法。
なんだろう、景気悪くなってスポンサー集めるのが大変だし、
取れる所から取っちゃえって感じがヒシヒシと伝わってきます。
メディアは良く、若者の○○離れとか言いますが、そりゃこんな世の中じゃぁ離れて行くよねw
「面白くて見に行く」と言う人も当然いるでしょうが、
「本当に面白いの?中途半端に終わったから気になるだけじゃ?」と勘繰ってしまいます。
これも人の心理を利用した商売方法な気がします。


最近では、脳科学だの○○心理学だのが色々と解明されてきたのか
あらゆる分野で利用されているようです。

自分が何か変な世の中だなぁ~と思い始めたのは
「閉店セール」こんなチラシが流行りだした頃からです。

勿論、隅っこの方に「店舗改装の為」とか小さく書いてあって
実際には2,3日閉めて商品の配列などを変えたぐらいで
「オープンセール」みたいなチラシをばら撒きます。

先着○名限り!!なんて売り出し文句は、
今では日常的な光景になってしまいましたね。

昔からタイムセールや、限定販売などはありました。
しかし、それらはどちらかと言うと、お店側の都合で
「売れ残っても破棄するしかない」→「なら安売りしてしまおう」
「手間が掛かるし材料も大量に仕入れ出来ない」→「仕方ないから限定販売」
だったと思うのですが、今では何でもかんでも「売れるから」と言う理由
その様な販売方法がとられている事も多いです。

心理学を本格的に勉強する気はありませんが
こうやって身近な所で人の心理(本能?)を使った商売が盛んになり
また、自分の心理(本能?)を利用されているのだなぁ~とか考えるだけでも
ちょっと面白いですねw


と、そんな事を本を読みつつ考えたりするのが
妄想家(そんなジャンルがあるかどうか知らないがw)としては楽しいのだろう。

忙しくて時間が無いと言うのは言い訳に過ぎない、
平等に与えられた時間をどう振り分けて、どう使うかは本人の意思。

情報を選択する能力、考える力をつけると言う意味で、
これからの秋の夜長、読書をして過ごしてみると言うのは如何でしょうか?


あっ、自分はゲームに使っている時間は決して無駄とは思っていないので
「趣味:ゲーム」を変更するつもりはサラサラ無い事だけ付け加えておきます。

ゲームする事が無駄な時間なのではなく、
無駄にゲームする時間を作らない事は必要だと思いました。


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