地球劇場 家造り編 『風と共に建てる』

三重県鈴鹿市に、職人の技と、日本の伝統的工法を現代風にアレンジし、、自然素材をふんだんに使った家を造ります。

よし、材料を揃えよう~板材~

2008-08-05 21:37:40 | 家造り
よし、カウンターに使う板を揃えよう。


三重県産材にも、もちろん素敵な板材はたくさんあるけども、やはり、ちょっと大きなサイズとなると、なかなか見つからない。そんな時、静岡県にある、谷田木材さんというところに、相当たくさんの板の在庫があると聞いて、はるばる静岡県三島市まで行くことになった。


風の家の建前でもお世話になった、K山さんの新築現場の建前の応援に行くという名目で、Iさん、ガーデン、高橋建築工房の高橋さん、そしてワタクシと三重県から静岡へ向かう。K山さんの新築現場を手伝いながらも、心はもうすでに板材一色のワタクシ。


作業が一手間つき、夕方、Iさんと二人、谷田木材さんへ向かう。









きたー!



大量の板材の山・山・山。


乾燥、プレーナーともにしっかりと管理してある製品の数々・・・


しばらく、無言になって、どの板が風の家のどの部分に似合うのか、真剣に考える。悩む。つぶやく。なんだか、余分なものまで買ってしまいそうな、衝動買いの突き上げに襲われる・・・


悩むこと1時間近く。結局、玄関用に青森産のサワラを二枚お買い上げ





そして、↑キッチン用にナラのカウンターを一枚お買い上げ


気持ちよく購入して、ン万円・・。でも、安いよ










ただ、ちょっとたくさん買ったので、帰りは沼津インターから得意のヒッチハイクでお帰り・・・。


 道行く車を眺め、これだと決めるや否や、、うおりゃあああああっと、親指を立てた左手を颯爽と振り、目星をつけた赤いフォルクスワーゲンビートルを一発で止める。サングラスをかけたタンクトップの30歳くらいの女性がにっこりと微笑んで、ドアを開けてくれる。

「行き先はどちらまで?」

と聞かれるので、

「あなたの向かうところなら、どこでもいいですよ。」

などと、笑顔で応え、助手席に乗り込む。





なんという颯爽としたヒッチハイクだ!

































・・・・・・・ということはなく、土砂降りの雨の中、いそいそと合羽を着、リュックにザックカバーをつけて、沼津インターの入り口で左手親指を立てること1時間30分・・・・

留まってくれた車も乗せてくれず、ひたすら雨の中がんばるも、人生二度目のヒッチハイク挫折・・・。冷たいし、夜中の二時から活動しているせいで眠いし、20時近くなると、インターに入る車入る車殺気立ってくるし(ETC通勤割引の時間が8時までだから)、さすがに身の危険を感じ、8時20分、投了




近くで、ずーっとヒッチハイクで捕まえた車に乗っていく姿を写真に撮ろうと待ち構えていた軽自動車のIさんに電話を入れ、駅まで送っていただき、結局新幹線にて帰宅・・・

新幹線に乗り、プシュッっとビールを飲み干すと、眠りの世界の車がすぐに横付けし、「眠りの国へ行きましょう、乗りなさい乗りなさい」、と声をかける・・


・・・乗ったら最後、新大阪駅だな・・・。そう思いながら、何とか帰宅。なが~い一日が終わっていくのでした・・・



ちなみに、ヒッチハイクの失敗原因は、

1.雨
2.悲惨な事件が多い社会情勢
3.ETCの普及

が考えれます。2,3のおかげで、インターチェンジでのヒッチハイクは難しくなりました。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
敗因! (たく)
2008-08-05 11:35:07
若いときはいろんな意味で人にもてます!
しかし今は立派なオヂサン!
一番の敗因はそれでしょう!ともあれお疲れさま。
返信する
そんなわけはない! (佐野裕之)
2008-08-05 21:39:16
まだまだ若いはず!


写真をアップしました。
返信する
ちゃくちゃくと (ヨッシー)
2008-08-07 01:12:48
ちゃくちゃくと豪邸が完成に近づきつつありますね。
良いなー。
本当の意味での贅沢な家。

僕等が万が一建てる場合は、是非とも相談にのって
おくんなまし。

P.S
ヒッチハイク。。。
実践できる勇気と行動力、そして若さに感服っす。
返信する
>ヨッシー、久しぶりです (佐野裕之)
2008-08-07 20:35:10
豪邸じゃないよー。恥ずかしいなあ。

家を建てるときは、レガシーの車庫もしっかりとつくらにゃあきませんね。ぜひとも相談ください。
返信する