ボタン連打

鑑賞済み:「ハウル」「キングダム・オブ・ヘブン」「東京タワー」「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」「姑獲鳥の夏」

夜食@夏編 おぼえがき その3

2005-07-20 | うまいもの
ちなみに、昨日安かった豚バラブロックを大量購入したので、今日のお夕飯は角煮。
ってことで、多分旦那の夜食は、ミニ角煮丼の予感(ご飯に千切り海苔をのせて、角煮と、湯がいたつるむらさきをのせて、紅ショウガをトッピング)。
角煮丼の、角煮部分を牛すじ煮こみにすると、冬向きレシピになります。

ところで、牛すじといえば、関東来たとき、おでんから”牛すじ”が消えて、かわりに”ちくわぶ”が入ってるのを発見した時は、ちょっとショックだったかも。しかも普通のスーパーで牛すじ売ってないし・・・。

普通のスーパーといえば、関東ではこの季節、あまり”鱧”売ってないのも寂しいカモ。(うちの近所だけ?)
京野菜で、澄まし汁仕立てにした「はもの土瓶蒸し」(いただく時は柚子胡椒)が食べたいよう。湯引きした鱧に、冷やした葛あんかけて、たたき梅と穂紫蘇のせて食べたいよう。

と、空しく身悶える「紐育の英吉利人」ならぬ「関八州の京女」。2年住んでも、食のエトランジェ。
なんかもー、思えば遠くに来たもんだ。(ニュアンスはネガティブで)

夜食@夏編 おぼえがき その2

2005-07-20 | うまいもの
その他の定番化しつつあるのは、トマトの冷製パスタとか。

湯むきトマトを角切りにして、ざるに入れて塩を振って水出ししたものと、粗みじん切りの生バジルと、「これでもか!!」くらいみじん切りにしたにんにくと、レモンの絞り汁をボウルで混ぜて、好きなハーブと塩胡椒で味付けし、オリーヴオイルを入れて、混ぜて、冷やしておいて。

旦那が帰って来たら、カッペリーニを2分半くらい(ちょい長めに)ゆでて、氷水でしめて、盛り付けるだけ。(パスタはフェデリーニとかでもいいかも(←要は細ければ何でもってことで)。

「早い美味い安い」の三拍子揃った、優秀メニュー。

夜食@夏編 おぼえがき その1

2005-07-20 | うまいもの
家で旦那が夕飯食べられない日が続いてるので、最近夜食作りにはまっています。

いろいろ試してみて、いまのところのイチオシは、ゴイクォン(ベトナム風生春巻き)。

レシピ集によくある「濡れキッチンペーパーをかぶせてもどす」なんて面倒だから、両面をちゃちゃっと水道水に濡らして良く水を切ったら、大きい皿に載せて、そのまま具をのっけます。
のっけ終わった頃には、ちょうどいいカンジに柔らかくなってるので、そのまま巻いちゃう。

ちなみに、うちの定番は「スモークサーモン+カッテージチーズ+アボカド+かいわれ+しそ」。
本式で食べる日は「えび+豚肉+春雨+にら+きゅうり」(+シャンツァイ←自分だけ(旦那はシャンツァイが嫌いだから))。

具だけ用意しておけば、1本2-3分ででできるので超お気に入り。最近はこればっかかも。

皇帝ペンギン ★★+1/2★

2005-07-17 | 映画
鳥類なのに、生存曲線は多産多死型※1なんちゃうん・・・・なギワクが脳裏をよぎるほどサバイバルな、皇帝ペンギンの人生。

彼らの生活環境がどえらい苛酷すぎるため、観ているとどんどん辛くなってくる(夏真っ盛りに観ると、あらゆる意味で涼しそう・・・)が、ともかく「彼らの祖先が、環境に適応する前に絶滅しなかった」ことは、ある意味「アンビリバボー」にも勝る奇跡だ・・・と思った。

フランスで「WATARIDORI」や「ディープ・ブルー」の10倍の大ヒットを記録(公式サイトより)らしいのだが、これらの作品とジャンルは同じなれど、方向性を違にする作品。

かいつまむと「意味合いの違う”行進(行動)”でライフサイクルを分類し、それを背景に、ペンギンの”家族”を浮き彫りに描い」た内容で、また、動物学者でもあるというリュック・ジャケ監督だけに「皇帝ペンギンの生態に関しては、間違いなくあますところなし」なのは素人目にも分かるほどなのだが、「ペンギンが完全に擬人化されて、フランス語のアテレコがついて」いたり、「気象などの周辺環境も早回し映像」にしてあったり(結果、映画全体は見事に物語仕立てに※2)という”デフォルメ部分※3”にちょっと違和感を覚えたっていうか。

でもまあ、単に私の趣味に合わなかっただけ、って可能性は大なんですが(一緒に鑑賞した人は、けっこう気に入ってたし)。

「”蜂蜜を食べ過ぎ、壁の穴から抜けなくなった、くまのプーのお尻に書かれた落書き”みたい※4なカオ」の皇帝ペンギンのヒナが愛らしいとか、映画全編を彩るエミリー・シモンの音楽が「(菅野よう子+嶺川貴子)÷2」くらいリリカル※5とか、処々に挿入される「ホホエミポイント」がラブリーとか、見所はいろいろあるので、”かわいいモノ好き”の人は一見の価値アリかも。

ともあれ、地球の最果ての想像を絶する厳しい環境の中、強いられた苦難の代償として、何の華やかな賞賛も見返りもなく、ただただ命をつなぐことに、生涯を捧げ続ける彼らは、本当に貴く美しい存在だ、としみじみ思った※6

おまけ:※1 多産多死型の生き物→「親が卵を産みっぱなし」にするカキ・マンボウなどなど。
※2 「ペンギンの演じる、ペンギンのリアルライフ」(しかも、あまりに詩的な)みたいっていうか。
※3 妙~にエロい「求愛シーン」も。
※4 もしくはひもの屋のロゴ
※5 リリカルといえば、ちょっとコレを思い出したOP(フォントとか)。
※6 この際、ドーキンスはひとまず忘れる。

どうでもいいけど、ちょっと気になった「足の構造」と「陸上と水中の、動きの違い」についてこんなページとかこんなページとか。
個人的お気に入りポインツは「ペンギンの血の絆(ある意味”超能力”)」と「匍匐前進」。

ハービー 機械じかけのキューピッド ★★

2005-07-15 | 映画
「ひとりミニミニ大作戦」状態で疾走するハービー号。

”顔もそれなり、性格もイイヤツそうなのに、絶妙なダサさ漂う”あたりに、どことなく羽鳥アナとキャラかぶるジャスティン・ロング(ドッジボールの時も思ったが)。気になる気になる・・・。

主人公の親友が「カリスマ」という名前(しかも女友達。海外ではよくある名前なのか?)なのには、ちょいバビったが、金持ちっぽい美人なのに性格が良いあたり「デンジャラス・ビューティー」のミス・アメリカみたいで微笑ましい。

ま、内容は公式サイトの感想そのまんま、おおかたの期待を裏切らずみごとに「子供向け映画」っていうか。★2つは、「サーキット場のシーン」の迫力に。

以前、ツッコミ入れてたら、映画冒頭の導入部、ちゃっかりK.I.T.T.さんと並んで記念写真に収まっていたハービーくん。
サービス満点やわあ~。