
Rちゃんから美味しいアップルパイを頂きました。
りんごの季節の美味しいアップルパイ
Rちゃんは泣けない私の代わりにたくさん泣いてくれました。
今日は同い年女子からお花を頂き
ちょうど葬儀のお花と取り替えることができました。
慌ただしい毎日の中ですが今日は父と母と私の思い出を語ります。
私はこうみえて18歳、19歳のころはガソリンスタンドに勤めるヤンキーなお姉さんでした。
たぶん父親はそんな私にどう接していいのか内心苦慮していたと思うし
母の理想の娘とはかけ離れた娘だったはず
そんなある日、ふと思ったんです。
このままはダメだな。
親不孝だわ。
そしてヤンキーをやめるためガソリンスタンドをやめました。
どうしたら自分を更生できるかと考えて過ごし、初めて父を誘って映画に行くことにしました。
思いの外、父は喜んで映画の前に自分がいつも行っていた喫茶店に連れて行ってくれました。
これから娘と映画に行くんだとお店の人に嬉しそうに話す父。
映画の後、トンカツを食べて帰りました。
父が喜んでくれたのを私も素直に嬉しく思いました
この年は父と母と温泉旅行に行ったり秋にはりんご狩りに行ったり
母と遊園地で一日中遊んだり…
何年ぶりかの親子の時間を過ごし私は今の会社の入社試験を受けて再就職を果たしました
入社試験の面接で尊敬する人は父と答えた2年前では考えられない私
人はここまで変わるのかと思うほど
そしていつの間にか結婚するなら親が心から喜んでくれる人と一緒になろうと思い
青い旦那さんと結婚することにしたのですが、初めてうちの両親と会うことが決まった時
もし、お父さんが反対したら結婚はやめようと覚悟したのですが
すんなりとニコニコしていた父
『早いもんだなぁもう結婚する歳なのか』と笑っていたのを覚えています
あの時、何が私を変えたのか
一瞬で思った今の私はダメだって
そんなことをぼんやりとお通夜の日思い出しました
今の私があるのはあの一瞬のおかげなんだろうな