
鯛めしで思い出すのは大ちゃんの100日のお祝い
父が入院中でお祝いの数日前に父にお祝いの鯛をどうやってお皿に飾るか教えてもらった
それが父と長く話をした最後だったと思う
お祝いの日、どうにか鯛をお皿に飾りそれらしくご馳走を並べた
その日、病院に行き父のようにうまく糸を使って鯛を飾れなかったことを報告したら笑っていた
それから鯛をおろして次の日に鯛めしを炊いた
その後、骨を取るのに四苦八苦していたところへ母から父の容態急変の知らせが入り
娘に残ったご飯をおにぎりにするように頼んで急いで家を出た
鯛めしというと私と娘はあの日のことを思い出す
100日のお祝いは大ちゃんで終わったのでその後に鯛を1匹買うことはなかった
そして私は父に言われたことも忘れてしまった
先日、夢の中に出てきた父は苫小牧から母と遊びに来て楽しそうな様子だった
母はまだ元気いっぱい病気もせずにこの世で暮らしている
そういえば今日は父の日だっんだね