短い夏が終わり、今日、娘が九州に行き、またいつもの生活に戻りました。
賑やかな娘がいない我が家はシーンとしています。
犬達もおとなしく寝ています。
やはり素直に思うと家族がひとりいなくなるというのは寂しいものです。
私はここ10年ほどあまり人前で感情的になることがありませんでした。
会社でも喜怒哀楽は人並み以下の表現だった気がします。
悲しいドラマや本を読んで泣く事はありますが、
涙が止まらないほど心が痛くなりたくないというのが本音です。
そうしているうちに自分の心をしまいこんでばかりになってしまいました。
なんだかうまく言えませんが、人間臭さがなくなってしまったのかなって
思います。
嬉しい時に嬉しいと言えて悲しいときには涙を流す。
楽しい時にも思い切り笑い、怒る時には一生懸命怒る。
大人になれば自分の感情を抑える事も必要だけど
いつもいつも抑えていると喜怒哀楽という事を身体が忘れてしまうのかなぁと
そんな自分が寂しいと思っていたけれど、空港から戻ってきてボロボロと涙が出てきて泣いてしまいました。
私にも感情があったんだ・・・
シェリーちゃんが無事に家についたと娘から連絡がありました。
九州のかかりつけの動物病院で引き続き目の治療をすることになっています。
気がつくとのそっと隣にいたシェリーちゃん。
楽しい夏休みを過ごしたのでしょうか？
みんなで遊んだ思い出を忘れてしまうのでしょうか・・・
いつかシェリーちゃんに会ったら私の事を覚えていてくれるかな。
