疾り出したZERO-R

かつてHKSがR32GT-Rをベースにこの世に送り出したコンプリートカーを2005年時の技術を駆使して蘇らせました

私の車

2007-04-14 11:55:52 | Weblog
私は自分の車にとても思い入れを持っている。

同車種の他の人のを見てもあまりうらやましいと思うことはない。
それはやっぱり自分の車は自分の思い通りに手が入っているからだろう。
つまり自分に合わせた仕様にできているからだ。

GC8インプレッサ(今は車検切れだが・・・)は新車から乗っている。
もう12年以上になるだろうか。
私のはGC8インプレッサWRX type-RA STiバージョンというのがほぼ正式名称である。
これは当時ラリー・ジムカーナなどの競技用ベース車両として限定生産されたモデル。
当然エアコンを始めとする快適装備は設定無しだった。
だが、私はそれにフルオートエアコン、集中ドアロック、パワーウィンドウを装着してもらった。
私の手元に来るまでに2ヶ月を要した。
これはわざわざメーカーのラインに戻してもらって着けたのだ。
だからこの車に対する愛着もひとしおである。
同じような仕様は後々の限定車であるバージョン5くらいでメーカーラインナップに出てきたが、これこそ私が原案者だと思ってる(笑)
いまだに街中限定であればかなりよく走る車だと信じて疑わない!
そろそろ車検を取り直したいものだ。

そしてマインズ号。
これはドンガラのフレームの状態のときからマインズで見て、予算の範囲内で自分の意向を伝えて作ってもらった。
マインズの基本仕様に追加したのはオイルクーラー、追加メーター、各種メンバーカラー、角目ヘッドライト+HIDである。
納車後HKS関西で前後タワーバーやロワブレスバーを装着した。
パワーアップにつながるチューニングをしなかったのは、いわゆる素の状態をしっかり知っておきたかったのと、10年10万キロを通常のメンテナンスだけで乗りたいと思っていたから。

これはZERO-Rにも言えることだけど、私の場合は頻繁にOHを要求されるような仕様の車は理想的とは思っていない。
どちらかというとアルピナやAMGのように、メーカーが認めるような高度且つバランスの取れたチューニングをしたいと思っている。
もっともアルピナやAMGがBMW・ベンツと全く同じメンテナンスだけで乗っていけるのかどうかは知らないが・・・(爆)

話しを元に戻す。
マインズ号はもともと34GT-Rのニュルエンジンが載せてある。
タービンもN1タービン。
だから現在のノーマル仕様としては十分なキャパシティを持っているわけで、いずれその能力を発揮させていくべくステップアップを楽しむつもりだった。

GT-Rという車は手をかければその分手応えのある反応が返ってくる。
それはメリットやデメリットも含めて。
これほど情熱の入れ甲斐のある車は珍しいと思う。



そしてZERO-R。
これは言うまでもなく私の車に対する理想を(限りある予算で!)具現化したものだ。←大袈裟かな?(笑)
スタイル・街乗りのしやすさ・高速での安定性・アクティブセーフティ能力など、私が車に要求するほとんどの性能が十分満たされている車だ。
た・だ・し、
室内にガソリン臭がするのはいただけない(涙)
デートに使うのをためらってしまうのだ・・・。
最近はだいぶ臭わなくなったと思っているけど、単に慣れちゃったのではないかという声も聞こえる(笑)
だから他人を乗せるときはちょっと緊張する。
ヘビースモーカーが「タバコを吸ってもいいですか?」と聞いてこないのは助かるが・・・(爆)
あとは2シーターが裏目に出ることもある。
大勢でドライブ、というときに使えないのだ。

だが、やはり自分にとっては素晴らしい車だ。


こうやって見ると、どの車にもこだわりがあって味がある。
こればかりは他人に完璧には説明しようもないし、説明できてもうまく伝わっているかどうかわからない。

しかもそのこだわりは尽きることがないから、まだまだステップアップの余地があるというのが興味深いところだ。

ZERO-Rを革張り内装にするのが次の目標である。
目指せポルシェ・フェラーリクラス!!
そんな価値があるのかどうかは知ったこっちゃない。
私のこだわりがそこにあるというだけで、十分な目標になるんだ。

自分仕様の車にするって楽しいなぁ。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゼロ)
2007-04-15 01:19:07
腰を据えて向かい合えるような車に巡り会えたのは幸せなことですね。
あせらず、でも確実にみどりさんの好みの仕様に仕上げていってください。
陰ながら応援しています。
返信する
Unknown (みどり)
2007-04-14 22:30:33
ボクのクルマはまだまだ発展途上です(汗)

とりあえず一段落したので後はゆっくり時間をかけてRと付き合って行こうと思います。
返信する

コメントを投稿