TIBと仲間たち

TIB(トロピカルインモラルボーイズ)と素敵な仲間たちのブログです。

2月10日 春よこいライブ 一部

2024-02-04 08:01:06 | ライブ情報


ナルキッソス

春ゆるみ ナルキッソス下を向く
覗き込みのはタブレット 今様ナルシシスト

自分の国探して やたらドア開けた
どこにもそんなものはありはしなかった
でも今は確かに私の掌にそれはある
私優しく包んでくれる 魔法の言葉一つで

明るいあなたから見れば暗い私は
背中の曲がった変わったやつ
とても素敵な世界へ導かれるための
長年培ったキメポーズです

片時も手放せないタブレット覗き込む
触れていれば大丈夫 世界がいつも共にある

春ゆるみ ナルキッソス下を向く
覗き込むのはタブレット 仮想空間ナルシシスト

鏡なんで私の望まない姿うつすの
抱きしめられては反吐を吐く 容姿や学歴邪魔なだけ
渡る世間は束の間で この中で暮らしているのです
「それは誰かの作ったヤツ」 そんなのどうでもいいでしょう

昨日私をディすった嫌なあいつを
SNSで炎上させましょうか?
いえいえ私ここではプリンセス
闇など抱えず清楚です

自分の全て詰め込んだタブレット覗き込む
ダメな私にさようなら 親指ひとつどこまでも

春ゆるみ ナルキッソス下を向く
覗き込むのはタブレット 今様ナルシシスト
春かすみ 桜花舞い散る足元には
萎れたナルキッソス下を向く
どこでも いつでも 誰とでも どこまでも
どこまでも どこまでも 下を向く



TeRRaTiC

今何かを乗り越えなきゃいけないんだとしても
目の前に転がった多くの未解決問題をだ
それをランダムにほんの無造作に拾い上げては眺める
その行為を悩む悔やむ繰り返しだとしても
腐ったココロで 膿んだココロで
刺すよな目をして落ち葉踏みしめ下向いて歩いてる
そうだからこそ問題が見えて
くるってことかそう言うことかとりあえず納得

明るい未来(と思い込んでる)へ
ただ向かってる真面目な盲目なビリーバー達
世俗的なアレコレに関わってる暇はない
何のためか考えずリーダーに付いてどんどん進め
チンケなdoublethink 陳腐に想定内
専制君主の顔色伺い忖度ばかり
チャッカリ自分の地位は担保して
安全な場所で高見の見物 今日も幸せ

未曾有のナンタラ 前代未聞のカンタラ
大騒ぎで慣れっこになってしまったんだ
地球制御不能 月のように狂っても
Earthyな僕ら縋るしかない
TeRRaTiC , Rock'n' Roll TeRRaTiC , Rock'n' Roll
TeRRaTiC , Rock'n' Roll TeRRaTiC , Rock'n' Roll

おいおいそこの君立ち止まってはダメじゃない
我らレミングの群れ 皆んなで突っ走ろうよ
「ねえ何故同じ速度同じ方向へ?」なんて
流行りの店何時間も並ぶ奴の言うことか
どうせ終わりは見えない 見せない
他人のことなどどうでもよござす 今を謳歌だ
どうせガイアは見放す 見限る
シナリオ無視して生きてみようか 明日はどうでも

山川汚しても 二酸化炭素吐き出しても
元素の総量変わりませんよと誰かが嘯く
地球制御不能 貞節なんてありゃしない
Earthyな僕ら縋るしかない
TeRRaTiC , Rock'n' Roll TeRRaTiC , Rock'n' Roll
TeRRaTiC , Rock'n' Roll TeRRaTiC , Rock'n' Roll

*TeRRaTiC (造): 鳥渡はマトモな猿達
**Rock'n' Roll (古): 交合 馬鹿騒ぎ ダンス


マイ ライフ

Life is joy. Life is pain. Life is happy. Life is unhappy.
So you will pray with all your hart.
So I will sing out loud to the world.

去っていった人たちの意味 最後は平等に訪れるということ
Memento Mori 生きている意味見つめろと
Do I act according to my own will?
This world is just someone's imagination.
There's no point in thinking too hard.
君と生きればいい

僕は儚い 君の儚い 
記憶する君も 記憶される僕もうつろう
だからいつも少し戸惑う だけど懸命に振り切り進む

We don't actually fear death ,
we fear that no one wii notice our absence ,
that we will disappear without a trace.

海 空 森 大地 なんて綺麗なんだろう
こんなことに気づきもしなかったのか 君を愛せばいい

Love the life you live. Live the life you love.
僕と触れ合ったばかりに道見失ってないかい?
落ち込んだ背中熱く押す掌に驚いて
振り返れば悩み吹き飛ばす君の笑顔がある 確かにそこにある

Life is joy. Life is pain. Life is happy. Life is unhappy.
So I will pray with all my hart.
So you'll sing to the world with me.
I will spend the rest of my life with you.


オレンジ

夕暮れ ビルの影長い路地 街を密かに切り取って
誰にも見せられない想い折りたたむ場所
何かを背負って足取り重く進めない毎日
知らず知らずここへ来て 心開いている

とにかく一歩踏み込んで言い出す勇気
壊れてしまう前に逃げ出す勇気
どちらも正解だねって言われて塞ぎこみ
何も結果残せない僕へのサヨナラ

ささくれた心は体の至る所傷つけて
血と涙で染め上げるオレンジ色に

記録的な大雨で吹く風は少し冷たく
今まで積み上げてきた気持ちあっさり崩れ落ちる
行き急ぐように速度上げ続ける人たち
置いてけぼりは覚悟で 僕は歩を緩める

誰か蹴落としかもしれないわがままな喜び
自分が死に誰かが生きる歪んだ喜び
路地から見上げれば あっけらかんと
空はオレンジ色に包まれて

ささくれた心に染み込んで なぜか優しいのです
血と涙で染め上げたオレンジ色に似て

雨上がり 街を覆う雲吊り上げる虹
血と涙で染め上げたオレンジ色隠す
血と涙で練り上げたオレンジ空へ投げる
オレンジ虹へ帰る


明日へ

君がまた笑うから 僕もまた笑う
感じてる輝きを 泣いたり手を握ったり
理想の明日へ 君が行くことを
願う以外この僕に何ができる?

僕がまた笑うから 君もまた笑う
感じてるこの時を 怒ったり抱き合ったり
希望があるから 頑張るのじゃなく
頑張った先に見えてくる微かな希望

お願いBABY 僕のそばに そばにおいで 息がかかるほど
喜びも悲しみも全て一緒に感じていけるように
君が気付くその前に 誰か気付くその前に
僕は待っている

大切なのは過去のことじゃなく
今を生きるその今を笑って過ごそう

お願いBABY 僕のそばに そばにおいで 息がかかるほど
喜びも悲しみも全て一緒に感じていけるように
君が気付くその前に 誰か気付くその前に
一つの心で 明日へ

僕の人生が修羅ならば

赤い目玉のサソリ 広げたワシの翼  (*)

愛だとか友情だとか簡単に見つけては
距離感もわからずやたら手を伸ばす
笑顔とか麗しさとかなんとなく惑わされ
優しささえ見抜けぬまま いつか時はゆく

誘惑に負け 肌重ね求めあっても
柔らかい心は知らぬ間に傷ついた

僕の人生が修羅ならば 後悔だけを数えるため
空の上から眺めてみたい カンパネルラ聴きながら
銀河鉄道に乗って

豊さと贅沢と違いもわからず
本物なんて知らないくせに 狂おしく求める

自己満足に酔いしれて全てを誤魔化し
柔らかい心を自ら傷つける

僕の人生が修羅ならば 諦めたりしないから
空からそっと探してみたい 希望の星座たちを
シグナスからコールサックまで

憤りに任せて貧しさを振りまき
柔らかい心で周りを傷つけて

僕の人生が修羅ならば 懺悔を歌に託して
暗い空から叫んでみたい 愛すべき者達へ
今夜 銀河鉄道に乗って
I want to get on the Milky Way Railroad tonight.


(*)宮澤賢治「星めぐりの歌」より



この夏 僕は

この夏僕は泣いてばかりいた
青い空の遥か彼方見上げ頬を濡らした
さあ何を選ぶのか?
安易なマジョリティ 誰のためのロゴスで
紛い物のジャスティス 何をカリキュレイション
「お前の思うままでいい。真っ直ぐに行きなさい。」
導く者はもういない

兜率天あたりで説法聞いてますか?
清らかで安らかな調べですか?
生き抜くルールに縛られて
最後の弱音は届かないまま
この夏僕は泣いてばかりいた
過ぎ去ってゆく時間があまりにも虚しくて

この夏僕は泣いてばかりいた
青い空が明日へと繋がってるとは思えずに
さあ何を選ぶのか?
破壊への無駄なファイト 何のためのレンマで
履き違えたジョーク 全て無で括られて
「お前らしくないよ」はにかんですまなそうに
導く笑顔は儚くなった

夜明けと共に飛び立つ鳥たち
改札口へ急ぐ黒い人の群れ
未来へ流れる時間がディレンマで
その先の無律化は約束されたのか?
この夏僕は泣いてばかりいた
思い出の一つ一つが目に染みて

二人に星の時間があったこと
季節が二つも過ぎて了えば
思い出と共に「ありがとう」素直に言って
砂漠の街へ 混沌の森へ 一歩踏み出せるだろう



旅姿六人衆(SAS 1983)



ZIPPO

一張羅 バーシティジャケット ポケットに手を突っ込んで
蓋をカチャカチャいわせてた 使い古しのZIPPO
所構わずタバコふかし 心に火を点けあった
あの頃思い出して なんか笑ってしまう

病気の後 禁煙して 捨ててしまったと思ってた
引越しの準備 ベッドの下 転がってた銀のZIPPO
黒くくすんでしまったが ボディに文字が彫ってある
ハートに挟まれた " Je pense toujours a toi "

明日僕はこの部屋を出てゆく 君を残して
君がくれたZIPPOは 置いてゆくよ


君の胸のキスマーク 「あなたがつけたのよ」
さっき携帯出なかったよね 「急ぎの用事じゃないから」
冬の公園 寄り添って ZIPPO捻った二人
その炎より暖かだったはずの君の手はどこ

「ありふれた容姿」の君が 知らぬ誰かと 知らぬ街で
「流行遅れだから」って 買い直した服やバッグ
そんな高価そうなやつ 僕らには不釣り合い
記念日にくれたZIPPO 値段じゃなかった

明日僕はこの部屋を出てゆく 君を残して
君がくれたZIPPOは 置いてゆくよ


人の心 実は 体の外にあるらしい
人とコミュニケーションとるために
目も覗きこめなくなり 言葉という
下等な手段でしか 触れ合えない今の二人

君の胸のキスマーク ZIPPOで焦がして
君のアドレス ZIPPOで燃やそう

明日僕はこの部屋を出てゆく 君を残して
君がくれたZIPPOは 心と 置いてゆくよ



空の青と海の青

白い壁とオレンジの屋根 またここへ帰ってきた
緑の芝とブーゲンビリア 着飾った言葉はいらない
空の青と海の青 君に伝えたいのはこれだけ
気取らないこと 友を信じることがカヌチャのルール

暑い日差し 心地よい風 光の中心が弾ける
プールサイド 冷えたビール 眩しさに目を細めてる
空の青と海の青 君と僕の違いもこれだけ
何もしないこと 沢山感じることがカヌチャのルール

ウクレレ片手に島の歌 贅沢に時はゆっくり
クースー飲んで サンライズ サンセット 嫌なこと今日は忘れて
空の青と海の青 全ての意味がわかるさここでは
今を生きること ちゃんと見つめることがカヌチャのルール

空の青と海の青 君に伝えたいのはこれだけ
気取らないこと 友を信じることがカヌチャのルール
空の青と海の青 君に伝えたいのはこれだけ
気取らないこと 友を信じることが僕らのルール

カヌチャ:カヌチャベイホテル&ヴィラズ 沖縄県名護市



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