11月の消費者物価 前年同月比0．9％上昇＝韓国

　【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が2日発表した消費者物価動向によると、11月の消費者物価は前年同月比0．9%上昇した。上昇率は前月よりやや拡大したものの、アジア通貨危機後の1999年水準の低物価だ。

　消費者物価の上昇率は今年1．0～1．5%で上下動した後、7月が1．4%、8月が1．3%、9月には0．8%と鈍化が続いている。10月は0．7%。

　月ごとの変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前年同月比1．8%、前月比0．3%それぞれ上昇した。

　生活物価指数は前年同月比0．2%上昇し、前月比では0．2%下落した。