
昨夜は軽く漬け込んでおいた鶏の手羽先をさっと焼いて、ミネストローネと一緒にお夕飯にしました。
鶏の手羽先は、こちらでは Hähnchenflügel (直訳: 鶏の羽)という名前で売られていて、日本と同じく、普通のお肉よりは若干お安めの値段で買うことができるようです。
買ってきた手羽先はさっと汚れを落とし、臭み消しを兼ねて、血などを少し丁寧に取り除いておきました。その後、皮目をフォークでぶすぶすと刺し、2種類の味付けにしました。

フックス(Fuchs)という名前のスパイス会社が出している、グリル&炒め物用のミックス・スパイス(Grill&Pfanne)を擦り込んでみました。(上の写真の、上の方に映っている赤いのです。) パプリカ、胡椒、玉ねぎ、パセリ、タイム、バジル、コリアンダー、チリ、マジョラム、オレガノ…などなど、とにかく沢山のスパイスが入っています。でもその割には香りもきつすぎず、案外使いやすそうです。

これらの調味料をしっかりと擦り込んだら、30分くらいそのまま置いておきます。その間に、ちょうど買ってきた野菜類とベーコンをみじん切りにして、ミネストローネを作っておきました。
今回は都合によりオーブンが使えなかったので、手羽先もフライパンで焼きました。皮目からじっくり焼いて、カリカリに。

時折フタをして、身の方も蒸し焼きにしながら全体をパリッと焼いていきます。
手羽先に揉み込んでおいたお味は、2つともなかなか。
フックスのミックス・スパイスはもっと味が濃いのかと思っていましたが、塩加減もちょうどよく、適度にスパイシーで良い感じです。もう一つの方も、にんにくの風味と塩の旨味が活きていて、これはおいしい。


じゃがいもの蒸し焼きと生のルッコラを付け合わせただけの簡単な夕食でしたが、野菜タップリのミネストローネがメインの手羽先と良い感じのバランスになっていて、満足感もしっかりありました。
割とお安く買えて、おいしい鶏の手羽先。ちょっとおつまみみたいな献立になってしまうかなと思いましたが、野菜と組み合わせれば、プチ節約生活のお供としても十分活躍してくれそうなボリュームです。

あぁ、とっても美味しかった!ごちそうさま☆

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ドイツのお肉類は、やっぱり日本のものに比べると少し臭みが気になる時がある気がするんですよね(特にスーパーで買うものなんかは)。だからお肉料理をする時は、血などの汚れをしっかりと取り、お酒(白ワインでも)をかけておいたりします。
あと、下味は心持ちしっかりとつけておいて、油抜きしてから調理するようにすると良いみたいです。(たとえば煮込むにしても、一旦フライパンで焼き付けながらキッチンペーパーで油を拭き取って、その後に煮込んだりとか。)
ちょうど「少し臭みのあるお肉に当たってしまった!」という時などには、どうかお試し下さい。

