EMI香港に移籍して、間髪いれずに発売されたアルバム。タイトルはシンプルにそのまんま『FAYE WONG』 アルバムの制作を"1年に1枚のペース"、"北京語主体"に変えての、フェイの心機一転作。
ジャケット写真は……誰ですかこの金髪は。インナーでは『不躁』とは打って変わって目の周り真っ黒メイクで、一児の母になったといえども、相変わらずのスタイル。
01.麻酔
ふわ~っとした、まさに「麻酔にかかったような」曲調。これは次のアルバムでRemixされてるんですが、個人的にはそちらのほうが好み。
02.你快樂(所以我快樂)
これは1月に生まれた愛娘に向けて歌われているんだろうなぁっていう歌詞。「あなたが幸せなら わたしも幸せ」みたいな感じ。さながら子守唄のような。ライヴで流れてたMVにも、一緒に遊園地で遊んだりする映像が使われてました。旦那もちょっと映ってたけど(笑)
03.悶
ライヴでは激盛り上がる曲。これが前の曲(你快樂)と同じ張亞東作曲とは。竇唯(D)張亞東(G)という、『Di-Dar』からあった布陣です。ただ、以前のような尖った雰囲気でなく、あくまでPOPさを残しつつRock!!てな感じ。
04.娯樂場
去年から引き続きコクトーツインズ提供曲。アルバム全体の雰囲気的に明るくまとめてますが、やっぱり妖しい感じが漂ってます。このアルバムでは一番『Di-Dar』や『不躁』に近い感じかな。
05.人間
ライヴではラストに歌われる曲としておなじみ。アンコールをしないフェイのライヴでは、これが歌われると終わりという……。中島みゆきがフェイのために書き下ろした新曲で、壮大なバラード。みゆきさん自身もとても気に入ったらしく、後に日本語詞を書いてセルフカバーしてます。
「気持ちにはじまりと終わりをつけることはできない
孤独の果てが 恐ろしいものとは限らない
けれどすべての命は はじまりの痛みなくして生まれはしない」
この歌詞が一番好きです。びば、林夕。
06.我也不想這樣
Alex San作曲。とてもやわらかい曲調。こういう曲を聴いてると、あの95~6年のフェイはなんだったんだろうと思ってしまいますねぇ。「恋することの不安」みたいな、歌詞も林夕にしては可愛らしい感じ。
07.小題大做
『玩具』路線をいちばん引っ張った曲調で、かなり北欧風。フェイの醍醐味・多重コーラスも最小限で、かなりシンプルなアレンジになってます。「人生、今がいちばん楽しい!!」みたいな、これまた林夕にしては軽い歌詞。
08.懷念
再びコクトーツインズ提供曲ですが。なんでしょうか、この二面性というか。アコギベースの本当に優しい曲。歌詞の内容は、ちょっと「恋する惑星」のフェイを思い出しますねぇ。
09.撲火
綺麗なバラードなんだけど歌詞が悲しい。
「あなたは見ようともしない あなたは必要としてくれない
心の片隅で 夢が毎日死んでゆく」
わたしはこんなにあなたが好きなのに、どうして??という内容。いやぁ、言い方悪いけどフェイっぽくない(笑)
10.雲端
なんか童謡というか唱歌というか、そういった感じのとてもシンプルで簡単なメロディ。
北欧風『玩具』の雰囲気を引っ張ったアルバムらしく、あの『Di-Dar』で尖りまくってたフェイはどこへ?? あの『不躁』でオルタナ路線を突っ走ったフェイはどこへ??と思っちゃうくらい、優しくてやわらかいアルバム。まぁ、お母さんになったんだしなぁとは思うけれど。
『FAYE WONG』(1997.9)
01.麻酔
02.你快樂(所以我快樂)
03.悶
04.娯樂場
05.人間
06.我也不想這樣
07.小題大做
08.懷念
09.撲火
10.雲端
ジャケット写真は……誰ですかこの金髪は。インナーでは『不躁』とは打って変わって目の周り真っ黒メイクで、一児の母になったといえども、相変わらずのスタイル。
01.麻酔
ふわ~っとした、まさに「麻酔にかかったような」曲調。これは次のアルバムでRemixされてるんですが、個人的にはそちらのほうが好み。
02.你快樂(所以我快樂)
これは1月に生まれた愛娘に向けて歌われているんだろうなぁっていう歌詞。「あなたが幸せなら わたしも幸せ」みたいな感じ。さながら子守唄のような。ライヴで流れてたMVにも、一緒に遊園地で遊んだりする映像が使われてました。旦那もちょっと映ってたけど(笑)
03.悶
ライヴでは激盛り上がる曲。これが前の曲(你快樂)と同じ張亞東作曲とは。竇唯(D)張亞東(G)という、『Di-Dar』からあった布陣です。ただ、以前のような尖った雰囲気でなく、あくまでPOPさを残しつつRock!!てな感じ。
04.娯樂場
去年から引き続きコクトーツインズ提供曲。アルバム全体の雰囲気的に明るくまとめてますが、やっぱり妖しい感じが漂ってます。このアルバムでは一番『Di-Dar』や『不躁』に近い感じかな。
05.人間
ライヴではラストに歌われる曲としておなじみ。アンコールをしないフェイのライヴでは、これが歌われると終わりという……。中島みゆきがフェイのために書き下ろした新曲で、壮大なバラード。みゆきさん自身もとても気に入ったらしく、後に日本語詞を書いてセルフカバーしてます。
「気持ちにはじまりと終わりをつけることはできない
孤独の果てが 恐ろしいものとは限らない
けれどすべての命は はじまりの痛みなくして生まれはしない」
この歌詞が一番好きです。びば、林夕。
06.我也不想這樣
Alex San作曲。とてもやわらかい曲調。こういう曲を聴いてると、あの95~6年のフェイはなんだったんだろうと思ってしまいますねぇ。「恋することの不安」みたいな、歌詞も林夕にしては可愛らしい感じ。
07.小題大做
『玩具』路線をいちばん引っ張った曲調で、かなり北欧風。フェイの醍醐味・多重コーラスも最小限で、かなりシンプルなアレンジになってます。「人生、今がいちばん楽しい!!」みたいな、これまた林夕にしては軽い歌詞。
08.懷念
再びコクトーツインズ提供曲ですが。なんでしょうか、この二面性というか。アコギベースの本当に優しい曲。歌詞の内容は、ちょっと「恋する惑星」のフェイを思い出しますねぇ。
09.撲火
綺麗なバラードなんだけど歌詞が悲しい。
「あなたは見ようともしない あなたは必要としてくれない
心の片隅で 夢が毎日死んでゆく」
わたしはこんなにあなたが好きなのに、どうして??という内容。いやぁ、言い方悪いけどフェイっぽくない(笑)
10.雲端
なんか童謡というか唱歌というか、そういった感じのとてもシンプルで簡単なメロディ。
北欧風『玩具』の雰囲気を引っ張ったアルバムらしく、あの『Di-Dar』で尖りまくってたフェイはどこへ?? あの『不躁』でオルタナ路線を突っ走ったフェイはどこへ??と思っちゃうくらい、優しくてやわらかいアルバム。まぁ、お母さんになったんだしなぁとは思うけれど。
『FAYE WONG』(1997.9)
01.麻酔
02.你快樂(所以我快樂)
03.悶
04.娯樂場
05.人間
06.我也不想這樣
07.小題大做
08.懷念
09.撲火
10.雲端