就職支援 チーム還暦にできること

還暦を過ぎた人間だからこそ伝えられること。
40年前社会人になる時、世の中がこんなに変わるとは思わなかった。

チーム還暦にできること

2019-09-16 22:46:40 | 日記
「継続は力なり」って本当ですね。
このブログ、しばらく書かないと復帰するのはそれは大変です。

さて今回ブログのテーマを変えました。
「チーム還暦にできること」

40年前に社会人になる時、今の社会なんて想像できなかった。
オイルショックの少しあと、バブルの始まる前で就職には少し苦労しました。
当時は週休2日の企業は大企業だけで定年も55才のところが結構あったように記憶しています。

大卒の初任給が10万円程度。

それが週休2日制が当たり前(労基法では週休2日とは定められていません。)
定年も60才になり、希望すれば65才まで継続して勤務できる。
大卒初任給は、20万円。

この3行だけ見ると労働環境は格段に良くなったように見えます。

でも現実はどうか?

週40時間労働だと残業を前提とした労働シフトが必要になっていませんか。
PCの進歩で一般労働者までが家に仕事を持ち帰らることができるようになった。

同じ要員の中で「働き方改革」を実施すれば誰かにしわ寄せがいく。

65才まで働くことが幸せですか?
いや今の大学生は70才まで働かないといけない環境に押し込まれていませんか?

聞いた話ですが、キリスト教の世界では「労働」は神が与えた試練。
どれだけ早く労働から解放されるかがその人の徳の積み重ね。
すると日本人は積み深い民族なのでしょうか?

初任給も1980年からバブルが終わった1995年までの15年間で2倍に。
それ以降20年近く大卒初任給はほとんど上がっていません。
(やっと最近になって出せるところや出さないと人が集まらない企業の初任給が
上がってきましたが)
この数年毎年3%の最低賃金の上昇で高卒初任給を上げなければならない企業が
出てきた。

こんな環境の中でこれから社会人になる学生・生徒にどんなアドバイスができるのか?

10年や15年の社会人生活では経験が浅すぎます。

だからこそ、われわれ定年後世代が伝えていかなければならないことがあるはず。

時代が変わり通用しないこともたくさんありますが、まだ今のうちに伝えて
おかなければならないこともありそうです。

年寄りの寝言と言わず聞いてやってください。



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