就職支援 チーム還暦にできること

還暦を過ぎた人間だからこそ伝えられること。
40年前社会人になる時、世の中がこんなに変わるとは思わなかった。

【面接のお稽古】「あなたの短所、何ですか?」

2013-02-10 23:10:39 | 日記
今日のネタ、前に書いたかもしれません。でもリニューアルバージョンのつもりです。

2月に入り、3年生もボチボチ面接が始まっているようです。

面接での緊張の原因は「何を聞かれるか分からない?」というのが一番大きいのでとりあえず練習を重ねること

は緊張を緩和することになると思います。

まあ自己PR・ガクチカ・志望動機の3大ネタはしっかり練習していることでしょう。

面接の想定質問で必ず出てくるのですが、私は不思議に思っているのは、

「あなたの短所は何ですか?」という質問です。

さすがに学生とは言え初対面に人間にいきなり「短所」はないと思いますので、せいぜい「あなたに性格・特徴

で治したいと思っていることがあれば教えて下さい。」ですか。

でも私は新卒の面接でこの質問をしたことはありません。(中途採用ではありましたが)

でもこの質問が出てくれば実は回答には注意が必要です。

対策で一番多いのは、自分の長所に「~すぎる」とつけること。

例えば、

「物事に集中するタイプなのですが、集中しすぎて周りが見えなくなることがある。」とか

「リーダーとして総員の理解を求めるためみんなの意見に耳を傾け過ぎて決断が少し遅れる。」など。

欠点という質問で集中力や傾聴力という長所を伝えるというテクニックを伝えたつもりなのでしょう。

でもこの回答では、対策が自分の長所を打ち消すことになりかねません。

「集中と周囲への配慮のバランスはどう考えていますか。」

「結論を急ぎ過ぎることにはなりませんか。」とか「拙速にはなりませんか」とか突っ込まれる危険がある。

面接官も「〇〇過ぎること」は想定しています。

突っ込まれた時にどう応えるかまで用意する必要があります。

そこで私が考えるのは、「そんなことどうでもよい欠点」を考えることです。

以前ネットで見たのは、「方向音痴です。」という回答で「ではその対策は?」という突っ込みには

「太陽の位置と影から北を推測して進みます。」というものでこれだけユーモアのある学生は内定を得た

とのことでした。もちろん営業では方向音痴はダメですが。

私が考えたのは(正解ではないかもしれませんが)

「お酒の雰囲気やみんなで騒ぐのは好きですが、お酒をたくさん飲めません。」とか

「スポーツは好きでジョギングやウォーキングはしていますが、お金の掛かるスポーツ(ゴルフ)は苦手」

これなら突っ込みにくいと思うのですが、いかがですか。

面接の回答は個人により異なります。マニュアルがそのまま自分に通用するかどうかよく考えましょう。

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