就職支援 チーム還暦にできること

還暦を過ぎた人間だからこそ伝えられること。
40年前社会人になる時、世の中がこんなに変わるとは思わなかった。

女性の働きやすい環境とは

2011-09-30 23:03:36 | 日記
女性の働きやすい環境を作るには、まず飯が炊ける、料理ができる、洗濯機が回せるよう男性を教育すること。

草食性でパラサイトシングルの最近の男性はバイタリティがないというか一人で生活ができません。

そんな男性と結婚したら女性は家事から解放されません。少なくとも家事を共同できる配偶者がいなければ女性は安心して働けません。

今、学校教育がどうなっているか知りませんが男性にサバイバル教育をしているとは思いません。もちろん家庭でも…

新卒採用において、選考では女性が男性を上回る(評価が高い)というのは常識です。仕事の与え方を間違わなければ男性と女性は互角に仕事をこなします。

すでに20代後半では女性に収入が男性を上回るというデータもあるようです。

出産という人間にとって最も崇高な役割を女性が果たすことを除けば、女性が男性に劣る部分は限られていると思います。

だからこそ炊事・育児を男性が協働する社会が必要なのです。

私は別にフェミニストではありません。

21世紀労働環境として、高齢者・外国人および女性の活用が人口の減少が必然である日本では必要と考えています。

だからこそ、生活を確保するためにダブルインカムが必要な家庭で男女の協働をスムーズに進めるために男性の教育を見直さなければなりません。

しかし…

今の学生は、逃げ道があればそこに逃げ込もうとします。

女性が家事に追われて仕事の集中できないのではなく、家事に逃げ込んで仕事から逃げている部分も否定できないのではないかと考えています。

結婚した女性が上司・同僚の理解を得て(をうまく利用して)、家事があるから仕事を軽減してもらうようにしてもらう。

こんな現状では、女性の自立は難しい。

就活において、一般事務職がいい、転勤は嫌、残業は嫌、総合職は嫌と言う意識があるようでは、働きやすい環境があってもその環境を利用できません。

まず働くことへの意識改革から始めないと環境だけを整えても意味がない。

自由は与えられるのいではなく奪い取るもの。

働きやすい職場も与えられてから自分を変えていくのではなく、自分から奪う取る気迫がなければ得られません。

もちろん男性の協力を進めることも必要なことです。

逃げ場がない既定環境を作ってから気持ちを切り替えていくのも一つの方法ですが、先人が選挙権を奪い取ってきたように女性も自らの環境を奪い取りましょう。

今日は女性の働きやすい環境について書くつもりが、何故か説教を垂れてしまいました。ごめんなさい。



自己分析

2011-09-29 22:33:57 | 日記
3年生にとって夏休みが終わり後期の授業が始まる今、就活を意識しだす時期だと思います。

休み明けに第2回の就職説明会を行い、社会人OGとの懇談会を開きましたがどうも集まりが悪い。

1時から2時の説明会には、200人を超える出席者があったのに、懇談会は30人だけ。

アンケートを取るとOGや内定者との懇談会は上位に入るのに企画をすると集まらない。

就職氷河期は知っているので危機感はあるけれど一歩踏む出すことをしない。本当に心配です。

この時期やっておくといいのは、筆記試験対策と自己分析。

12月の解禁までもう2カ月しかないので、筆記試験対策と言っても正直実力アップは難しい。

まず筆記試験・適性検査にはどんなものがあるかを知りことが大事。玉手箱なんて初めてみたらどう解くか分からないけど一度見ておくと驚かない分有利です。

さて自己分析ですが、まずは振りかえりから始めます。

大学から支給されている(筈の)就職の手引には、振りかえりシートが付いている筈ですのでそれを埋めていきましょう。

中学~高校~大学と何に時間を割いてきたか?

なぜ今の大学を選んだのか?今の大学の好きなところは何か?愛校精神を探しておきましょう。

青春の10,000時間ではないですが、10年継続してきたことがあれば大事にしておきます。企業は継続を重視する傾向があります。

長い間続けていると辞めたい時もあったでしょうがそれを乗り越えたことが評価につながります。ストイックさがあればベター。

クラブサークルは練習に厳しさがあったか?お遊びサークルは評価の対象外です。

アルバイト経験はよく考えてください。

バイト料が良く、勤務時間に融通が効き、楽な仕事で選んだのであればアルバイトを売りにするのは都合が良すぎます。

交友関係も整理してください。

友人を大切にすることは、重要なことです。社会人になってからの人脈の広さは若い頃から培われるものです。

先輩・後輩を大事にしてきた人はきっと恩返しを受けることができます。

体育会系のクラブが重宝されるのはそういった人脈の広さが築かれているからというのもあります。

趣味・特技もちゃんと整理しておきましょう。面接での話題づくりに役立ちます。

これまでの20年ちょっとの人生を整理することから始まります。

そして書きあげたものをキャリアサポートセンターにいって見てもらいましょう。

自分の思い込みでは説得力はありません。

エントリーシートで自己PRの苦手な人はこの自分の整理をきっちりしなかった人です。

焦らせるつもりは全くありませんが、12月にエントリーが始まり臨戦態勢になるとじっくり自分を振り返る時間がなくなります。

だから今、自己分析。


集中力、目的に向かっての努力と結果をだすこと

2011-09-28 22:45:37 | 日記
私は英語が苦手です。
高校の時もう少し英語出結果を出していれば、出身大学が変わっていた筈ですし、ということは人生が変わっていたことになります。(良かったかどうかは別として)

大学の時1カ月ほどヨーロッパを一人旅した経験がありますので、外人と話す度胸はありましたが英語は苦手です。

長く務めたメーカーでは、海外戦略が重要であり人事部も海外労務にかかわる必要がありました。
しかし私の特技である「英語が話せる雰囲気を作る」ことにより何故か英語が話せるのではないかと誤解されて得していました。

インドネシアでは現地人総務課長と1週間インドネシアの労務事情について協議するなんていうとんでもないことも経験しました。だから英語は判りませんが、インドネシアの労働法は判ります。

しかし、外資系の会社に転職するに当たり化けの皮が剥がれてしまいました。
英語と中国語しか話せない社員が10人以上いて彼等とコミュニケーションを取らねばならなくなったのです。

社長から「英語勉強した方がいいんじゃない」と言われ仕方なく英会話スクールの門をくぐりました。

にもかかわらず現在の大学に転職してしまいましたので英語は趣味の世界になってしまいました。

でも結構楽しいです。1年半になりますが、今まで受けてきた(30年以上前に)英語とは違った全く異なった楽しいお勉強です。

だがここで大きな問題があります。外人の英語がいまだに聞きとれないのです。

元の外資系の会社にいたら切迫した必要性からもっと上達していた筈です。
いや上達していなければ仕事になっていなかったのです。

人事部にいた頃、若手社員の英語教育(外人教師による英会話レッスン)で「週1時間のレッスンだけでは上達しない。」
「毎日30分英語に触れる生活をしなさい。」と説教をしていました。

TOEICのスコアは勉強にかけた時間に比例すると言われますが、だらだらやってはダメ。

目的を決めて集中して行わなければ時間の浪費。

自分ができていないことを棚に上げて恐縮ですが、就活においても同じ。

色々な企業を見ることができて楽しい。他大学の学生と交流できて楽しい。

苦しい中に楽しいこともあります。でも楽しことに逃げてはダメ。

短時間に集中して結果を出すことに力を注ぐことが今必要なことです。

面接の苦手なあなたに-3

2011-09-27 22:46:08 | 日記
ブログも連続200日を超えて快調かと言いますと実は苦戦の毎日です。
正直自分でも不出来な日もあります。そんな日がないよう「毎日頑張ります」と自分に叱咤激励してます!

今日は今まで女性アドバイザーにずっと指導を受けていて、明後日の面接に向けて男性面接官の練習もしたいとのことで面接の練習。

面接ではいろんな面接官ので会うので練習で相手を変えるのは正解です。

初めての人との練習は良い刺激になる―と思う。

本人の深刻では、予想外の質問に弱いというので、定番を外して変化球から入ってみました。

質問には何とか苦労しながらも答えられるのですが、考える時間が長くその時に右上に視線が浮き、面接官から視線が外れる。

当然笑顔も少ないという悪循環。改良と中という感じです。

そして一番気になるのはカルテにある通り話が長く、相手にくどいと感じさせること。

いくつかの質問で回答に苦労するとでる傾向がありました。

まず自分の弱味を話してから自分の主張を話しだすことが原因です。

「私は○○は出来ませんが、●●に自信があります…」

私にもこの傾向はあります。日常会話においてまず自分の弱味を相手に見せておいて(相手を安心させておいて)自分の主張をする。

気持ちの優しい人、相手に配慮する人にありがちな傾向です。

しかし面接ではこれはダメです。

面接では短い時間で自分の主張を相手に伝えなければなりません。

「あなたの自覚している弱みは何ですか?」のような質問(正直に答える必要はありません。長所を裏返して返事すればよい。)
であれば別ですが、自分から弱味を伝える必要は全くありません。

自分の長所をダイレクトに簡潔に伝える練習をすること。

面接練習で、短答式(クイックレスポンス)の練習をして見ると効果があるのではないかと思います。

私の趣味の将棋ではプロもやっているのですが、「10秒将棋」というものがあります。

制限時間10秒で指し続けるというもので、深い読みではなく直観を養うものです。

まず基礎を固める上では、定番の面接練習は重要ですが、苦手な部分が分かった場合、ピンポイントの修正も必要です。

面接練習では色々とリクエストして苦手を解消していきましょう。

「いろんな人から話を聞いていると、かえって分からなくなる。」と感想を述べていましたが、自分の軸をしっかりつかむことも重要なので今一度自分を見直しましょう。

まだまだやることはたくさんある。

面接な苦手なあなたに―2

2011-09-26 22:47:17 | 日記
面接官にも巧拙があります。

面接が上手くない人というのは、質問が長いという傾向があります。

最悪は質問が長くて(中には質問の意味を説明したりします。)回答がyes-noで済む場合。

前にも書きましたが、選考試験の最大の目的はポテンシャルを導き出すこと。埋もれた能力を引き出すことです。

だめな人を落とすという作業ではありません。だから「選ぶ」ではなく「見つける」「探し出す」が一番重要。

だから一つの質問を掘り下げて深く意見を聞こうとします。

面接練習でちょっと掘り下げた質問をすると圧迫面接を受けたといわれることがありますが、質問を深掘りするのは圧迫面接ではありません。

圧迫面接とは、学生の回答をどんどん否定して追い詰めていくものです。

窮地に追い込んだ時にどんな反応を見せるかを見るのです。困難克服体験を目の前でやって見せてもらう。

まあ最近は減ってきているようですのであまり心配する必要はありません。

元に戻します。

面接では、一つの質問に一つの答えだけを用意(暗記)しておくだけでは不足です。

どう展開するかはわかりませんが自分の回答に責任をもって柔軟な回答ができるようにしておくことが必要です。

簡単に言いますと、「あなたの強みは何ですか?」という質問から「それはどのように身につきましたか」「どのような場面で効果を発揮しましたか」「その具体例はありますか」「これから仕事にどのように活用していきますか」という風に芋づる式に質問が広がります。

キャリアサポートセンターでの面接練習で、「質問の深掘りをしてください。」と注文を付けて下さい。

それも複数の人に練習してもらうこと。面接官には色々なタイプがいます。少しでも色々な経験をしておくこと。

自分の準備としては、答えを暗記するのではなく、8割の基礎と2割のアドリブができればいいなと思います。

そのためにはすこしでも沢山の情報・話題があれば強いと思います。

何かに例えて回答する場合に色々なことを知っていれば有利です。

新聞を読め、本を読めというのは「最近気になるニュースは何?」という質問に応えるためだけではありません。

自分の知識が広ければ、それだけ回答にも余裕が生まれるというものです。

面接は怖くありません。

自分なりの考えと意見を持ち、緊張しないよう場数を踏んでおく。きっとあなたも面接が好きになります。